［ロンドン　２７日　ロイター］ - 世界の大手銀行は、ポンド相場<GBP=>が１ポンド＝１．２０ドルまで下がる可能性を視野に入れ始めた。欧州連合（ＥＵ）離脱が決まった英国は景気後退に陥って金融業が苦境に見舞われ、サッチャー政権下で改革が軌道に乗る前の１９８０年代初頭のような暗黒時代に逆戻りするとの懸念が背景にある。

［ワシントン　２８日　ロイター］ - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のパウエル理事は、欧州連合（ＥＵ）離脱を決めた英国民投票により世界のリスクは下振れ方向に傾いた、との認識を示した。

［ロンドン／ミラノ　２８日　ロイター］ - 欧州株式市場は３営業日ぶりに反発して取引を終えた。先週の英国民投票で同国の欧州連合（ＥＵ）離脱が決まったことで前日まで大きく売り込まれていたが、この日は金融株を中心に持ち直した。

［　２９日　ロイター］ - ＜為替＞　ポンドとユーロが対ドルで反発した。英国の欧州連合（ＥＵ）離脱決定をきっかけにした急激な売りの流れが一服した。リスク回避ムードが和らいだため、安全通貨とされる円はドルに対して軟化した。

［ニューヨーク　２８日　ロイター］ - 終盤のニューヨーク外為市場では、ポンドとユーロが対ドルで反発した。英国の欧州連合（ＥＵ）離脱決定をきっかけにした急激な売りの流れが一服した。リスク回避ムードが和らいだため、安全通貨とされる円はドルに対して軟化した。

［ワシントン　２８日　ロイター］ - 米商務省が２８日発表した第１・四半期の国内総生産（ＧＤＰ）確報値は、年率換算で前期比１．１％増と、改定値の０．８％増から上方修正された。市場予想は１．０％増だった。ソフトウェアなどの企業投資や、輸出が上方修正された一方、個人消費は引き下げられた。

［２８日　ロイター］ - 米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード（ＣＢ）が発表した６月の米消費者信頼感指数は９８．０と、５月の９２．４から上昇し、昨年１０月以来の高水準を記録した。市場予想の９３．３も大きく上回った。

［ニューヨーク　２８日　ロイター］ - スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）が発表した、４月のＳ＆Ｐケース・シラー米２０都市圏住宅価格指数は前年比で５．４％上昇した。

［２８日　ロイター］ - 米ダウ・ケミカルは、コーニングとの合弁ダウ・コーニングの完全支配権を得る一環として、全世界で従業員の４％に当たる２５００人を削減する方針を明らかにした。

［ベルリン　２８日　ロイター］ - ドイツのメルケル首相は、英国との緊密な関係を維持しつつも欧州連合（ＥＵ）を強化する意向を強調した。同首相は議会で「（英国のＥＵ離脱後に）残る２７カ国が、正しく前進する意思を能力を示すとが重要だ」と述べた。