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ニュース見出し
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2011-5-10 0:00
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episode:R3「日本中の人がみんな心に傷を負っているんだと思うんです。」(第三企画室、出動すReturns)
「第三企画室、出動す Returns」について
2009年5月11日から2010年7月27日まで毎週掲載されていた連載小説「第三企画室、出動すボスはテスタ・ロッサ」の前半部分が徳間文庫から「幸福な会社」と改題、発売されました。この発売を記念して、特別編「第三企画室、出動す Returns」を1カ月に渡ってお届けします。第3回は、地震から10日後のオルタナティブ・ゼロを描きます。
3月21日、地震から10日が過ぎ、東京に初めて雨が降った。
画像のクリックで拡大表示
もしかしたら水素爆発で飛散した空中の放射性元素が地上に降りてくる。楠原弘毅は思った。
空中にどれほどの量の放射性物質が吹き上げられたのか、報道からは判断できなかった。
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2011-5-10 0:00
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プロジェクトマネジメント実践の要諦 前編(方法論)(今北純一のプロジェクトマネジメント実践講座)
前回まで9回にわたってお話ししてきた「プロジェクトマネジメント実践講座」を締めくくるにあたって、「プロジェクトマネジメント実践の要諦」を付記しておきたいと思います。前編では実践に適用すべき方法論、後編では実践のための心得をまとめました。
Point 1
少数精鋭部隊は「やる気」で選ぶ
新たに立ち上げるプロジェクトのチームメンバーを選ぶ時、往々にしていわゆる社内のエリートを集めがちです。しかし、まず何よりも、学歴やキャリアパスにとらわれず、やる気にあふれた、そして秘めたパッションで目の輝いている人を見極めてほしいと思います。このことについては第1回「エリート部隊より、やる気とポテンシャルのある人材で混成部隊を作れ」でも述べていますので、参考にしてください。
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2011-5-10 0:00
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ボランティアで会社に来てくれる?(障害者が輝く組織が強い)
(仙台からの報告[1]から読む)
宮城野オペレーションセンターで写真撮影に応じたウイングル社員と障害のある利用者たち。壁には、全国各地の同社社員と障害者から届いた応援メッセージの色紙が貼られていた(撮影:高嶋健夫)
震災の翌日以降、ウイングルでは宮城野、泉の2つのオペレーションセンターを一体的に運営する非常時体制を敷き、関係する障害者の安否確認に全力を挙げることになった。
就労移行支援事業のサービス利用者や遠隔地雇用サービスで雇用している障害のある社員たちはもちろん、同社で職業訓練を受けて企業各社に就職した約40人の“卒業生”も含めて、その数は約200人。通信・電力事情が十分に復旧しない中で、本人だけでなく家族・保護者の安否確認、自宅や居住する施設の被災状況などを調査・確認する作業は困難をきわめた。
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2011-5-10 0:00
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急拡大する「BOP」ビジネスへの参入に異議あり(常盤文克の「新・日本型経営を探る」)
東日本大震災から早2カ月がたちました。発生直後の恐怖と戸惑いから脱し、復旧、復興、いや再生、創生だと議論百出です。理想論はともかく、具体的にどうするか。農業や漁業、工業それぞれの分野で議論が始まっています。日本のモノ作りの在り方についても、今後の歩むべき道やグローバル市場、特に新興国市場への取り組み方などが、改めて問われています。
新興国を攻略していくうえで注目されているキーワードの1つに、BOP(Bottom of the Pyramid)という市場があります。BOPとはピラミッドの底層、すなわち新興国の低所得者層を指します。このBOP市場をターゲットに、日本企業も家電製品や家庭用品、さらには自動車など様々な分野で、進出を急いでいます。
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2011-5-10 0:00
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電力会社は福島の事故を機に発想の大転換を図れ(明日と将来の電力システムを考える)
今回、「クリーン・エネルギーはダーティ・エネルギー」に一瞬にしてなり得ることを福島第1原発は示した。事故が起こらなければ温暖化ガスが発生しないという意味でクリーンだが、いったん事故が起こるときわめてダーティになる。しかも長期にわたって尾を引き、そう簡単に決着がつかないことを世界中に示した。また同時に、我々一般大衆は、放射能に関してきわめて無知であることもよく分かったのである。このような非日常の事態に対してほとんど判断のよりどころを持っていない。
今回の事故は起ってほしくない時に起こってしまった。「再生エネルギーと比べて規模、安定性、コストの面からやはり原子力エネルギーは有利である」「今後、地球温暖化防止のため重要な役割を果たすべき」という世界的なコンセンサスが出来上がりつつあった、まさにその時期にきわめて厄介な難問を世界は突き付けられた。
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2011-5-10 0:00
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フェイスブックはカフェから生まれた!(津山恵子の「NY発 メディア新世紀」)
「失敗を恐れてはいけない。リスクを取らなければ、世界の誰もがやらなかったことなんてできない」
アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)の名言ではない。カリフォルニア州のシリコンバレーで会う起業家や投資家など誰もが、本気で語る言葉だ。
「失敗」だらけの「成功の街」
シリコンバレーの中心、カリフォルニア州パロアルトにあるちょっと洒落たカフェやレストランに行ってみよう。周りのテーブルにいる男性たちが太い声で発する、「投資家」「ビジョン」「ビジネスモデル」という言葉が、耳に飛び込んでくる。そう、なんとカフェで、若い起業家たちが、事業の説明を投資家などに繰り広げているからだ。フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOが投資を取り付けたのも「ユニバーシティ・カフェ」という、南仏風のレストランだったそうだ。
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2011-5-9 0:00
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第5話「いないな。俺の後継など、ウチにはいやしない」(あの男の正体(はらわた))
(前回から読む)
私の法律事務所には、いろいろな人がやってくる。もちろん、クールビズを心がけている人も多い。背広に糊のきいた白いワイシャツだがネクタイはしめていない、という姿も、見慣れてみれば、そういう服装もあるというだけのことになる。それは私の個人的な好みではない。しかし、この私にしたところで、立場が異なれば、たとえばクールビズをしてみせなければならない立場にあったり、そういう立場をとっていることを明確にしなければならない組織に所属している人間であったりすれば、個人の趣味など、どこかに吹き飛んでしまうにちがいない。仕事場の服装というのは、そういうものだ。
クールビズがはじまるよりも以前から、カジュアルな衣料品を売っている依頼者は、会社の商品を身に着けている。
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2011-5-9 0:00
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被災せずとも、サプライチェーン危機に巻き込まれる(東日本大震災 立ち上がれ!モノづくり大国)
経済産業省は大型連休直前の4月26日、東日本大震災により寸断された企業のサプライチェーンの緊急調査結果を発表した。対象は東北や北関東に拠点を持つ80社(製造業55社、小売・サービス業25社)で、製造業では被災地の生産拠点の64%が既に操業を再開、26%が3カ月以内に再開する見通しだと回答した。
この調査結果をどう受け止めるか、見方が分かれるだろう。地震と津波がもたらした甚大な被害や、福島第一原発の放射能漏れ事故の影響を考えれば、製造業の復旧は予想を超えるペースで進んでいる。これは各企業の現場が不眠不休の努力を続けている表れであり、日本の製造業の底力を示すものだ。
だが、経産省の調査では3%の企業が復旧時期について「半年〜1年以内」、7%が「わからない」と回答した。
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2011-5-9 0:00
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風評に振り回されないための“3つのこと”(武田斉紀の「ブレない組織、ブレない生き方」)
風評被害の原因の2つは、「情報不足」と「想像力の欠如」
東京電力の福島第1原子力発電所の事故発生直後、首都圏では福島県産だけでなく、近隣県の農産品の販売も拒否するスーパーが現れた。いわゆる風評被害だ。
被害は農産品だけでなく、水産物にも及んだ。首都圏のある市場が、原発被災地からの入荷を拒否したというのだ。被災地を応援したい気持ちはあっても、目の前に突きつけられると避けて通ろうとしてしまう現実を思い知らされた。ニュースを聞いて、同じ水産業に従事する仲間同士なのに、苦しい時こそ助け合わなくてどうするのだと残念に感じた。だが、自分が同じ立場だったとしてウェルカムと笑顔で受け入れられたかと想像すると、人ごとではないような気がした。
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2011-5-9 0:00
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避難所には「心のバリアフリー」があった(障害者が輝く組織が強い)
東日本大震災では「働く障害者」も被災した。多数の犠牲者が出ただけでなく、会社が津波で流されるなどの理由で職場を失ったり、事業再開のめどが立たないまま一時解雇や自宅待機を余儀なくされたりしている人も多い。いち早く操業を再開した雇用主企業も、「発注量の激減で仕事がない」という厳しい現実に直面している。
津波で鉄筋コンクリート製の建屋が全壊した仙台市内の高齢者福祉施設。職員の的確な避難誘導で、人的被害はなかったという(撮影:高嶋健夫)
震災当日、働く障害者と企業の経営者・管理者はどのように行動したのか。事業再開を目指したその後の数週間、動揺する障害のある社員たちをどのようにケアしてきたのか。
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2011-5-6 0:00
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英検1級を目指すと英語の上達が遅れる(英語は道具:銅メダル英語を目指せ)
英検1級を目指すのは「労多くして功少なし」です。難しい単語の暗記や聞き取りの練習に嫌気がさしてしまいます。合格したとしてもまだ「英語で考える」力はついていません。銅メダル時代は日本語から英語へと頭を切り替えることを最優先すべきです。今日は銅メダルの上位から銀メダルを目指すかた向けのアドバイスです。
「英語で考える」が最大の難所
銅メダル(英語力20点)には誰でも簡単になれる、というのがこのコラムの基本的な主張です(『銅メダル英語でここまでしゃべれる』参照)。これまでたくさんの時間をかけたのに、ネイティブとのコミュニケーションが取れなかったのは、「正統な英語を覚える」という学校式の勉強に終始してきたからです。
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2011-5-6 0:00
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日本人に求められる“陰徳”(東日本大震災)
(「上」から読む)
伊集院 『いねむり先生』ではギャンブルのことを書きましたが、主人公をそっと支える色川(武大)先生の麻雀とかギャンブルの結論は、攻めです。サッと間が空いたらだーっと入っていって、もうところ構わず攻める。聞いたらそれしか必勝法はないと言うわけです。いったん守りに入ったらずっと守勢で回らないといけないから、守勢からの逆転というのは300倍ぐらいの労力がいると言うんですよ。だから先行してもいいからいけと。
伊集院静(いじゅういん・しずか)氏1950年山口県生まれ。立教大学文学部卒業。CMディレクターなどを経て、81年『皐月』で作家デビュー。92年『受け月』で直木賞受賞。今年4月に作家・色川武大氏との日々をモデルにした『いねむり先生』を上梓。
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2011-5-6 0:00
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トヨタはインドで勝てるのか?(インド進出 挫折の本質)
深夜のインド・デリーに到着した。インディラ・ガンディー国際空港には、ホテルからの送迎車が用意されていた。それは、意外にもトヨタ自動車のカローラだった。中国のホテルでは、送迎にドイツ車のメルセデスやアウディを使うことが多い。
そう、インドではカローラは高級車なのだ。そして、インドのホテルが送迎にトヨタ車を使ったことは、この市場に乗り遅れ、「敗北」のレッテルを張られたトヨタの復活の兆しなのか。
それは奇しくも、私のインド調査の主要テーマだった。
「トヨタはインドで勝てるのか?」
トップ5にトヨタ車がない
ご承知の通り、インドの自動車業界に君臨するのは、マルチスズキである。
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2011-5-6 0:00
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EV「リーフ」の航続可能距離表示は「合格」(宮田秀明の「経営の設計学」)
大震災前のことだが、2月中旬に8人の大学院生と6人の4年生が修士論文や卒業論文を完成させ、無事卒業できるようになった。2月末から急に暇になった。毎年のことだ。この14人のほとんどは旅行三昧の日々を送っていたので、研究室には就活中の修士1年生が就活の合間に居るだけの状態であった。
そこで就活中の修士1年生3人と助教を誘って、急遽、沖縄へ電気自動車(EV)体験の旅に出ることにした。EVの旅を直接体験することと、名護市にあるリゾート地で小型風車と太陽電池を使った自然エネルギー発電のモニタリング実験の打ち合わせを行うのが目的だった。
旅行代金が安い。1泊2日でオキナワ・マリオットという高級リゾートホテルに泊まっても、2人1室だと4万5000円のパック旅行があるのだ。
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2011-5-2 0:00
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マイナスからの奮起が復興につながる(東日本大震災)
佐治 今回の大震災では、非常にたくさんの方が被害に遭われました。仙台にお住まいの伊集院先生も親族の方などが被害に遭われたそうですね。
被災者の方に向けて「頑張れ」と励ます声をよく聞きます。ただ、今、被害の状況があまりに甚大なので、あんまり頑張れと言われても、ものすごくしんどい時とか、悲しいときにはなかなか頑張れないんじゃないですかね。
支援は「偽善」でもいい。汗が偽善を消す
伊集院 被災者の方の悲しみは全部色が違いますから。どういう声をかけるべきかはなかなか難しい。
私は、被災地への支援は、最初は「偽善」でもいいと思っています。偽善でもいいから、ボランティアで被災地に行って瓦礫を運んでいるうちに汗をかくでしょう。
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2011-4-28 0:00
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地震・津波を追いかけるように東北の地酒を襲う「市場の縮小」(東北の地酒を絶やすな!〜被災した酒蔵の復興への一歩)
東日本大震災の発生から1カ月半が過ぎた。にもかかわらず、とても余震とは思えないほどの大きな揺れが、いまだに各地で見られる。心休まる時を迎えることができずにいる。
この震災が日本経済に与えた影響は大きい。観桜会、人事異動、卒業、入学、進学、就職と多くの人が人生の転換期を迎え、消費活動が活発になるこの季節だが、盛り上がりに欠けている。「自粛せよ」と言われなくても、どこか気が晴れないところへ「自粛」の声。
その打撃を、真っ向から受けたのが「晴れ」の席を盛り上げる日本酒、と言ってよいかもしれない。
余震が、再生への一歩を阻む
マグニチュード9の超巨大地震が起こったその直後から、被災した酒蔵は周囲の心配に応えて、ネットを使って被害状況や安否を伝えた。
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2011-4-28 0:00
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原発「安全神話」に慢心した罪(石原昇の「21世紀の黒船たち」)
いまだ終息が見えない福島原発事故に、東京電力が切り札として投入したロボットは米国製だった。世界中で稼働するロボットの過半数を擁し、産業用ロボットや二足歩行ロボットなどの技術面でもリードしてきたロボット大国ニッポンはどうしたのか。国民の誰もが疑問に思っている。海外メディアは「日本の科学技術の凋落」とまで報道している。
米アイロボット社の災害ロボットを投入
福島第一原発で作動中の「Packbot 510」(出所:東京電力)
東京電力は4月17〜18日、燃料棒が冷温停止に至っていない福島第一原子力発電所の1〜3号機に、米アイロボット(iRobot)社の「Packbot 510」2台を投入した。
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2011-4-28 0:00
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将来のリーダーは困難の中から現れる(御立尚資の帰ってきた「経営レンズ箱」)
社団法人日本能率協会が行っている毎年恒例の新入社員意識調査。今年の結果がなかなか興味深い。最も特徴的だったことの1つが、「10年後の日本は良くなる」というポジティブな姿勢だったというのだ。
「10年後の日本社会は、より良い社会になっていると思うか」という問いに対して、2011年度入社の新入社員のうち、55.9%が「なっていると思う」と答えている。この手の意識調査は、どうしても直前の政治・経済・社会のニュースに影響されがちではあるが、かなりの割合だ。(ちなみに、2010年度は50.0%だった。)
さらに興味深いのは、同協会がニュースリリースの中で示している「より良い社会になる」理由の自由記述例だ。
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2011-4-28 0:00
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「オレってただ乗り?」 震災で広まった“不要不急”症候群(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
あれは確か、1年くらい前の話だったと思う。
オーストラリアの投資銀行に勤める男性社員が、テレビ生中継のインタビューに答えていた時のこと。彼の後ろの席で熱心にパソコンに向かって仕事を“している”、ほかの男性社員の姿が画面に映り込んでいたのだが……、よくよく見てみると、何とそのパソコンのモニターに映っていたのは、女性のセミヌードのグラビアだったのである。
しかも、その男性は中継の途中でテレビに映っていることに気づいた。振り返って「ヤバイ!」と大慌てした姿まで、電波に乗ってしまったのだ。
当然ながらテレビ局には苦情の電話が殺到し、会社側でも大問題になった。グラビア画像に夢中だったこの男性が、中級レベルのクライアント投資マネージャーという、そこそこのご身分だっただけに、会社側も困惑を隠せなかったという。
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2011-4-28 0:00
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ボランティア組織に「マネジメント」は必要か?(被災地支援ボランティア体験記:ある松下政経塾生が見たもの)
(前回はこちら)
集まった物資は圧倒的に衣類が多かった。やはり供出しやすいのであろう。ここで難しい意思決定を迫られる事態が発生した。多くは洗濯済みで丁寧に折りたたまれて梱包されているのだが、中には「送ってよいのだろうか」と思われるものが混じっていた。擦り切れたズボン、黄ばんで雑菌臭のするタオルもあった。申し訳ないと思ったが「何でもよいわけではない」と自分に言い聞かせ、それらの物品は取り除いてもらった。
仕分け作業は、集まってくれたボランティアの方々が、男女別・種類別に黙々と分類作業を進めた。多くの人が、物資協力だけでなく、仕分けのボランティアとしても参加してくれていた。その数はプロジェクトの期間中、延べ340人以上に達した。
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