［東京　１７日　ロイター］　企業年金連合会の年金運用部債券グループ・ファンドマネージャーの師田光太郎氏は、２００８年度の円債運用では「イールドカーブ（利回り曲線）のバランスに収益上のチャンスがある」との見方を示した。

　［ニューヨーク　１６日　ロイター］　米経済のインフレ圧力の高まりは、通常ならドル相場を支援するが、リセッション（景気後退）懸念が市場を圧迫する中、投資家はドル支援要因とは受け止めない見通しだ。

　［ソウル　１７日　ロイター］　韓国のサムスン・グループ[SAGR.UL]の不正資金疑惑を捜査している特別検査官チームは１７日、同グループの李健熙（イ・ゴンヒ）会長を脱税および背信罪で起訴した。

　［東京　１７日　ロイター］　英投資ファンドのザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド（ＴＣＩ）は１７日、電源開発（Ｊパワー）に対し、増配要求を含む５つの株主提案を行ったと発表した。ＴＣＩは５提案を６月の定時株主総会で中垣喜彦社長による会社提案として採用されるよう求め、仮に採用されなければ、株主総会で社長の再選を否定する方針としている。

　［チューリヒ　１７日　ロイター］　時価総額ベースで欧州最大の医薬品メーカーであるスイスのロシュ・ホールディングは１７日、第１・四半期の売上高が２％増の１０９億スイスフラン（１０８億６０００万ドル）になったと発表した。抗インフルエンザウイルス剤「タミフル」の売上高が不振で、予想に届かなかった。

　［東京　１７日　ロイター］　経済産業省が１７日に発表した２月の鉱工業生産指数確報値（２００５年＝１００、季節調整済み）は１１０．２となり、前月比１．６％上昇となった。速報値の０．９％上昇から上方修正となった。

　［ニューヨーク　１６日　ロイター］　トムソン出版のインターナショナル・ファイナンシング・レビュー（ＩＦＲ）に掲載されたリポートによると、ＪＰモルガン・チェースは６０億ドル相当の非累積永久優先株を発行する計画。

　［東京　１７日　ロイター］　経済産業省は１７日、２月の鉱工業生産指数確報値（２００５年＝１００、季節調整済み）を発表した。２月の鉱工業生産指数は１１０．２となり、昨年１０月の１１０．０を抜いて２００５年基準では最高となった。

　［ニューヨーク　１６日　ロイター］　ＪＰモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン最高経営責任者（ＣＥＯ）は１６日、同社はベアー・スターンズ買収を決めた後も、引き続き地方銀行をターゲットに買収先を探している、と明らかにした。

　［東京　１７日　ロイター］　１７日の東京市場は株高・債券安、ドル／円やクロス円も堅調に推移している。ＪＰモルガン・チェースなど米企業決算を前向きに評価するセンチメントになっており、株式市場には欧州勢や国内の機関投資家から買いが入っている、という。