［東京　３１日　ロイター］ - キリンホールディングス の磯崎功典社長は３１日、記者団に対し「キリンビールがブラジル市場から全く消えてしまうことはない」と述べた。ブラジル事業を行う子会社のブラジルキリンの売却交渉を行っていることは認めたうえで、結論は出ていないとし、ブラジル市場での「一番搾り」の販売を継続したい考えも示した。

［東京　３１日　ロイター］ - トランプ米大統領が自動車分野における日米貿易収支の不均衡を非難し、日本の自動車メーカーに圧力をかけ始めていることで、貿易・生産面で自動車産業への依存度が大きい日本経済にとって打撃になりかねないとの懸念が専門家の間で広がり出した。基幹産業の生産や研究開発の米国シフトが加速すれば、日本企業の競争力低下や、国内の設備投資や賃金上昇といった安倍政権の目指す経済好循環にも水を差す可能性がある。

［東京　３１日　ロイター］ - みずほフィナンシャルグループ（ＦＧ）が３１日発表した２０１６年４―１２月期業績は、当期利益が前年同期比２．８％減の５０４６億円となった。

［東京　３１日　ロイター］ - コマツが３１日に発表した２０１６年４─１２月期の連結業績（米国基準）は、営業利益が前年同期比３０．８％減の１０７０億円となった。売上高は同１０．５％減の１兆２２６７億円だった。

［東京　３１日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は、大幅に続落した。トランプ米大統領による移民・難民入国規制に対する抗議行動が世界に広がり、米政権への不信感などで前日のダウが下落。為替も１ドル１１３円台前半まで円高方向に振れるなど外部環境の悪化が相場の重しとなった。

［東京　３１日　ロイター］ - 野村ホールディングスが３１日発表した２０１６年１０─１２月期連結決算（米国会計基準）は、当期利益が前年同期比およそ倍増の７０３億円となった。

［東京　３１日　ロイター］ - 日本銀行は３１日、金融政策決定会合を開催し、「経済・物価情勢の展望」（展望リポート）を公表した。成長率見通しが昨年１０月の前回リポートから上方修正される一方、物価見通しは概ね変わらなかった。

［東京　３１日　ロイター］ - 正午のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点と比べ、ドル安／円高の１１３．５０／５２円だった。トランプ米大統領による移民・難民入国規制に対する警戒感から日経平均株価が大幅安となり、ドル／円の上値は重かった。正午前に日銀が金融政策の現状維持を決めたと発表され、１１３円後半に持ち直す場面もあったが、上昇の勢いは続かなかった。

［ワシントン　３０日　ロイター］ - 米ホワイトハウスは、トランプ大統領が３１日に製薬業界の代表者らと面会することを声明で発表した。業界関係者との面会はこれまで公表されていなかった。代表者らの氏名は明らかになっていない。

［ロンドン　３１日　ロイター］ - 英議会は３１日以降、数週間にわたりメイ首相の欧州連合（ＥＵ）離脱計画を審議する。親ＥＵ派の議員らは計画の修正を求めているが、結局はほぼ原案通りの形で可決され、首相が示す３月末までの離脱交渉開始に間に合うとの見方が強い。