［東京　１０日　ロイター］ - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比５円７８銭安の１万９４４８円５５銭と小幅に続落した。為替が１ドル１１５円台まで円高方向に傾いたことで、朝方から輸出株などに売りが先行。一時は８３円安まで下げたが、下値を売り込むエネルギーは乏しく、次第に下げ渋る展開となった。１２月の中国生産者物価指数（ＰＰＩ）が予想を上回る上昇率になったと伝わると、先物主導でプラス圏に浮上したが、前引けにかけて再び下げに転じた。ＴＯＰＩＸは小幅に上昇して引けた。

［東京　１０日　ロイター］ - 石原伸晃経済再生相は１０日の閣議後会見で前週末の米雇用統計で賃金の伸びが加速したのに着目し「米景気回復が持続的に進むと強く感じた」と述べた。もっともトランプ新政権の政策運営は「通商政策など注意深く見る必要がある」とも指摘した。

［９日　ロイター］ - 北米国際自動車ショーが米ミシガン州デトロイトで開幕し、各社が新型車を公開した。高級セダン、小型のスポーツ用多目的車（ＳＵＶ）、電気自動車、ディーゼルエンジン搭載のピックアップトラックなどが披露された。

［東京　１０日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比３９円５０銭安の１万９４１４円８３銭となり、続落して始まった。為替が１ドル１１５円台まで円高方向に傾いたことで、輸出株などに売りが先行した。

［デトロイト　９日　ロイター］ - デトロイトで開かれた北米国際自動車ショーでは世界の自動車業界幹部が、メキシコに工場を建設する各社の動きを批判しているトランプ次期米大統領の意向を意識して、米国へ投資する自社の方針を相次いで強調した。

［ハートフォード（米コネチカット州）　９日　ロイター］ - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は９日、連邦準備理事会（ＦＲＢ）はより迅速な利上げを可能にし、ドル高の景気への悪影響を和らげるためにバランスシートの縮小を「検討すべき」との見解を表明した。

［　９日　ロイター］ - ＜為替＞　ドルが対円で下落し１ドル１１６円台前半で推移。米国での国債利回り低下や株価の値下がりがドル売りにつながった。英ポンドはドルやユーロに対し１％以上下落。メイ首相の発言を受けハード・ブレグジット（強硬な離脱）をめぐる懸念が広がった。

［アトランタ　９日　ロイター］ - 米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は、金融危機からの米経済の回復はほぼ完了したとし、当局者は生産性の向上など、長期的な問題に取り組む必要があるとの認識を示した。

［ニューヨーク　９日　ロイター］ - 終盤のニューヨーク外為市場では、米国株の下落と米国債利回りの低下を背景にリスク回避の動きが強まり、ドルが円に対して下落した。ドル／円<JPY=>は一時、０．８％安の１１５．９７円に下げた。

［デトロイト　９日　ロイター］ - トヨタ自動車のジム・レンツ専務役員は９日、今後５年間の米国での設備投資額は１００億ドルで、過去５年間の投資額と同額になるとの見通しを示した。北米国際自動車ショーでのインタビューで述べた。