［東京　１２日　ロイター］ - 午後３時のドル／円は、ニューヨーク市場午後５時時点に比べ、ややドル高／円安の１０３．０４／０６円だった。ドル買い／円売りの基調は継続したものの、１０３円台では英国民投票後の戻り高値がレジスタンスとして意識され、１０３円を挟んだもみ合いが続いた。

［ワシントン　１１日　ロイター］ - 米大統領選で共和党の候補指名を確実にした実業家ドナルド・トランプ氏は１１日、バージニア州で演説し、テキサス州ダラスの警官銃撃事件を踏まえ、自身が思いやりのある「法と秩序の候補」だとアピールし、治安対策を重視する姿勢を強調した。

［ローマ　１１日　ロイター］ - イタリア財務省は、銀行の不良債権売却を支援するため政府保証を与える法令を８月初めまでに承認する方針。関係筋が１１日明らかにした。

［東京　１２日　ロイター］ - １９日に先物上場が予定されている東証マザーズ市場は岐路に立つことになる。待望のヘッジ機能が備わることで流動性と安定性が増す可能性もあるが、現物指数の構成銘柄のゆがみを突いた投機的なトレードが入る恐れも強まる。短期筋中心の「鉄火場」になってしまえば、長期投資家は敬遠し、再びボラティリティの高い市場に戻りかねない。

［シドニー　１２日　ロイター］ - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は１２日、米国の金利は緩やかな上昇軌道に乗っているが、利上げのタイミングは経済情勢次第との見解を示した。シドニーで開催された銀行関係会合で述べた。

［東京　１２日　ロイター］ - ビール大手５社が１２日に発表した２０１６年１―６月期（上半期）のビール系飲料（ビール、発泡酒、新ジャンル）課税出荷数量は、前年同期比１．５％減の１億９２７８万ケース（１ケースは大瓶２０本）となり、過去最低を更新した。年初の落ち込みの影響が大きく、４―６月期は０．２％増と、ほぼ前年並みの需要に回復している。

［東京　１２日　ロイター］ - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比４１５円５４銭高の１万６１２４円３６銭と大幅に続伸した。取引時間中としては、英国の欧州連合（ＥＵ）離脱が決まった６月２４日以来、約半月ぶりに１万６０００円台を回復した。前日の米国株高や円安を背景に朝方から幅広く買いが先行。政府による大型経済対策への期待も持続し、戻りを試す展開となった。ドル／円が１０３円台まで円安に進むと買い戻しが加速し、上げ幅は一時５００円を超えたが、前引けにかけては戻り待ちの売りで上げ幅を縮小させた。

［東京　１２日　ロイター］ - ホンダと大同特殊鋼は１２日、レアアース（希土類）の一種であるジスプロシウムなどの重希土類を一切使わない熱間加工ネオジム磁石を、ハイブリッド車（ＨＶ）用駆動モーターに世界で初めて実用化したと発表した。ホンダは同モーターを今秋発表予定の新型「フリード」に採用する。

［ブリュッセル　１１日　ロイター］ - 欧州連合（ＥＵ）の欧州委員会は、先月の英国民投票でＥＵ離脱が決まったことを受け、英国とユーロ圏の成長率見通しを下方修正した。

［ローマ　１２日　ロイター］ - 国際通貨基金（ＩＭＦ）は１２日、今年のイタリアの経済成長率見通しを１％弱、２０１７年を１％前後にそれぞれ下方修正した。５月末時点には、今年は１．１％、１７年は１．２５％との見通しを示していた。