［東京　１５日　ロイター］ - 出光興産は１５日、創業家が反対している同社と昭和シェル石油との経営統合について、昨年末に出光昭介名誉会長に対して、昭和シェルの株式取得について説明し、了解を得ていたことを明らかにした。

［東京　１５日　ロイター］ - 関係筋によると、財務省は特別会計の借入金入札の下限金利をゼロ％に引き下げる方向で調整に入った。大手行など投資家に対してヒアリングを開始しており、早ければ１０─１１月の入札から適用する。

［東京　１５日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は小反落。１ドル１０１円台前半とドル安／円高方向に振れた為替が重しとなったが、日銀による上場投資信託（ＥＴＦ）買い入れ期待などが下値を支え、日経平均はプラス圏に浮上する場面もあった。

［東京　１５日　ロイター］ - ２０１６年４─６月の国内総生産（ＧＤＰ）に対し、民間エコノミストの評価は「悲観」と「楽観」に二分されている。円高や政府の対策効果によって成長率が大きく影響を受け、その「実力」が見極めにくいことが影響している。

［東京　１５日　ロイター］ - 正午のドル／円は、前週末ニューヨーク市場午後５時時点とほぼ同水準の１０１．３４／３６円だった。通常は商業決済が出やすい五・十日だったが、国内企業の多くが夏季休暇に入っており、大きなフローは出なかった。「アジア時間は材料が乏しい」（国内金融機関）との声も出ていた。

［東京　１５日　ロイター］ - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比０円７９銭高の１万６９２０円７１銭となり、横ばいで午前の取引を終了した。為替がドル安／円高方向に振れたことが重しとなり、売りが先行したものの、日銀のＥＴＦ（上場投信）買いへの思惑から押し目買いが入り、プラスに転じた。ＴＯＰＩＸは前週末比０．１７％安と反落した。

［東京　１５日　ロイター］ - 麻生太郎財務・金融担当相は１５日の繰り上げ閣議後会見で、日銀のマイナス金利政策が銀行収益に与える影響に関する一部報道について、コメントを控えるとした。そのうえで、一般論として、マイナス金利政策には資金調達コストの低下や保有国債の評価益などプラスの効果もあり、当該報道は一面的だと指摘した。

［東京　１５日　ロイター］ - 麻生太郎財務相は１５日の閣議後会見で、２０１６年４─６月期の実質国内総生産（ＧＤＰ）が前期比プラス０．０％、年率換算でプラス０．２％にとどまったことに関し、「個人消費の伸びが力強さを欠いている」との認識を示した。その上で「（８月２日に閣議決定した）経済対策を踏まえ、構造改革も含め取り組みたい」と語った。

［東京　１５日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比５３円０３銭安の１万６８６６円８９銭となり、反落して始まった。外為市場でのドル安／円高の進行を受け、主力外需株は総じて軟調な滑り出しとなった。ただ全体相場は売り一巡後、下げ渋る展開となっている。

［ベルリン　１４日　ロイター］ - 独自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）は１４日、排ガスをコントロールする不正ソフトウエアを搭載しているディーゼル車４６万台について、技術的な修理に関するドイツ当局からの承認を新たに得たと発表した。これで承認を得た車両の数は５００万台を超えた。