［２０日　ロイター］ - ＜為替＞２１日開催の欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会への警戒感から、ユーロが対ドルで下落した。一方、豪ドル、カナダドルなどの資源国通貨は、中国経済をめぐる懸念後退で数カ月ぶりの高値圏にとどまっている。

［ニューヨーク　２０日　ロイター］ - 米国株式市場は上昇し、最高値に迫った。原油相場が持ち直したことで、一連の企業決算を受けた楽観的なムードがさらに強まった。

［ワシントン　２０日　ロイター］ - 全米リアルター協会（ＮＡＲ）が２０日に発表した３月の米中古住宅販売は年率換算で前月比５．１％増の５３３万戸だった。市場は３．５％増の５３０万戸を予想していた。米経済は第１・四半期に失速したもようだが、住宅市場は引き続き底堅いことを示唆している。

［ロンドン　２０日　ロイター］ - イングランド銀行（英中銀）のマカファーティー金融政策委員は２０日、賃金の伸びは総合インフレ率の低迷で抑制されているが、物価の上昇が加速すれば賃金増のペースも速まる可能性があるとの認識を示した。

［アテネ　２０日　ロイター］ - ギリシャ中央銀行が２０日発表した２月の経常収支は８億０４００万ユーロ（９億１３３４万ドル）の赤字となった。赤字額は前年同期の１４億５０００万ユーロから縮小した。所得勘定の改善と貿易赤字の縮小が要因。

［ベルリン　２０日　ロイター］ - ドイツのガブリエル経済相は２０日、欧州中央銀行（ＥＣＢ）によるユーロ圏経済刺激のための利下げは限界に達しており、加盟国政府は貯蓄を投資に回すことで支援する必要があるとの見解を示した。

［東京　２０日　ロイター］ - アジア開発銀行（ＡＤＢ）の中尾武彦総裁は、５月２６、２７日の主要国首脳会議（伊勢志摩サミット）に関し、「先進国の政策運営の安定化につながり、着実な成長に結び付けることが重要」と語った。

［東京　２０日　ロイター］ - スタンダード＆プアーズ・レーティングズ・サービシズ（Ｓ＆Ｐ）は２０日、日本の長期ソブリン格付けを「Ａ＋」に据え置いた。また、アウトルックは引き続き「安定的」とした。

［東京　２０日　ロイター］ - 第一生命保険は２０日、２０１６年度の一般勘定資産運用計画について、クレジット投資を中心に円債の残高を増やすとの方針を示した。円債のうち国債は減少させる。低金利下での利回り確保を目指し、資産運用の高度化に向けた取り組みも行う。具体的にはインフラや実物資産などミドルリスク・ミドルリターン分野への投資を強化する。ヘッジ外債、外国株は引き続き残高の増加を見込んでいる。

［東京　２０日　ロイター］ - 日本フランチャイズチェーン協会が２０日発表した３月の全国コンビニエンスストア売上高は、既存店ベースで７９２９億円。前年同月比では０．０６％減と、わずかながら１２カ月ぶりのマイナスとなった。