［アナポリス（米メリーランド州）　１７日　ロイター］　中国の謝旭人・財政相は１７日、政府系ファンド（ＳＷＦ）は世界経済を安定化させる役割を果たすことが可能であり、金融市場への脅威にはならないと述べた。

　［北京　１８日　ロイター］　中国の政府系シンクタンクによると、５月１２日に発生した四川大地震は２００８年の同国国内総生産（ＧＤＰ）伸び率にネットベースで０．３％ポイント寄与する見通し。復興作業の効果が一時的な生産への影響を上回るとみられている。

　［東京　１８日　ロイター］　午前の東京株式市場で日経平均は反発。薄商いのなか輸出株や銀行株はまちまちだったが、個別材料株に個人投資家や証券会社の自己部門を中心とした買いが入った。

　［上海　１８日　ロイター］　中国の政策提言機関である人民政治協商会議の委員で、同国国家統計局の顧問を務める李徳水氏は、中国株式市場の下落は続かないとの認識を示した。その理由として、中国経済は底堅く、世界的なクレジット問題の影響は限定的だとした。

　［ワシントン　１７日　ロイター］　米英規制当局は、原油先物取引のポジション制限について、インターコンチネンタル・エクスチェンジ（ＩＣＥ）フューチャーズ・ヨーロッパと合意した。米商品先物取引委員会（ＣＦＴＣ）のラッケン委員長が１７日、明らかにした。

　［東京　１８日　ロイター］　日銀が１８日公表した４月３０日の金融政策決定会合議事要旨によると、会合では、政策委員が中長期的にみて物価が安定していると考える物価上昇率である「物価安定の理解」について、年に１度の点検が行われ、１％を中心に上下１％ないし０．５％という意見が大勢を占めた。国民が感じている物価安定は引き続き低い水準にあり、０％を含めて海外と比べて低い水準にあることについても、長期間物価上昇率が低かった過去の経緯からみて自然なこととの意見が出された。

　［ロンドン　１７日　ロイター］　米ゴールドマン・サックスは１７日、７０億ドル規模のストラクチャード・インベストメント・ビークル（ＳＩＶ）救済で合意した。ＳＩＶの管財人であるデロイト＆トウシュ[DLTE.UL]が明らかにした。これにより、モーゲージ関連資産の処理が進むと期待されている。

　［ニューヨーク　１７日　ロイター］　米証券大手ゴールドマン・サックス（ＧＳ）が１７日発表した第２・四半期（５月３１日まで）決算は、金融市場の混乱によりトレーディングや投資銀行部門が低迷し、１１％の減益となった。ただ、利益は予想を上回った。

　［アナポリス（米メリーランド州）　１７日　ロイター］　中国人民銀行（中央銀行）の周小川総裁は１７日、当地で開催中の米中戦略経済対話で、世界金融市場の安定にドルが果たす役割と、景気低迷に対処するその他の方法について協議したことを明らかにした。

　［東京　１８日　ロイター］　イオンは１８日、丸紅と三菱商事がプライベートブランド（ＰＢ）品開発を行う子会社などに出資するとの一部報道について、両社と検討しているが現時点で正式に決定している事実はないとのコメントを発表した。