主要６通貨に対するドル指数は０．１％安の９３．４４９。前週末は、堅調だった７月米雇用統計を手掛かりに０．７６％上昇していた。

［ニューヨーク　７日　ロイター］ - 米国株式市場はダウ工業株３０種平均が終値ベースで９営業日連続して過去最高値を更新した。Ｓ＆Ｐ総合５００種とナスダック総合指数も上伸。エネルギー株が売られた半面、消費関連株やハイテク株は買いが優勢だった。

［７日　ロイター］ - ＜為替＞　主要６通貨に対するドル指数が小幅安。ただ、強い雇用統計を受けた前週末４日の上げの大半を維持している。市場はインフレ動向を見極めようと、１０日に発表される卸売物価指数（ＰＰＩ）、１１日の消費者物価指数（ＣＰＩ）に注目している。ドルは対円では０．１４％高の１１０．８３円。

［フランクフルト　７日　ロイター］ - ドイツ連邦金融サービス監督庁（ＢａＦｉｎ）は７日、自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）とダイムラーが株主に対する情報開示の規則に違反したかについて調査を開始したと述べた。

［７日　ロイター］ - 米電気自動車（ＥＶ）大手テスラは７日、量産型セダン「モデル３」の増産に向けて、社債発行を通じて約１５億ドルを調達する方針を明らかにした。

［ベルリン　７日　ロイター］ - 市場調査グループのセンティックスが発表した８月のユーロ圏投資家センチメント指数は２７．７と、７月の２８．３から小幅に低下した。ロイターがまとめたアナリスト予想の中間値（２７．８）とほぼ一致した。

午後５時のドル／円は、ニューヨーク市場午後５時時点より小高い１１０円後半。７月の米雇用統計は、全般に良好と金融市場に解釈されたが、ドルは１１１円に定着できず、この日も上値を追う動きは見られなかった。

［ミュンヘン　４日　ロイター］ - 独ミュンヘンの検察当局は４日、自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）傘下の高級車部門、アウディの排ガス不正問題を巡る捜査が同社の取締役会メンバーに及んでいると明らかにした。

［ベルリン　７日　ロイター］ - ドイツ経済省が発表した６月の鉱工業生産指数は前月比１．１％低下し、予想に反して今年初のマイナスとなった。５月は１．２％上昇していた。

［東京　７日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は反発。前週末の米国株が市場予想を上回った７月雇用統計を受けて上昇したことや、為替が１ドル１１０円台後半とやや円安に振れたことを追い風に主力輸出株は買い優勢となった。指数は終日２万円を下回ることなく推移するなどしっかりとした値動きだった。ただ、既に夏休み入りした投資家もおり、１日の値幅は約４８円とこう着感の強さが目立った。東証１部の出来高は１５億０５９０万と低調だった。