［ニューヨーク　９日　ロイター］　米ニューヨーク連銀のガイトナー総裁は９日、連邦準備理事会（ＦＲＢ）はドルの動向を注視していると述べた。同総裁は講演で、どの中央銀行も自国通貨に無関心ではいられないと述べた。

　［東京　９日　ロイター］　野村ホールディングス（ＨＤ）傘下の野村アセットマネジメントは９日、本格参入を決めた米国の投資信託ビジネスについて、３年後に運用残高を５０００億円以上に拡大するとの目標を明らかにした。吉川淳社長がロイターとのインタビューで語った。日本の運用会社として初の米リテール市場への進出で、野村が新たな収益の柱に育てられるかどうか、内外の運用各社が注目している。

　［ワシントン　９日　ロイター］　米ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は９日、ドル安について、インフレ高進と景気減速という負の連鎖をもたらす可能性があると述べた。

　［ワシントン　９日　ロイター］　ブッシュ大統領は９日、強いドルは米国と世界経済の利益だと述べた。「強いドルはわれわれの国と世界経済にとっての利益だ」と語った。

　［ニューヨーク　９日　ロイター］　米大手投資銀行リーマン・ブラザーズ・ホールディングスは９日、第２・四半期（５月３１日まで）の業績見通しを発表した。それによると、トレーディングやヘッジ関連の損失が響き、約２７億７０００万ドルの赤字となる見込み。

　［北京　９日　ロイター］　中国人民大学（北京）の副教授、Tu Yonghong氏は、９日付の中国の共産党機関紙、人民日報（海外版）に掲載された論説の中で、中国は引き続き、人民元の上昇を容認していく必要があるが、投機抑制に向け、人民元の対ドルでの上下変動幅を拡大するべきだとの見解を示した。

　［東京　９日　ロイター］　福田康夫首相は９日、都内で記者会見し、衆議院解散について、解散よりもこなすべき案件をこなすことを優先したいとし、時期については「政策立案・実行に支障のない時期を選びたい」と答えた。

　［東京　９日　ロイター］　スカイマークは９日、２００９年３月期の営業利益予想を１億円に下方修正すると発表した。従来予想は９億円。運航便機長に一時的な人員不足が生じ、６月から運休便が発生、売上高の減少と他社への振り替えコストにより予想を修正する。このほか、燃料費高騰によるコスト増も経営の逆風になるとみている。

　［フランクフルト　９日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）のトゥンペルグゲレル専務理事は９日、金融市場の混乱により、流動性の円滑な供給が、当然あるというものではないことが示されたと述べた。

　［東京　９日　ロイター］　三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ傘下の三菱東京ＵＦＪ銀行とＫＤＤＩは９日、金融庁に申請していた銀行営業免許の予備審査が終了したと発表した。