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ニュース見出し
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2011-2-18 1:22
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スウェーデンに見る医療制度の未来像(御立尚資の帰ってきた「経営レンズ箱」)
費用対効果、コスト・パフォーマンス、投資収益率──。
どれだけの「コスト、投資」(分母)をかけて、どれだけの「リターン、効果」(分子)を得るのか。ビジネスの世界では、この分母・分子の両面を見て、モノを決めていくことが当然だし、それをきちんと把握し、経営に活用していけるかどうかが、企業競争の成否を握る。
ところが、ビジネスの世界を少し離れると、分子・分母のどちらかだけにフォーカスした議論がなされ、政策的な意思決定がなされていく、ということが、意外に数多く見受けられる。
あるいは、両方を見ようとしても、きちんとしたデータに基づく議論にならず、立場の違いから水掛け論になってしまう、という例も多い。
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2011-2-17 0:41
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第8話 M&Aの最大受益者は誰か(草野耕一のあまり法律家的でない法律論)
(前回から読む)
M&Aは怪しげな取引か
今回から3回にわたってM&Aの話をする。
前置きの話を一つ。日本語の会話の中で「M&A(エム・アンド・エー)」と発音するのは難しい。ネイティブ風に「エ・マ・ネー」と言えば楽だが、いささか感じが悪いだろう。さりとて、日本語で「企業買収」と言うのも気が進まない。「買収」には「ひそかにお金などを与えて自分の思うようにさせること(三省堂現代用語辞典)」という意味があるからだ。ちなみに、M&Aについて英語でスピーチする時、私はよく次のように話を切り出す。
M&Aを表す日本語は「買収=bribing」、「乗っ取り=hijacking」、いずれも犯罪を意味する言葉です。
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2011-2-17 0:41
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取締役会って何のためにあるんだっけ?(“しーマン”の独立独歩)
自分で起業し、事業が回り始めると、その途中途中で「取締役会ってなんだっけ?」という疑問に直面することがある。
がんばって働いてくれている社員を取りたてているうちに課長、部長、と昇進し、「次は取締役か…」と思ってしまうのは、おそらく日本人の企業観なわけです。
ですけれど、部長や本部長の次のポストが役員、ということになると、取締役会の意味付けがだんだんと曖昧になってくる現象が発生し始める。社員たちの認識が「取締役会と本部長会議の違いは、参加役員の人数が多少違う」程度のものになってきちゃう。意思決定の基準が金太郎飴みたいに、どこをとっても同じようなものになり始め、やか゜てトップは「取締役会ってそもそもなにのためにあるんだっけ?」と迷い始めることになる。
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2011-2-17 0:41
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「もう無理」と言い残して“逃げた”45歳の本音(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
「もう、無理」。
そう言って逃げ出したくなるほど追い詰められることは誰にでもある。だが、“普通”は、逃げ出したくても逃げ出さず、何とか耐える。
だって、逃げればその仕事を誰かが代わってやることになるし、周りに迷惑をかけることになる。それ以上に、逃げた後、のことを考えたら、そうそう逃げることはできない、からだ。
ところが、“彼”は、逃げ出した。すべてを放り出して……。
「もう、僕には無理です」と言い残して、家に帰ってしまったのである。
締め切り直前に自ら逃げ出した業界誌記者
これまでインタビューさせていただいた中で、幾度となく、「いつも通りに会社に行こうと思ったのに、行けなくなってしまった」経験を持つ方に出会ったことはあった。
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2011-2-16 1:58
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「日本のゲーム」に足りないこと(「ローカリゼーションマップ」)
欧州−日本間の長距離フライトに乗っていて気づくことがある。
コンピューターゲームに熱中している人を見ていると、その多くが日本人なのだ。機内備え付けのゲームや携帯型ゲームを持ち込んで、遊びに興じているわけだ。
もちろん、欧州の人だってゲームをやることもある。しかし、機内で使用比率は低いと思う。欧州の街中でも、駅のベンチなどでケータイのゲームにはまっている若者もいる。だが、彼らはスーツを着ていない。
スーツを着た人たちがゲームに夢中になっている。日本の通勤電車では、よくある風景だが、欧州ではほとんど見られないのだ。
公の場でゲームをすることに、社会的な壁があるのだろうか。
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2011-2-16 1:58
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“実は聞いていない部下”の攻略法(鈴木義幸の人を動かす問いの力)
前回は、部下にいつも気になっていてほしいことを保たせるための、上司の意識や態度のあり方についてお話ししました。何気なく投げかける問いにも敏感であることと、ちょっと不完全な上司ぶりを見せることが、ポイントでした。
部下に、大切なテーマを与えるための有効な手段が、「問い」です。質問には、相手に「気づき」を与える力(ちから)があります。
「気づき」を与えるとはどういうことかというと、「相手がそれまで認識していなかったことを認識させる」ということです。
「聞いた?」と問えば、反応は「ええ、もちろん」
認識していないことを認識させる対象の代表例として、「聞いていそうで聞いていない人」を取りあげてみます。
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2011-2-16 1:58
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「優勝劣敗」をいかに実現するか(明治の男に学ぶ中国古典)
秋山真之は、海軍で同期生だった森山慶三郎(日露戦争では第二艦隊参謀)に対して、学ぶべきお勧めの兵書を手紙で送ったことがあります。その詳細は以下の通りでした。
“On War” by Clausewitz (『戦争論』クラウゼヴィッツ 岩波、中公文庫に全訳)
“Art of War” by Jomini (ただし一般的には、“Summary of the Art of War” 『戦争概論』ジョミニ 中公文庫に全訳)
“Operations of War” by Hamley (『戦争の作戦』ハムレー)
“Reflections on the Art of War” by Hart (『兵法随想』ハート)
“Treaties of Naval Tactics” by Macaroff (『海軍戦術論』マカロフ 日露戦争時のロシア太平洋艦隊司令長官)
“The Nation in Arms” by von der Goltz(『国民皆兵論』ゴルツ)
“The Conduct of War” 〃 (『戦争の指揮』同上)
筆頭は、『孫子』と並び称されるクラウゼヴィッツの『戦争論』。
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2011-2-16 1:58
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窓際族が世界規格を作った物語(ムダこそが大ヒットへの近道最適化の罠)
自社にヒット商品やヒットサービスが出ないと嘆く経営トップの悩みや、結果がなかなか出ないことから焦燥感を感じている現場の原因は、実はいつの間にか社内にはびこった行き過ぎた効率化の後遺症なのではないか。
ITを駆使する効率的経営を指向するあまり、せっかく生まれようとしているヒットの芽を摘み、ビジネスチャンスにチャレンジする勇気がそがれているのではないか。現在の日本の閉塞感の本当の原因は、このような衆人環視による「最適化の罠」にはまっていることなのではないか。
今その罠から脱出しなければ、これからの日本の成長はない。
この連載コラム「ムダこそが大ヒットへの近道最適化の罠」では、その罠にはまらなかった好例や、はまってしまった悪例を交えて論じることで、日本が元気になっていく知恵のひとつとして「最適化の罠」からの脱却を提言する。
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2011-2-16 1:58
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第18話「原価に利益をのせたら売値は安くなるわ。高くても売れるのに」(熱血!会計物語 〜社長、団達也が行くseason2)
前回までのあらすじ
日豊自動車の専務取締役である湯浅は、電気自動車(EV)の先にある燃料電池車の開発を考えていた。
EVの開発競争に巻き込まれず、次の自動車開発に先手を打ちたい。そう考えた湯浅は、MTCと組むことを考え、団達也に連絡を取った。達也は湯浅のもとを訪れ、次世代の自動車について議論を交わした。
MTCの東京本社には沢口萌が入社した。萌はMTCラボに赴任し、原価計算のシステムを作るよう達也に指示され、達也と細谷真理に管理会計の特訓を受けていた。
達也は萌に管理会計の本質を考えるために必要な3つの課題を出した。萌は徹夜して考えた結果を、レポートにまとめて達也に提出した。
達也はたった1週間で見違えるように成長した萌を褒めたが、レポートには“落第点”を付けた。
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2011-2-16 1:58
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印タタ傘下企業が三顧の礼(時事深層)
専業主婦が創業したシステム開発企業に数多くの大手メーカーが頼る。アナログ技術を強みに、研究開発の外部委託請負で成長してきた。その実績が認められ、印タタグループにもパートナーとして認められた。
インド最大の財閥、タタグループ。その傘下企業でシステム開発を手がけるタタ・エレクシーは米国、欧州、アジア各国に拠点を持ち、日本にも支社を置く。3000人を超えるエンジニアを抱えており、システム開発に加え、アニメーションのグラフィックス製作でも知られる。
世界で知られるグローバル企業が、三顧の礼で迎えた中小企業が大阪にある。生駒京子社長が率いるシステム開発企業、プロアシストだ。メーカーの研究開発を受託する事業で、パナソニックやNEC、日立製作所、シャープ、オムロンなど日本の名だたる電機メーカーと取引実績を持つ。
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2011-2-15 0:57
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学生とワイガヤ!ホンダ人気、復活す(あなたの会社は学生が殺到してますか?)
前回の連載では、「就職したい企業ランキング」調査で「セミナー・説明会での説明が詳細でわかりやすかった」企業のトップに輝いたニトリの採用担当者に話を聞き、学生を惹き付ける戦略を紐解いた。
今回は、就職人気ランキングの総合順位を72位から21位へと大きく伸ばしたホンダの採用活動をご紹介しよう。
取材に応じてくれたのは、ホンダ人事部の中西貴之氏と斎藤毅氏。ホンダと言えば、数年前までは常に人気企業ランキングの上位に入っていた。学歴にこだわらない、人物重視の採用活動に定評がある。
人事部の2人も「二輪が大好きでホンダに入った」という、根っからのホンダ好き。だが、開口一番「今は自動車業界全体に、アゲインストの風が吹いている」と、現状を憂えた言葉が出た。
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2011-2-15 0:57
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人事部の皆さん、人材育成では「嵐」を真似してみてはいかが?(マーケティング・ゼロ)
まさに「嵐」の勢いは留まるところを知りません。2009年にオリコン史上初の4冠達成(シングル、アルバム、DVD、総合売り上げ)。昨年は、わずか2回目の出場ながらNHK紅白歌合戦の司会をつとめるなど、それほど関心がなくても嵐に遭遇しない日はありません。CMも、au、JAL、任天堂、キリン、日立、ハウス食品と消費に一役。この理由は何なのか。マーケティング関係者ならずとも気になるところです。
嵐ってずいぶん前からいたような気がして調べたら、なんと1999年にワールドカップバレーのイメージキャラクターとして結成されたのが始まりでした。というくらいですから、メンバーはそれが終わったら解散と思っていたそうです。
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2011-2-15 0:57
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スティーブ・ジョブズも常に意識する、聴衆との「場の共有」(真剣勝負 若手経営者たちのプレゼン道場)
日本人はプレゼンテーションが下手と言われるが、ベンチャーの若手が事業の命運をかけて、本気でプレゼンに挑む場がある。それが、「Infinity Ventures Summit」というイベントの目玉企画、「Launch Pad」だ。
インターネット関連企業の経営者などが集まり、この場で注目を集めることができれば、大きな発展のチャンスをつかめる。出演者は誰もが真剣勝負。イベントでのプレゼンの面白さには定評があるのだ。本連載では、昨秋開催されたこのイベントから、3回にわたって観衆の心を動かすプレゼンを紹介しよう。
「場の共有」。プレゼンテーションにおいて、是非とも気に留めて置きたいキーワードの1つである。
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2011-2-15 0:57
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チャイナマネーが日本を「救う」!(小屋知幸のビジネストレンド研究所)
チャイナマネー到来
中国資本による日本企業の買収が増加している。2009年には中国における家電販売の大手企業である蘇寧電器が、家電量販店のラオックスを買収した。また2010年には大手アパレルのレナウンやゴルフクラブ製造販売の本間ゴルフが、中国企業の傘下に入った。そのほか中国人観光客の増加を見込み、中国企業が日本の旅館を買収するケースも目立つ。
さらに2011年1月末には、NECが中国のパソコン大手レノボとの資本提携を発表した。レノボとNECは今年6月をめどに合弁会社(出資比率:レノボ51%、NEC 49%)を設立し、NECのパソコン事業部門をその傘下に入れる。これは“提携−合弁”という体裁を取っているものの、合弁会社の経営権はレノボが握るため、実質的にはレノボによるNECのパソコン部門の買収と捉えてよい。
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2011-2-14 0:46
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第2話「裁判がはじまっておたがい消耗しあい、どこにいきつくと思う?」(あの男の正体(はらわた))
「あの男はフェニックス、不死鳥だ」
そういわれ始めたのは、あの男が営業第三部長とやらになってからのことだ。営業第三部長などといってみても、内外通商の外の人間にはなにもわかりはしない。ただ、社内の人間なら、すぐにピンと来る。
「ああ、三営ね。あの人もあそこに追いやられちゃったってわけか。これで、あの人のサラリーマン人生も終わりってことだな」
営業第三部というのは、とっくに流行おくれになってしまったブランドの終戦処理にあたる部門なのだ。
ブランド・ビジネスといえば、海外に出かけては目ぼしいファッション・ブランドを漁って、なかば騙すようにしてラインセンスをとってくることからはじまる。
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2011-2-14 0:46
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マネジャーの考え抜く力 地頭を鍛えて発想を膨らませる()
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2011-2-14 0:46
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新しい発想は「遠くから借りてくる」(マネジャーの考え抜く力 地頭を鍛えて発想を膨らませる)
今回から3回にわたって、新しい発想を生み出すための思考力について解説したいと思います。ミドルマネジャーにもこれまで以上に考える力や発想力が求められています。
企業活動がある程度決められた軌道に乗り、安定成長が見込まれた時代には、「大口顧客」や「親会社」や「上司」などの決めた路線に従って、スピーディかつ着実にオペレーションを実行すればよかった。しかし、現在は環境変化が激しく、一昔前の「欧米」のような絶対的な手本がなくなり、逆に後ろを見ればキャッチアップ型の新興国という強力なライバルがいます。他社に先駆けるための自分なりの発想がこれまで以上に必要となってきています。
この連載では自ら考えて発想を膨らませるヒントとして、
[1]「アナロジー思考力」で膨らませる発想の仕方
[2]「抽象化+フレームワーク」思考による新しい「思考の軸」の発見の仕方
[3]「イグノランスマネジメント」による「既知」ではなく「未知」への目の向け方
という3つのテーマについて解説していきます。
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2011-2-14 0:46
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日中協力は「狂騒」から「競争」、そして「協創」へ(石原昇の「21世紀の黒船たち」)
中国の脅威は圧倒的物量である。13億人の人口と世界1の資金量である。そして国策による集中支援である。科学技術や研究開発でも、上位数%は質が高く、それなりの量になる。これが好循環すれば質はさらに向上し、裾野は拡大していく。
中国の技術開発力の量と質
OECD統計によると、中国の研究者数は、2008年時点で159万人(中国全国科学研究開発資源調査では2009年に229万人)と世界一多い。2位は米国の141万人、日本は65万人、ロシアは45万人である。科学技術の論文シェアは、2008年時点で、米国に次いで2位にある。米国は27.9%、中国が10.5%。以下、英国7.7%、ドイツ7.5%、日本7.0%と続く。
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2011-2-14 0:46
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このままでは日本から遊園地がなくなってしまう!?(武田斉紀の「ブレない組織、ブレない生き方」)
日本の遊園地を支えているのは誰か
今回のコラムは、安全にかかわる仕事に就いている会社の幹部と従業員の方々、そして遊園地を利用する人にも読んでもらいたい。もちろん安全にかかわる仕事は遊園地だけではない。
事故は楽しいはずの遊園地で起きてしまった。2週間前の1月30日の午後1時前、日曜日の東京ドームシティ(東京都文京区)。回転しながら走行するアトラクション「スピニングコースター舞姫(まいひめ)」に乗車していた30歳代の男性が、約8メートルの高さから地面に転落し、その後亡くなった。ご本人とご家族には謹んでお悔やみを申し上げたい。
事故原因の調査は続いており、2月13日時点でまだ結論は出ていない。
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2011-2-14 0:46
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性能高くて、なぜ売れない?(日経ビジネスリポート)
世界一性能が高い日本の空調制御
「日本で走っている電車の空調制御は世界一。だが、コストが高い。インドやインドネシアなどでは、そもそも窓がない列車が走っている。ハイスペックな空調制御などは必要とされていない。エアコン付きの車両に乗るのは富裕層。高い乗車賃を払うことができる人は限られている」
こう話すのは、東海旅客鉄道(JR東海)の子会社で新幹線や通勤電車、地下鉄などの車両を製造している日本車輌製造の永田洋専務だ。
「日経ビジネス」2月7日号の特集「インフラ輸出 勝利の方程式」で、鉄道や原発などインフラ輸出の実態について取材した。そこで分かったのは、鉄道などのインフラ分野でも、日本の技術は「ガラパゴス」であることだった。
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