［ソウル　２６日　ロイター］　英フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）紙がウェブサイトで報じたところによると、英銀行大手ＨＳＢＣホールディングスは、米プライベート・エクイティ・ファンドのローン・スター[LS.UL]から韓国外換銀行（ＫＥＢ）の過半数株を取得する計画が数週間以内に進展をみせない場合、これを白紙に戻す可能性がある。

　［北京　２６日　ロイター］　中国国家発展改革委員会（ＮＤＲＣ）傘下のシンクタンクである国家情報センターのFan Jianping氏は、２００８年の同国の消費者物価指数（ＣＰＩ）上昇率は前年比７％と、０７年の４．８％から加速するとの見方を示した。２６日付の中国証券報に掲載された論説で明らかにした。

　［シドニー　２６日　ロイター］　豪銀５位のセント・ジョージ銀行は２６日、同４位ウエストパック銀行がデュー・ディリジェンス（資産査定）の結果、同行を約１６６億豪ドル（１６０億米ドル）で買収することに合意したと発表した。

　［東京　２６日　ロイター］　午前の東京株式市場で日経平均は大幅反落。１万４０００円を大きく割り込んだ。前週末の米株安と円高進行を嫌気して売り優勢で始まり、売り一巡後下げ渋ったが、先物に断続的な売りが出て下げ幅を広げた。

　［東京　２６日　ロイター］　町村信孝官房長官は２６日午前の会見で、空席となっている日銀副総裁人事について「今国会での提示はなかなか難しい状況」と述べ、政府内で人事が難航しており、当面空席が続く見通しを示した。

　［ベルリン　２４日　ロイター］　米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、ドイツのシュピーゲル誌とのインタビューで、米国はすでに景気後退（リセッション）入りしており、その期間も深刻度も、多くの専門家の予想を上回るとの見通しを示した。

　［東京　２６日　ロイター］　寄り付きの東京株式市場で日経平均は反落。前週末の米株安と円高進行を嫌気してハイテクや自動車など輸出株中心に幅広く売りが先行している。証券、海運、鉄鋼、銀行などの下げもきつい。一方、丸の内地区のオフィス賃料について１５─２０％値上げで交渉中と伝えられた三菱地所に刺激され不動産株がしっかり。

　［ニューヨーク　２５日　ロイター］　２６日から始まる１週間の米国株式市場は、夏季のドライブシーズン開始に伴い、原油価格が一段と重要な要因となる見通し。エネルギー価格の上昇は企業利益にも影響し始めている。

　［東京　２６日　ロイター］　今週の外為市場では、相次ぎ発表される米経済指標がドルの行方を左右する展開となりそうだ。指標が事前予想を下回り、株価下落や金利低下といった動きが鮮明となれば、ドルは最近の取引レンジ下限とされる１０２円半ばを再び割り込む可能性もあるという。原油など商品市況の動きにも引き続き関心が集まっている。

　［シンガポール　２４日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）のトリシェ総裁は、金融市場の混乱と食料・商品価格高騰による経済的影響は衝撃の蓄積で、明らかにまだ終わっていないとの認識を示した。２４日付のウォールストリート・ジャーナル紙が伝えた。