［東京 ８日　ロイター］　大田弘子経済財政担当相は８日の閣議後の記者会見で、２月景気動向指数で基調判断を２カ月連続で下方修正したが、全体の景気認識について「踊り場的状況との認識に変わりはない」と述べた。「気になる数字だが、もう少し様子をみたい。景気判断に変更はない」と語った。

　［ワシントン　７日　ロイター］　ブッシュ米大統領は７日、米経済は困難な時期にあるが、回復すると確信していると述べ、景気対策の第２弾を検討中の米議会に、最近成立した景気対策法の効果が表れるのを待つよう促した。

　［東京　８日　ロイター］　寄り付きの東京株式市場では、日経平均が反落。７日までの戻りピッチの速さに警戒感も出ており、１万３３００円台に水準を切り下げて始まった。

　［ウィーン　７日　ロイター］　ドイツのシュタインブリュック財務相は、２００８年にインフレが緩和するとの認識を示した。７日付のオーストリアの日刊紙スタンダードとのインタビューで述べた。

　［ニューヨーク　７日　ロイター］　米国株式市場はほぼ変わらず。原油価格の上昇を受け、企業利益が圧迫されるとの懸念が浮上、信用収縮の状況が改善しているとの楽観的見方が相殺され、一時の上げを削って引けた。

　［ワシントン　７日　ロイター］　米ホワイトハウスのフラット報道官は７日、最初の景気刺激策がまだ完全に実施されていないとし、第２の景気刺激策の必要性について協議するのは時期尚早との見解を示した。

　［ニューヨーク　７日　ロイター］　米大手貯蓄金融機関ワシントン・ミューチュアルは米プライベートエクイティＴＰＧなどから５０億ドルの出資を受け入れることで近く合意する。複数の関係筋が７日、明らかにした。

　［ニューヨーク　７日　ロイター］　全米経済研究所（ＮＢＥＲ）のフェルドスタイン所長は７日、私見として、昨年１２月もしくは今年１月以降、米経済はリセッション（景気後退）に入りつつある、との見方を示した。ＣＮＢＣとのインタビューで述べた。

　［東京　７日　ロイター］　イオンは７日、２００９年２月期の連結営業利益が１６５０―１７５０億円になる見通しと発表した。１０期ぶりに営業減益となった０８年２月期の１５６０億円からの改善を見込んでいる。イオン単体の既存店売上高は横ばいながら、粗利益率が改善。経営改革を進めている米タルボットの回復も寄与する。

　［ベルリン　７日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのウェーバー独連銀総裁は７日、金融市場の混乱が世界経済の重大なリスクとの見方を明らかにした。