［東京　１０日　ロイター］ - 麻生太郎財務相は１０日、参院財政金融委員会に出席し、米国の為替報告書で日本が監視リストに掲載されたことによって「日本の為替政策は制約されない」と指摘した。大久保　勉委員（民進）の質問に対する答弁。

［東京　１０日　ロイター］ - 石原伸晃経済再生相は１０日の閣議後会見で、４月末の日銀の金融政策決定会合後の急激な円高・株安など市場動向について「注視している」と述べ、「日本経済のファンダメンタルズ（基礎的条件）に大きな変化はない」と指摘した。

［東京　１０日　ロイター］ - 石井啓一国交相は１０日の閣議後の会見で、タカタと自動車メーカー各社に対し、国内で販売された車を対象にした同社製エアバッグのリコール（回収・無償修理）範囲の拡大について、今月２０日までに検討・報告するよう９日に指示したと述べた。

［９日　ロイター］ - 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は９日、米国経済は良好な状態にあるとの認識を示したほか、低インフレが「現在、中央銀行にとって最大の課題」と述べた。オンラインの質疑応答で述べた。

［ベルリン　１０日　ロイター］ - フランス中央銀行のビルロワドガロー総裁は、「ヘリコプターマネー」について欧州中銀（ＥＣＢ）は討議しておらず、必要もないとの見解を示した。

［ブリュッセル　９日　ロイター］ - ギリシャのチャカロトス財務相は９日、国際支援の第一次審査の完了に必要な財政、構造改革に関して、ユーロ圏諸国と暫定合意したと明らかにした。臨時のユーロ圏財務相会合（ユーログループ）後の会見で述べた。

［ニューヨーク　９日　ロイター］ - 米国株式市場はほぼ変わらず。製薬アラガンをはじめヘルスケア関連株に買いが入り、エネルギー株や素材株の下げを相殺した。この日はＳ＆Ｐ５００種の主要１０業種中５業種が上昇。１．１３％高のヘルスケアが主導する一方で、エネルギーと素材がともに１．２５％下落した。

［９日　ロイター］ - ＜為替＞　円が対ドルで約２週間ぶりの安値を付けた。麻生太郎財務相が為替の急激な変動は経済・財政政策上も望ましくないとし、その場合は為替市場介入をする用意があると語ったことが背景。

［フランクフルト　９日　ロイター］ - ドイツの与党政治家からの非難にさらされている欧州中央銀行（ＥＣＢ）のドラギ総裁は、意外な支援者を見つけたもようだ。今までドラギ氏に対する最大の批判者だったドイツ連銀のワイトマン総裁だ。　

［ミネアポリス　９日　ロイター］ - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、現行の金融政策スタンスは「おおむね正しい」とし、利上げに対し慎重かつ忍耐強く臨む方針を支持する立場を示した。ロイターとのインタビューに応じた。