［東京　１５日　ロイター］ - 日本株が底堅い動きをみせている。日経平均は２万円手前で足踏みしているものの、調整幅は限定的。北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりにも抵抗力を示した。下支え材料は、堅調な国内企業業績への期待だ。

［ベルリン　１５日　ロイター］ - ドイツ経済省は１５日に公表した月報で、公共・民間消費が引き続き増加し、小幅な輸出の伸びが見込まれるとし、国内経済は力強い成長を継続する見通しだと指摘した。

［ヨハネスブルグ　１５日　ロイター］ - 南アフリカのボーダコムは１５日、ケニアのサファリコムの株式３５％を親会社の英携帯電話大手ボーダフォンから３４６億ランド（２５億９０００万ドル）で取得すると発表した。ケニアでの事業を拡大する。

［東京　１５日　ロイター］ - アサヒグループホールディングスは１５日、２０１７年１―３月期（ＩＦＲＳ）が増収増益になったと発表した。好調な飲料事業や買収した西欧ビール事業の上乗せなどが寄与した。海外売上高比率は２２％に拡大した。１７年１２月期の見通しは据え置いた。

［パリ　１５日　ロイター］ - 世界的なサイバー攻撃の影響で生産を停止していたフランスの自動車大手、ルノーは１５日、同社工場の９０％が通常操業をしていることを明らかにした。ルノーは、攻撃に使われたランサムウエアが拡散するのを防ぐため、フランスとルーマニアで生産を停止していた。

［東京　１５日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は小幅に続落した。前週末のさえない米経済指標などを受け、為替が１ドル１１３円台前半まで円高に振れたことが重しとなった。下げ幅は一時１４０円超となり、取引時間中として１週間ぶりの安値を付ける場面があったが、売り一巡後は押し目買いで下げ渋る展開だった。ＴＯＰＩＸも小幅続落。日経平均とともに高値引けとなった。

［ニューヨーク／ボストン　１２日　ロイター］ - 写真・動画共有アプリのスナップチャットを運営する米スナップの株式を３月末時点で米国で最大手級のミューチュアルファンドやヘッジファンドの一部が保有していたことが１２日、ファンド各社が米証券取引委員会（ＳＥＣ）に提出した資料で明らかになった。

［バリ（イタリア）　１３日　ロイター］ - ノーベル経済学賞受賞者のアンガス・ディートン米プリンストン大学教授はトランプ米大統領の経済政策について、主に富裕層が成長の恩恵を受け、国内の所得格差の拡大を助長する恐れがあるとの見方を示した。インタビューで述べた。

［東京　１５日　ロイター］ - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前日比４１円７５銭安の１万９８４２円１５銭となり、小幅に続落した。低調な米経済指標や北朝鮮をめぐる地政学リスク再燃を背景に、為替が１ドル１１３円台前半まで円高に傾いたことが嫌気された。一時は１４３円安まで下げたものの、日本株はバリュエーション面から下値余地が乏しいとの見方もあり、次第に下げ渋る展開となった。不動産、建設など内需系銘柄が買われた。

［東京　１５日　ロイター］ - 日銀が１５日に発表した４月の企業物価指数（速報）によると、国内企業物価指数（２０１５年＝１００．０）は前年比で２．１％上昇となり、消費税率引き上げの影響を除いたベースで２０１４年１月（同２．５％上昇）以来、３年３カ月ぶりの高水準となった。原油など国際商品市況の持ち直しや円安を背景に、前年比のプラス幅拡大が続いている。