［東京　１６日　ロイター］ - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比２１３円９３銭高の１万７８８２円０８銭となり、大幅反発した。米国株高や、一時１ドル１０９円台前半までドル高／円安方向に振れた為替が手掛かり材料となり買いが先行。日中は利益確定売りが上値を圧迫する場面があったものの、上昇幅は２００円を超えた。金融株は連日の上昇となった。

［ローマ　１５日　ロイター］ - イタリアのパドアン経済・財務相は１５日、米大統領選でのトランプ氏の勝利について、投資家にとって憂慮すべき兆候があると述べるとともに、歴史的な低金利に終止符を打つ可能性があるとの見解を示した。

［ブリュッセル　１５日　ロイター］ - 欧州連合（ＥＵ）の欧州委員会は英ＨＳＢＣ、米ＪＰモルガン、仏クレディ・アグリコルに対し、ユーロの金利指標を不正に操作したとして年末までに罰金を科すとみられる。関係筋が１５日明らかにした。

［ニューヨーク　１５日　ロイター］ - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨バスケットに対して上昇し、１１カ月ぶりの高水準となった。対円では１０９円台前半に上昇し、一時５カ月半ぶりの高値を付けた。１０月の米小売売上高が堅調だったことで米国債利回りが上昇し、ドル買いを後押しした。

［１５日　ロイター］ - ＜為替＞　ドルが主要通貨バスケットに対し１１カ月ぶりの高値近辺で推移。当初は債券売りに歯止めがかかったことで、ドルの持ち高を圧縮する動きが出たが、予想を上回る米小売売上高統計を受けて１２月の米利上げ観測が再び高まり、ドルは当初の下げから持ち直した。

［パリ　１５日　ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は、ＥＣＢはインフレ率を目標の２％弱の水準まで押し上げる上で前進しているが、警戒を緩めるべきではないとの認識を示した。

［ワシントン　１５日　ロイター］ - フィッシャー米連邦準備理事会（ＦＲＢ）副議長は、金融規制は一部証券の流動性を制限している可能性があるが、市場に過度の打撃は与えていないとの認識を示した。

［ニューヨーク　１５日　ロイター］ - 米アトランタ地区連銀の経済予測モデル「ＧＤＰナウ」によると、第４・四半期の米国内総生産（ＧＤＰ）伸び率は年率３．３％になる見通し。

［ワシントン　１５日　ロイター］ - 米商務省が１５日発表した９月の企業在庫（季節調整済み）は前月比０．１％増と小幅な増加だった。市場は０．２％の増加を予想していた。

［ベルリン　１５日　ロイター］ - 欧州連合（ＥＵ）統計局が発表した第３・四半期のユーロ圏の域内総生産（ＧＤＰ）改定値は前期比０．３％増となり、速報値と一致した。英国の欧州連合（ＥＵ）離脱決定から３カ月が経過した後もユーロ圏経済が底堅く推移していることが裏付けられた。