［東京　１６日　ロイター］　日銀が発表した１─３月期の資金循環統計速報によると、２００７年度末の家計の金融資産残高は１４９０兆円となり、３年ぶりの１５００兆円割れとなった。ただ、残高の水準としては、０６年度、０５年度に次いで過去３番目だった。

　［ワシントン　１５日　ロイター］　米ニューヨーク連銀がクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）市場の主要な参加者と規制策定に向けて非公開で協議を行っていることに対し、ある金融活動家が１５日、非公開での協議の正当性を疑問視するとして申し立てを行った。

　［ロンドン　１６日　ロイター］　英産業連盟（ＣＢＩ）は１６日、来年の英経済成長率は１９９２年以来最低になるとの見通しを発表した。ＣＢＩは２００９年の国内総生産（ＧＤＰ）伸び率予想を１．７％から１．３％に下方修正。これは英経済がリセッションから回復し始めた９２年以来の低水準となる。

　［アムステルダム　１４日　ロイター］　ベルギー・オランダ系の金融サービス会社フォルティスは、昨年買収したＡＢＮアムロのオランダ事業の一部売却をめぐり、困難に直面している。１４日付の蘭紙テレグラフが報じた。

　［東京　１６日　ロイター］　大阪市で１３、１４日に開かれていた主要８カ国（Ｇ８）財務相会合は、インフレへの懸念で一致したものの具体的な協調政策の提示はできなかった。市場参加者のコメントは以下の通り。

　［東京　１６日　ロイター］　今週の東京株式市場は波乱含みとなる見通し。世界的にインフレ懸念が高まっており、金融引き締めとともにマネーが収縮すれば、相対的に影響が小さいといわれる日本も無傷では済まない。

　［ニューヨーク　１５日　ロイター］　１６日からの週の米株式市場は、原油相場の調整が続き、指標で米経済の悪化が示されなければ、上昇する可能性がある。大手投資銀行の決算が不確定要因となる見通し。

　［ニューヨーク　１５日　ロイター］　米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）のマーティン・サリバン最高経営責任者（ＣＥＯ）が１５日、辞任した。関係筋が明らかにした。

　［東京　１３日　ロイター］　１６日からの週は、主要８カ国（Ｇ８）財務相会合後も現在のドル高地合いが続くかどうかが焦点だ。米国の通貨政策の変更を読み込む形で短期筋はドル買いを進めており、会合後の記者会見で参加国から目立った反論が出てこなければ、ドルは戻りを試す展開になるとみられている。

　［大阪　１４日　ロイター］　大阪市で１３、１４日に開かれていた主要８カ国（Ｇ８）財務相会合は、インフレへの懸念で一致したものの具体的な協調政策の提示はできなかった。