［東京　６日　ロイター］ - 浅川雅嗣財務官は６日午後、日本記者クラブで記者会見し、為替市場の動向について「投機的な動きによって過度の変動が起こらないか、緊張感を持って注視していく」と語った。

［ヘルシンキ　６日　ロイター］ - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は６日、米経済が冬季の不振から持ち直したことで、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は利上げに近づいた、との見方を示す一方、５月の雇用統計については「期待外れ」と指摘し、早期利上げに否定的な見解を示唆した。ヘルシンキで講演した。

［東京　６日　ロイター］ - 午後３時のドル／円は、前週末ニューヨーク市場午後５時時点と比べ、ドル高／円安の１０６．９６／９８円だった。予想より弱かった米雇用統計を受け、上値の重さが意識された。いったん１０７円を回復したものの、イエレン米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長の講演を前に、様子見が強まった。

［ニューヨーク　３日　ロイター］ - 米国株が再び過去最高値に迫っており、トレーダーは上昇相場に乗り遅れたくないが、高値への警戒感も募らせている。オプション市場では、こうした状況におあつらえ向きの取引「ストック・リプレースメント」が活発化している。

［東京　６日　ロイター］ - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比１８９円２８銭安の１万６４５２円９５銭と反落した。前週末に発表された５月米雇用統計の内容が予想外に悪く、円相場が１ドル１０６円台まで急伸したことを嫌気。輸出株を中心に売りが先行した。下げ幅は一時３００円を超えたが、今晩のイエレン米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長の講演を控え下値では買い戻しも入り、前場後半は下げ渋る展開となった。

［東京　６日　ロイター］ - 浅川雅嗣財務官は６日、都内で記者団の取材に応じ、「為替市場の動向を注視している」と語った。

［東京　６日　ロイター］ - 国際通貨基金（ＩＭＦ）の古沢満宏副専務理事（元財務官）は６日、少子高齢化が今後の経済成長や財政に与える影響を踏まえ、「世界経済の展望は決して明るいものではなく、下振れリスクも目立つ」と指摘した。アジアが世界経済で「最もダイナミックな地域」とする一方、２０１６─１７年の成長率は約５．３％へと若干減速するとの見通しを示した。都内で開かれたフォーラムで述べた。

［北京　５日　ロイター］ - 中国は民間投資の伸び鈍化を受け、企業向けに法律や政府サービスを改善するための措置を講じる方針を打ち出した。国営メディアが４日遅くに伝えた。

［上海　５日　ロイター］ - 中国の小売大手である蘇寧雲商集団は、イタリアのサッカークラブ「インテル・ミラノ」の過半株式を買収する方針だ。６日に中国の南京で双方が発表する見通し。

［東京　６日　ロイター］ - 今週の外為市場で、ドル／円は上値が重い展開が予想される。先週末に発表された米雇用統計が予想外に弱い内容だったことを受け、米国の早期利上げ観測が後退している。英国の欧州連合（ＥＵ）離脱懸念でリスク回避の円買いが広がれば、１０５円半ばまで下押しされる可能性もあるという。