米商務省が３０日発表した７月の個人消費支出（季節調整済み）は前月比０．４％増と底堅く伸びた。市場予想と一致した。第３・四半期初めに経済が堅調に伸びたことを示唆した。

中国国務院（内閣に相当）は３０日、減税策を公表した。今年の企業コストを４５０億元（６５億９０００万ドル）強削減できるという。対米貿易摩擦が激化する中、成長の下支えを狙う。国営ラジオが伝えた。

スルガ銀行は３０日、同行の不適切融資を調査している第三者委員会が９月７日に報告書を提出する予定だと発表した。

たばこ大手ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン（ＢＡＴ、東京都港区）は３０日、１０月１日のたばこ増税に伴い、加熱式たばこ「グロー」専用たばこ製品全１７銘柄の値上げを財務省に申請したと発表した。値上げ幅は１箱４０円。

東京株式市場で日経平均は小幅に８日続伸した。米国市場でナスダック総合とＳ＆Ｐ総合５００が連日最高値を更新。為替も１ドル１１１円台後半と円安が進み、外部環境を好感した買いが先行した。節目の２万３０００円を突破し、取引時間中としては５月２１日以来、３カ月ぶりの高値を付けたが、買い一巡後は上値が重くなった。上海株市場が安く始まると先物売りに押され一時下げに転じる場面もあった。後場は値動きが鈍ったもののプラス圏で引けた。８日続伸は昨年１０月の１６連騰以来の連続上昇となる。

ドルは前日のニューヨーク市場で買われた流れを引き継いで、朝方は１１１．７０円付近で底堅く推移していたが、午前１０時半に発表された一連の豪経済指標が予想外の弱さを示したことや、日経平均が上げ幅を縮小したことなどを受けて、１１１．５１円付近まで下落した。

韓国の現代自動車は、中国で製造した自動車を東南アジア諸国に輸出する計画だ。中韓関係の悪化や価格競争の激化により中国でのシェアが低下し、生産能力がだぶついているため。事情に詳しい関係者２人と、現代の中国での合弁会社が明らかにした。

欧州連合（ＥＵ）のバルニエ首席交渉官は２９日、ＥＵを離脱する英国と前例のない密接な関係を築く用意があると表明した。

イタリアのディマイオ副首相は２９日、イタリアが投機的な攻撃を受けた場合に欧州中央銀行（ＥＣＢ）にイタリア国債の買い入れを実施するよう政府が要請したとの報道を否定した。

カナダのフリーランド外相は２９日午前、北米自由貿易協定（ＮＡＦＴＡ）再交渉のため、ワシントンの米通商代表部（ＵＳＴＲ）に入った。