［東京　７日　ロイター］ - トヨタ自動車は７日、２０１８年３月期通期の連結業績（米国会計基準）の利益予想を上方修正した。営業利益は前期比０．３％増の２兆円となる見通し。従来は同７．２％減の１兆８５００億円と想定していたが、円安効果などが寄与し、一転して増益を見込む。

［東京　７日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は大幅に４日続伸。１９９６年６月に付けたバブル崩壊後の戻り高値を更新した。為替がドル安／円高に振れたことを背景に小安く始まったものの、良好な企業業績を評価した買いが継続し切り返す展開。上げ幅は一時４００円を超えた。終値は１９９２年１月９日以来、約２５年１０カ月ぶりの高値水準となった。

［上海　７日　ロイター］ - 中国税関総署は７日、廃棄物の密輸取り締まりを強化したと発表した。容疑者３９人を逮捕し、廃プラスチック・鉱物系廃棄物３万３０００トンを押収したとしている。

［東京　７日　ロイター］ - 石井啓一国土交通相の７日の閣議後会見で、日産自動車が完成検査員になるための試験で不正を行っていたことについて「完成検査員の育成プロセスをないがしろにする極めて不適切な事案だ」と述べ、再発防止の徹底を求めた。その上で「今回発覚した事案の再発防止策の検討、実施を含めて完成検査が適切かつ確実に実施されるよう指導していく」と語った。

［東京　７日　ロイター］ - 正午のドル／円は、前日ニューヨーク市場の午後５時時点から小幅ドル高／円安の１１３．８４／８６円。午前の取引では日経平均が９２年以来の高値を更新したが、ドルが全般に軟調だった海外市場の流れは大きく変わらず、１１３円台で上値の重い展開が続いた。午前の値幅はわずか上下２４銭だった。

［６日　ロイター］ - 米電気自動車（ＥＶ）大手テスラのバッテリーエンジニアリング担当ディレクター、ジョン・ワグナー氏が退社したことが、同氏のリンクトインのプロフィールで明らかになった。

［ロンドン　６日　ロイター］ - ロス米商務長官は６日、訪問先の英国で講演し、同国の欧州連合（ＥＵ）離脱交渉では米国の商業的利益に合致する条件でＥＵ側と合意する必要があり、ＥＵの「非常に保護主義的な」通商上の姿勢を受け入れるべきではないとの見解を示した。

［ワシントン　６日　ロイター］ - 米財務省は６日、同省の金融調査局（ＯＦＲ）のリチャード・バーナー局長が１２月３１日に辞任すると発表した。任期を約１年残しての辞任となる。

［東京　７日　ロイター］ - 日産自動車は６日、出荷前に新車の安全性などを最終確認する完成検査を行う資格者を認定する社内試験で、受験者に事前に試験内容を漏らしたり、事前に解答を教えたりするなどの不正が行われていたことを明らかにした。問題発覚後に立ち上げた第三者による調査で判明した。

［東京　７日　ロイター］ - 厚生労働省が７日発表した９月の毎月勤労統計調査（速報）では、名目賃金に当たる現金給与総額が前年比０．９％増の２６万７４２７円と、２カ月連続で増加した。実質賃金は０．１％減と４カ月連続で減少したが、厚労省は「賃金は基調として緩やかに増加している」としている。