［ブリュッセル　４日　ロイター］　経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）は４日、半期経済見通しを発表し、２００８年のユーロ圏の域内総生産（ＧＤＰ）伸び率は、インフレ率が上昇するなか１．７％に減速するとの見通しを示した。また、０９年には消費者物価指数（ＣＰＩ）上昇率とＧＤＰ伸び率が共に鈍化すると予想した。

　［東京　４日　ロイター］　投資信託協会のシステム障害により、６月２日以降の投信の基準価額データが投信評価会社やマスコミ等に対して更新できない問題について、同協会は４日の午後９時以降に更新作業を再開する見通しを明らかにした。

　［東京　４日　ロイター］　公正取引委員会は４日、土木工事用の鋼材の販売で価格カルテルを結んだとして、新日本製鉄、住友金属工業、ＪＦＥスチール（ＪＦＥホールディングス）、クボタの４社の独占禁止法違反を認定し、最初にカルテルの事実を申告した住友金属を除く３社に合計２０億円３０００万円の課徴金納付を命じたと発表した。また、公取委の検査前にカルテルを申告した住金と新日鉄を除く２社に排除命令を出した。

　［パリ　４日　ロイター］　経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）は４日、半期経済見通しを発表し、２００８年の米国内総生産（ＧＤＰ）伸び率が１．２％となり、０７年の２．２％から減速するとの予想を示した。

　［４日　ロイター］　メリルリンチは、米銀大手バンク・オブ・アメリカの２００８年の１株当たり利益見通しを従来予想から０．２０ドル引き下げ、２．２５ドルに、０９年の同見通しを０．２０ドル引き下げ、３．０５ドルとした。

　［東京　４日　ロイター］　米リーマン・ブラザーズが資本増強を迫られるとの見方などから米金融機関の株価が下落基調を強めているが、東京市場への波及は限定的だ。

　［東京　４日　ロイター］　ロイターが民間調査機関の予測をまとめたところ、内閣府が１１日午前８時５０分に発表する予定の１─３月期の実質国内総生産（ＧＤＰ）２次速報の予測中央値は前期比プラス０．９％、年率プラス３．８％となった。５月１６日に発表された１次速報（前期比プラス０．８％、年率プラス３．３％）から上方修正される見通し。

　［４日　ロイター］　４日付の米ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）紙とニューヨーク・タイムズ（ＮＹＴ）紙が伝えたところによると、信用格付けの主要３社は、中核事業における習慣を一部改革することで、アンドリュー・クオモ・ニューヨーク司法長官と和解に近づいた。関係筋の話として伝えた。

　［４日　ロイター］　４日付のウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）紙は、米リーマン・ブラザーズが海外での増資を検討しており、韓国で少なくとも１社の投資家にアプローチした、と報じた。

　［東京　４日　ロイター］　４日の東京市場は株高／債券安。バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長がドル安のもたらす悪影響を指摘、ドル／円が１０５円台に戻ったことで株式市場では輸出関連株中心に買いが入った。