［東京　８日　ロイター］　内閣府が８日に発表した３月の景気ウォッチャー調査では、景気の現状判断ＤＩが３６．９となり、前月比で３．３ポイント上昇した。１月に３１．８と、直近の底をつけた後、２カ月連続の上昇となったが、横ばいを示す５０の水準を１２カ月連続で下回った。

　［北京　７日　ロイター］　ロイター調査によると、第１・四半期の中国国内総生産（ＧＤＰ）伸び率は過去２年で最も低い水準に鈍化する見通し。一方、３月の消費者物価指数（ＣＰＩ）上昇率は高水準にとどまると予想されている。

　［フランクフルト　７日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）は今週１０日の理事会で、定例買いオペの最低応札金利を４．００％に据え置くと予想されている。ユーロ圏ではインフレ率が上昇する一方で、先行きの経済成長については、まちまちのシグナルが出ている。

　［東京　８日　ロイター］　東京商工リサーチが８日発表した２００７年度の全国企業倒産件数（負債総額１０００万円以上）は前年比７．７％増の１万４３６６件、負債総額は同６．４％増の５兆７９５５億３９００万円だった。一方、３月の全国企業倒産件数（負債総額１０００万円以上）は前年同月比８．０％増の１３４７件、負債総額は同３．２％減の４７２９億８２００万円だった。

　［上海　８日　ロイター］　８日の中国株式市場は続伸して午前の取引を終えた。証券株や非鉄株が商いを伴って上昇した。上海総合指数は４４．６５０ポイント（１．２４％）高の３６４４．２６８で午前の取引を終えた。

　［マイアミ　７日　ロイター］　ポールソン米財務長官は７日、米州開発銀行の会議で記者会見し、米国がウォール街の安定化措置を通じて金融市場に介入したことについて、中南米諸国の政府に手本を示しているわけではないと述べた。

　［東京　８日　ロイター］　ＪＦＥホールディングスとＩＨＩは８日、造船事業の統合について検討を開始すると発表した。韓国・中国の造船会社が設備増強を積極的に進めていることを受け、今後、国際競争が激化すると予想し、経営基盤を強化する必要があると判断した。

　［東京　８日　ロイター］　午前の東京株式市場では、日経平均が反落。これまでの戻りピッチの速さへの警戒感から売りが先行した。米アルコアの減益決算を受けて、米企業業績を見極めたいとの様子見気分も強まった。ただ、下値は限定的で、１万３３００円台を中心にもみあいが続いた。

　［東京　８日　ロイター］　額賀福志郎財務相は８日、閣議後の会見で、１１日にワシントンで開催される７カ国財務相・中央銀行総裁会議（Ｇ７）に臨むにあたり、米サブプライムローン（信用度の低い借り手向け住宅ローン）問題を背景に金融市場の混乱が続いている中で、世界経済・金融の安定に向けた政策を議論することが大事との認識を示した。

　［東京　８日　ロイター］　町村信孝官房長官は８日の閣議後の会見で、日銀正副総裁人事に関連し、渡辺博史前財務官を副総裁候補として提示したことについて、むしろ財政・金融連携の観点から財務省出身者が入ることが望ましいと思うと語った。