［ルクセンブルク　２１日　ロイター］ - 国際通貨基金（ＩＭＦ）のラガルド専務理事は２１日、ＩＭＦが７月の世界経済見通し改定で、ユーロ圏の成長率見通しを下方修正する公算が大きいと語った。

［東京　２２日　ロイター］ - ５月の全国消費者物価指数（生鮮食品を除く、コアＣＰＩ）は前年同月比０．７％の上昇となり、前月から横ばいとなった。ロイターがまとめた民間予測と一致した。外食やエネルギーが押し上げに寄与したものの、外国パック旅行費の下落が相殺した格好だ。

［ワシントン　２１日　ロイター］ - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は２１日、大手銀行を対象としたストレステスト（健全性審査）の第一弾の結果を公表し、全３５行が合格したと明らかにした。対象行はＪＰモルガン・チェース、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ（バンカメ）など。

［ニューヨーク　２１日　ロイター］ - ニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対して反落。利益確定売りで１１カ月ぶり高値から下落した。ポンドは、イングランド銀行（英中央銀行）のチーフエコノミストが利上げを支持したことで、７カ月ぶり安値水準から上昇した。

［メキシコ市　２１日　ロイター］ - メキシコ中銀は２１日の政策決定会合で、政策金利を２５ベーシスポイント（ｂｐ）引き上げ７．７５％とした。ペソ急落に伴うインフレリスクの高まりを阻止する狙いとみられる。

［ニューヨーク　２１日　ロイター］ - 米財務省が行った５０億ドルの３０年物インフレ指数連動債（ＴＩＰＳ）リオープン（銘柄統合）入札は、間接入札者の落札比率が８０．７８％と過去最高水準だった。

［２１日　ロイター］ - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は２１日、トランプ政権が実施した税制改革は短期的に経済成長押し上げに寄与するものの、持続的な効果を発揮するかは不透明との見解を示した。

［２１日　ロイター］ - 米フィラデルフィア地区連銀が発表した６月の連銀業況指数は１９．９と、前月の３４．４から低下し、２０１６年１１月以来約１年半ぶりの低水準となった。市場予想は２９．０だった。

［ロンドン　２１日　ロイター］ - 英国立統計局（ＯＮＳ）が発表した５月の公的部門財政収支（国有銀行除く）は５０億ポンドの赤字となった。赤字額は前年同月の７０億ポンドから縮小し、ロイターのまとめたエコノミスト予想の下限にとどまった。

［東京　２１日　ロイター］ - 資金使途を環境改善に資する事業に限定したグリーンボンド（環境債）の発行が増えている。背景には環境・社会・ガバナンスを投資の判断基準とするＥＳＧ投資の高まりがあり、機関投資家が将来的にＥＳＧ投資の比率を増やすとの見通しが広がっている。その一方、通常の社債よりも利回りが下がる傾向にあるため、積極的には買いづらくなっているとの声も投資家の一部に出ている。