［東京　１７日　ロイター］　いちよし証券投資情報部チーフストラテジストの高橋正信氏は、ロイターの緊急株式インタビューの中で、信用収縮に対応するには米金融政策だけでは限界があり、逆にドル安が加速するリスクもあるとの見方を示した。そのうえで、個別の金融機関が資本増強をできるだけ早く進めることが重要だと指摘している。　

　［東京　１７日　ロイター］　興銀第一ライフ・アセットマネジメント　シニアポートフォリオマネジャーの宮田康弘氏はロイターとの緊急株式インタビューで、公定歩合の引き下げを決めた米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の対応は後手に回った感があると評価をした。

　［東京　１７日　ロイター］　谷垣禎一自民党政調会長は１７日午後、日本記者クラブの講演の中で、福田康夫首相が日銀総裁人事について、きょう１７日中の提示に向けて最終調整していると与党に伝えていたことを明らかにした。

　［ワシントン　１６日　ロイター］　米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は１６日、金融危機の広がりを阻止するため、２つの緊急措置を発表した。公定歩合を３．５０％から３．２５％に引き下げ、即日実施するとともに、プライマリーディーラー（米政府証券公認ディーラー）が公定歩合でニューヨーク連銀から資金を借りられる新たな貸出制度を創設することを予想外の声明で明らかにした。

　［上海　１７日　ロイター］　１７日朝方の中国株式市場では、チベット自治区の騒乱を受け、チベット関連銘柄が急落している。

　［ローマ　１６日　ロイター］　経営難に陥っていたイタリアのアリタリア航空は１６日、航空大手エールフランスＫＬＭの買収提案を受け入れることを決めた。

　［香港　１７日　ロイター］　１７日のアジア株式市場は、大幅に下落している。ドルはユーロに対して最安値をつけている。米ＪＰモルガン・チェースが米ベアー・スターンズを買収すると発表したこと、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が公定歩合を引き下げたことを背景に、金融システムのぜい弱さがあらためて意識された。

　［ニューヨーク　１６日　ロイター］　以下は米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が１６日発表した「公定歩合による新貸出制度についてのＦＲＢの声明全文」。

　［ニューヨーク　１６日　ロイター］　米ＪＰモルガン・チェースは１６日、ベアー・スターンズ買収関連費用が６０億ドルに達するが、買収が完了すれば１０億ドル相当収益を押し上げるとの見通しを示した。

　［東京　１７日　ロイター］　週明けの東京市場は、急激なドル安／円高を受けて日経平均が４００円以上急落。心理的な節目とみられていた１万２０００円を割り込んだ。ドル／円は９６．５６円まで下げ約１２年半ぶりの安値を更新した。