［東京　９日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は続伸した。序盤は前日の大幅高の反動で小口の利益確定売りが先行したものの、程なくしてプラスに転じた。弱含む円相場と原油相場の上昇が投資家心理を改善させた。後場はじり高の展開となり、１万６７００円台を回復。終値は７月２１日以来、約半月ぶりの高値水準を付けた。

［ロンドン　８日　ロイター］ - 世界有数のフィンテック集積拠点としての英国の将来は、欧州連合（ＥＵ）離脱決定を受けて黄信号が灯ったように見えるが、金融サービスのイノベーターという英国の名声はＥＵ離脱を乗り越えるかもしれない。

［東京　９日　ロイター］ - 正午のドル／円は、前日ニューヨーク午後５時時点に比べ、若干ドル安／円高の１０２．３７／３９円。シンガポール市場が休場のうえ、事業法人の多くが夏季休暇に入るなか、商いは低迷し、方向感に乏しい値動きとなった。

［東京　９日　ロイター］ - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比１８円５５銭高の１万６６６９円１２銭と小幅に続伸した。朝方は前日大幅高した反動で小口の利益確定売りが先行したものの、安寄り後まもなくプラスに転じた。弱含みの円相場や原油高が投資家心理を改善させた。日銀によるＥＴＦ買いへの期待もあり、売り込みにくい相場展開だった。石油関連株が買われたほか、食料品、小売などへの押し目買いも目立った。

［東京　９日　ロイター］ - 日銀が９日に発表した７月のマネーストック統計によると、指標となるＭ３の月中平均残高は１２６３兆５０００億円となり、前年比で２．９％増加した。伸び率は３カ月連続で横ばいだった。マイナス金利政策導入による金利低下を受けて定期性預金から流動性の高い預金へのシフトが続いている。

［北京　５日　ロイター］ - 中国各省の上半期の経済成長率は、製鉄や鉱業に依存する地方が低い伸びにとどまる一方、大都市部が高成長を遂げ、明暗を分けた。経済の軸足を重工業から個人消費へと移す政府の政策を背景に、国内経済の不均衡が拡大している様子が浮き彫りになった。

［ニューヨーク　８日　ロイター］ - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。前週末に発表された７月米雇用統計が予想より堅調となり、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利上げ観測が強まってドルが買われた流れを引き継いだ。

［ニューヨーク　８日　ロイター］ - 米国株式市場は小幅安。医薬品株の下げが相場を圧迫した。一方、原油の値上がりでエネルギー株はしっかりだった。

［８日　ロイター］ - ＜為替＞　ドルが主要通貨に対して上昇した。前週発表の７月の米雇用統計が好調だったことで米利上げ観測が高まっていることが背景。ドル指数は０．２３％高の９６．４２１、ドル／円<JPY=>は０．７３％高の１０２．５２円で推移している。

［ベルリン　８日　ロイター］ - 米デルタ航空はコンピューターのシステム障害を受け世界各地で運航を見合わせていたが、一部の便の運航を再開したことを明らかにした。