［東京　９日　ロイター］ - 日銀が９日に発表した７月のマネーストック統計によると、指標となるＭ３の月中平均残高は１３０５兆１０００億円となり、前年比で３．４％増加した。伸び率は前月の同３．３％増から小幅拡大。マイナス金利政策の導入後に進行した定期預金から普通預金などへのシフトの流れが一巡している。

［ウィルミントン（米デラウェア州）／ワシントン　８日　ロイター］ - 破産法の適用を申請したタカタの米国法人ＴＫホールディングスは、欠陥エアバッグで負傷した米国の被害者が起こした自動車メーカーに対する訴訟の停止を９日に連邦裁判所に求める方針。

［ワシントン　８日　ロイター］ - 米下院歳出委員会のメンバーを務める共和党のコール議員は８日、下院共和党が歳出削減を伴わない連邦債務上限引き上げを支持する可能性は低いとの認識を示した。

［８日　ロイター］ - ＜為替＞　序盤は軟調に始まったドルが、過去最高となった６月の米求人件数を受けて堅調に転じ、主要６通貨に対してここ１週間余りで最高の水準に上昇した。

［８日　ロイター］ - 米国株式市場は、主要指数がそろって反落して引けた。午後の早い時間までは相場が堅調に推移していたが、トランプ米大統領が北朝鮮に対して強硬的な発言をした影響で、取引終盤にリスク回避姿勢からの売りが広がった。

［ニューヨーク　８日　ロイター］ - 米財務省が実施した２４０億ドルの３年債入札は多くの需要を集め、応札倍率が３．１３倍と、２０１５年１２月（３．１４倍）以来の高水準を記録した。

［ワシントン　８日　ロイター］ - 米労働省が発表した６月の求人労働移動調査（ＪＯＬＴＳ）によると、求人件数は前月比４６万１０００件増の６１６万３０００件で、統計を開始した２０００年１２月以降で最高を記録した。

［ベルリン　８日　ロイター］ - ドイツ連邦統計庁が８日発表した６月の貿易統計（季節調整済み）で、輸出は前月比２．８％減、輸入は４．５％減となり、ともに予想を下回った。

［東京　８日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は、反落。前日の米株高が支えとなり小幅高で寄り付いたが、買いは続かずマイナス圏に転落。ソフトバンクグループの下落などが重しとなり、売り優勢で推移した。終値で節目の２万円を２営業日ぶりに下回った。

［東京　８日　ロイター］ - 午後３時のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点に比べ、ややドル安／円高の１１０円半ば。手掛かり材料に乏しい中、朝方からじりじり値を下げた。国内輸出企業のポジション調整などが指摘された。市場は、週後半の米消費者物価指数（ＣＰＩ）などに関心が向かっている。