［ニューヨーク　２０日　ロイター］ - ２０日午前のニューヨーク外為市場では、円相場が１ドル１１０．５０円近辺で推移。前日終盤からは０．５％程度の円安・ドル高で、約３週間ぶりの円安水準。

［ワシントン　２０日　ロイター］ - 全米リアルター協会（ＮＡＲ）が２０日に発表した４月の米中古住宅販売は年率換算で前月比１．７％増、前年比６．０％増の５４５万戸となり、予想の５４０万戸を上回った。米経済が第２・四半期入り後堅調に推移している可能性が示された。

［仙台市　２０日　ロイター］ - 仙台市で開かれている主要７カ国（Ｇ７）財務相・中央銀行総裁会議は２０日、最重要テーマである世界経済について議論を行った。会合では世界経済の成長確保に向け、各国が金融・財政・構造政策を活用して自国経済の活性化を図ることを再確認したが、主要国による協調した財政出動には踏み込まなかった。

［仙台市　２０日　ロイター］ - カナダのモルノー財務相は、最近の米連邦準備理事会（ＦＲＢ）高官による利上げ発言について、米国経済の改善を示すもので歓迎するとの見解を示した。

［仙台市　２０日　ロイター］ - 主要７カ国（Ｇ７）財務相・中央銀行総裁会議に出席しているドイツのショイブレ財務相は、世界経済についてＧ７は依然よりも楽観的との認識を示した。

［北京　２０日　ロイター］ - 中国の習近平国家主席は２０日、自身が座長を務める会議で、供給側の改革を推進する機会を捉えるべきと述べた。新華社が伝えた。習主席は自身が座長を務める会議で、供給側の改革は短期的には経済的な痛みを伴うが、実行しないのは長期的な痛みにつながると述べたという。

午後５時のドル／円は、ニューヨーク市場午後５時時点に比べてドル高／円安の１１０円前半。主要７カ国（Ｇ７）財務相・中央銀行総裁会議を控え東京市場では朝方から様子見ムードが広がったが、ドルは株高、原油高などを背景に底堅さを見せた。

［フランクフルト　２０日　ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）が発表した３月のユーロ圏経常収支は、季節調整後で２７３億ユーロ（３０６億１０００万ドル）の黒字だった。モノの輸出拡大が寄与し、黒字幅が２月（１９２億ユーロ）から拡大した。

［　２０日　ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）が発表した３月のユーロ圏経常収支は、季節調整前で３２３億ユーロの黒字だった。

［東京　２０日　ロイター］ - ２０日に出そろった大手損保３社の２０１７年３月期の当期純利益見通しは、海外事業の差が出て、明暗が分かれそうだ。米保険会社の買収効果が出る東京海上ホールディングスが増益基調を維持する見通しを示した半面で、損保ジャパン日本興亜ホールディングスは減益見通しとなった。ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングスは前期比ほぼ横ばいの予想。熊本地震に伴う企業向けの保険金支払による業績への影響は各社とも軽微にとどまる見通しだ。