［東京　４日　ロイター］　４日の東京株式市場で、電池や農業、原発関連など材料株が一斉高となっている。ＦＤＫや古河電池、ジーエス・ユアサ　コーポレーションなどの電池株が連日の活況となっているほか、化学肥料大手のコープケミカルや、農業機械の井関農機など農業関連株が東証１部値上がり上位にランクインした。

　［東京　４日　ロイター］　上場ＲＥＩＴ（不動産投資信託）に投資する国内籍公募ファンドの５月末の純資産残高は前月末比０．１％増の８兆７９９６億円となった。微増ながら２カ月連続の増加。国内ＲＥＩＴ相場の上昇や円安が支援材料となったが、「投資家の慎重姿勢は変わっておらず、資金の流れは鈍い」（大手運用会社）という。

　［パリ　３日　ロイター］　中国の政府系ファンド（ＳＷＦ）である中国投資有限責任公司の高西慶社長兼最高投資責任者（ＣＩＯ）は３日、プライベートエクイティへの投資を強化させたいとの意向を明らかにした。また、商品やディストレス債にも原則として関心があると述べた。

　［プラハ　３日　ロイター］　グティエレス米商務長官は３日、米経済は今年下半期に成長が加速するとの見通しを示した。商務省が先週発表した第１・四半期の国内総生産（ＧＤＰ）伸び率改定値は前期比年率０．９％で、速報値の０．６％から上方改定された。

　［東京　４日　ロイター］　英フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）紙は、米リーマン・ブラザーズが３─５月期に一部のヘッジ取引で５億─７億ドルの損失を被ったと報じた。これにより同社の損失は予想以上に拡大し、資本増強を迫られる可能性があるという。

　［東京　４日　ロイター］　午前の東京株式市場で日経平均は反発。前日のバーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長によるドル安への警告発言を受けて円安基調となったことを好感し、輸出株のほか銀行を含む主力株を中心に幅広く買われた。

　［東京　４日　ロイター］　財務省が発表した２００８年１─３月期の法人企業統計によると、設備投資（ソフトウエアを含む）は全産業で前年比４．９％減となり、４四半期連続の減少となった。ロイターがまとめた民間調査機関の予測は前年比９．６％減少だったが、発表された数字は予測を上回った。民間エコノミストの間では、１１日に発表予定の１─３月期ＧＤＰ２次速報は、１次速報から上方修正されるとの見方が強まっている。

　［東京　４日　ロイター］　寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発。米紙ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が米リーマン・ブラザーズが自社株買いを実施するなどと報じたが、国内株式の影響は限定的となっているという。

　［サンフランシスコ　３日　ロイター］　米ウォールストリート・ジャーナル紙は、関係者の話として、リーマン・ブラザーズが株価の下落を受け、自社株買いを始めたと報じた。規模は不明という。

　［デトロイト　３日　ロイター］　自動車メーカー各社が発表した５月の米国内自動車販売台数は、前年から減少した。ガソリン価格の上昇を受けて、大型トラックやスポーツ用多目的車（ＳＵＶ）が敬遠され、ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）、フォード・モーター、クライスラーの販売台数は、２けた減の落ち込みとなった。