［東京　２４日　ロイター］　本格化している決算発表で、急激なドル安／円高を理由にした今期の減益見通し発表が続出し、輸出型企業の業績に円高が大きな打撃となっている構図が鮮明になってきた。

　［東京　２４日　ロイター］　トヨタ自動車は２４日、海外事業を担当していた浦西徳一副社長が６月に退任するなどの役員人事を発表した。国内営業を担当している豊田章男副社長が海外事業も兼務する。また、岡本一雄副社長が副会長となり、トヨタの副社長は現在の７人から５人になる。

　［東京　２４日　ロイター］　日本郵政[JP.UL]の西川善文社長は２４日、ゆうちょ銀行とスルガ銀行の提携会見で、ゆうちょ銀行などの上場時期について早ければ２０１０年度、遅くとも２０１１年度には実現させるとの従来方針をあらためて示した。

　［２４日　ロイター］　ドイツのＩＦＯ経済研究所が２４日に発表した４月の業況指数は１０２．４となり、前月の１０４．８から低下、市場予想を下回った。ロイターがまとめたエコノミストの予想平均は、１０４．３だった。

　［チューリヒ　２４日　ロイター］　スイス国立銀行（中央銀行）は２４日の定例オペで、１週間物のレポ金利を大幅に引き下げ、１．９０％とした。

　［東京　２４日　ロイター］　ＳＢＩホールディングスの北尾吉孝最高経営責任者（ＣＥＯ）は２４日の決算会見で、ジャスダック証券取引所の売却について日本証券業協会と大阪証券取引所が協議している問題で、「今のところジャスダックに何かすることは考えていない。考えた時期も一時あったが、もっといいことを考えたため、それは捨てた」と述べた。

　［東京　２４日　ロイター］　民主党の菅直人代表代行は２４日の定例会見で、政府・与党がガソリン税の暫定税率維持を盛り込んだ租税特別措置法改正案を衆院で再議決した場合の福田康夫首相への問責決議案の提出について、衆院解散・総選挙に最も有効につなげていける戦術かどうかの観点から検討していくと述べた。

　［東京　２４日　ロイター］　ＳＢＩホールディングスの北尾吉孝最高経営責任者（ＣＥＯ）は２４日、野村証券の元社員によるインサイダー取引の疑いについて、野村の「管理体制、組織体制が甘いとしか言いようがない」と批判した。決算会見で述べた。

　［ロンドン　２４日　ロイター］　英バークレイズは２４日、第１・四半期の利益は前年同期に比べ減少したと明らかにした。厳しい金融市場の環境を背景に、投資銀行部門と資産運用部門が低迷し、全体の業績を圧迫したという。

　［チューリヒ　２４日　ロイター］　スイスの金融大手クレディ・スイス・グループのブレイディ・ドゥーガン最高経営責任者（ＣＥＯ）は２４日、第１・四半期決算で新たな評価損を計上した後、今後さらに追加の評価損を計上するかどうか予想するのは困難だとの見方を示した。また、市場の回復を期待していないとも述べた。