［東京　２８日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比１４８円５０銭高の１万７４３８円９９銭と４日ぶりに反発した。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明で６月利上げの可能性を明確に示さなかったことで前日の米ダウが上昇。円相場の落ち着きや原油高なども支援材料となり、買いが先行している。

［ワシントン　２７日　ロイター］ - 三菱自動車は２７日、米国で販売された２０１３─２０１７年型の自動車について、燃料データの不正はないと明らかにした。

［ニューヨーク　２７日　ロイター］ - 米国株式市場は、ダウ平均とＳ＆Ｐ５００が小幅高。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）声明で６月利上げの可能性を明確に示さなかったことを受け、安心感が広がったという。一方、アップルは前日発表した決算が嫌気され急落、ナスダック指数の下押し要因となった。

［パリ　２７日　ロイター］ - ユーロ圏財務相会合（ユーログループ）のデイセルブルム議長（オランダ財務相）は２７日、ギリシャ問題について協議するため、来週にもユーロ圏財務相会合が開催される可能性があると述べた。

［ワシントン　２７日　ロイター］ - ３月の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）以降に入手した情報は、経済活動は成長が減速したように見える（economic activity appears to have slowed）中でも、労働市場の状況は一段と改善したことを示している。家計の実質所得は堅調な割合で増え（has risen at a solid rate）、消費者心理も前向きな状態を保っている（remains high）が、家計支出の伸びは緩やかになった（has moderated）。

［ワシントン　２７日　ロイター］ - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は２７日まで開催した連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）でフェデラルファンド（ＦＦ）金利の誘導目標を０．２５━０．５０％に据え置くことを決定し、追加利上げは見送った。ただ経済見通しに対する信頼感を表明し、６月に利上げを実施する可能性に道を残した格好となった。

［ニューヨーク　２７日　ロイター］ - アトランタ地区連銀の経済予測モデル「ＧＤＰナウ」によると、第１・四半期の米国内総生産（ＧＤＰ）伸び率予想は０．６％で、２６日時点での見通しである０．４％から加速した。貿易関連統計の内容が加味された。

［ベルリン　２７日　ロイター］ - ドイツ政府は２７日、電気自動車（ＥＶ）とプラグインハイブリッド車の購入者を対象にした総額１０億ユーロ（１０億ドル）規模の新たな補助金制度の計画を発表した。

［ワシントン　２７日　ロイター］ - 米財務省のシーツ次官（国際問題担当）は２７日、中国主導で設立されたアジアインフラ投資銀行（ＡＩＩＢ）について、米国は現時点では投資は検討していないものの、セーフガード措置などが導入されれ適切に運営されれば同行は国際機関として「建設的な追加」となるとの考えを示した。

［２７日　ロイター］ - 全米リアルター協会（ＮＡＲ）が発表した３月の中古住宅販売仮契約指数は前月比１．４％上昇の１１０．５となり、２０１５年５月以来の高水準となった。