［ブリュッセル　２６日　ロイター］ - ユーロ圏財務相はギリシャの改革審査をめぐり、今週２８日にも予定していた臨時会合の開催を見送る方針を示した。

［ロンドン　２６日　ロイター］ - イングランド銀行（英中銀）のカンリフ副総裁（金融安定担当）は２６日、銀行の収益が過去より低下する可能性を投資家は認識する必要があると述べた。

［２６日　ロイター］ - ＜為替＞　ドルが主要通貨に対し弱含んだ。朝方発表された経済指標が予想を下回る内容となったことで、２７日公表の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明ではハト派的なスタンスが示されるとの観測が強まった。

［ベルリン／アテネ　２６日　ロイター］ - ギリシャの経済財政改革の進展状況をめぐる同国と国際債権団との協議で合意が得られれば、ギリシャの銀行は欧州中央銀行（ＥＣＢ）からすぐにでも低コストで資金調達が可能になる可能性がある。複数の関係筋がロイターに対し明らかにした。

［ワシントン　２６日　ロイター］ - 米商務省が２６日発表した３月の耐久財受注は前月比０．８％増と市場予想の１．８％増を下回った。自動車やコンピューター、電子機器が落ち込み、全体の重しとなった。製造業の低迷はまだ終わりからほど遠いことを示唆した。

［東京　２６日　ロイター］ - 三菱商事の垣内威彦社長は２６日、ロイターとのインタビューで、前期に創業以来の赤字に転落する要因となった資源分野について「３年程度はネットベースで（資産を）増やさないように運用する」との方針を示した。資源関連では原料炭と銅、液化天然ガス（ＬＮＧ）に注力し、経営資源の大半は非資源分野に投入する。

［東京　２６日　ロイター］ - 国内主要生損保の２０１６年度資産運用計画が出そろった。キーワードは多様化・高度化。低金利に拍車がかかる日本国債や為替ヘッジコストが上昇している米国債を避け、欧州債や、社債、インフラ・ファンドなどより利回りが高い商品の投資を拡大させる傾向が一段と強まった。

［東京　２６日　ロイター］ - 金融庁が、地方銀行に対して外貨調達時のリスク管理を徹底するよう要請していたことがわかった。複数の関係筋が２６日、明らかにした。

［東京　２６日　ロイター］ - 三菱自動車は２６日、燃費試験用データの不正問題について、国が定める法令とは異なる方法でデータを測り始めた時期が１９９１年からだったと発表した。対象車種数は調査中という。

［東京　２６日　ロイター］ - 明治安田生命は２６日、２０１６年度の運用計画を発表し、国内債券への投資は市場環境を考慮しつつ慎重に行い、残高は横ばいになるとの見通しを示した。外国債券については、オープン債は為替動向や金利水準など見極めつつ積み増す。