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ニュース見出し
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2011-6-16 0:00
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「役に立ちたい」という思いからすべては始まる(CSRからCSVへ ポーターで考える新しい経営)
前回は、企業の競争戦略論の大家として知られるマイケル・ポーター米ハーバード大学教授が新たに提唱した「Creating Shared Value」(以下、CSV)というコンセプトとその3つの大きな方向性について紹介した。
ポーター教授は、寄付やフィランソロピー(企業の社会貢献活動)を中心とする旧来のCSR(企業の社会的責任)活動に異議を唱えた。そして、企業は社会と共有できる価値を創出することを目指すべきだとして、CSRに取って代わるCSVというコンセプトを考案した。これからCSVの考え方をベースにして、日本企業の実例も取り上げながら、企業と社会との新たな関係のあり方を探っていく。
今回は3つの方向性のうち、「社会課題を解決する製品・サービスの提供」について、より具体的に考えてみたい。
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2011-6-16 0:00
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放射能ストレスで前進する女と、立ち止まる男(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
目に見えない恐怖への“不安”が、未知なる将来への “決断”へと変わり始めた。母親たちが、「我が子」を守るために、家も、仕事も捨てて、新たな生活へと動き始めたという。
「妻は仕事を辞めて引っ越そうと言い出した。僕の実家の近くに引っ越して、そこで新しい仕事を見つけてほしいと言うんです。今からあの田舎に帰って何をするって言うのか。我が家は家庭崩壊寸前です」
以前、子供を持つ家庭、とりわけ母親の放射能に対する不安が大きいことはこのコラムでも取り上げた(関連記事:放射能という“目に見えない恐怖”がもたらすストレスの脅威)。この男性の妻も放射能に当初から大きな不安を抱いていたという。それは、夫の目から見れば、過剰に思えたそうだ。
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2011-6-15 0:00
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第34話「発明には、ものの発明と方法の発明があるんです」(熱血!会計物語 〜社長、団達也が行くseason2)
前回までのあらすじ
MTCの主力製品である「K01」は自動車メーカーからひっぱりだこで、大量の受注残を抱えていた。
リンダはタイにあるソムチャイの工場を訪ねた。ソムチャイは、MTCラボの団達也との契約上、工場にある生産ロボットを見せることはできないと言った。
その言葉を聞いたリンダは、達也が特許権を侵していると言った。
ソムチャイはその意味をアンディーと三沢が同席した席で改めてリンダに聞いた。アンディーは、K01は自分が発明したと明かし、MTCラボの特許にはならないと言った。
バンコク
バンコクに来る前、アンディーは新製品の量産対応のため、上海工場で自身が管理しているロボットの制御プログラムの修正作業に取り掛かっていた。
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2011-6-15 0:00
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生き残りを掛けたリソース再配分(横田尚哉のFAで考える日本再生)
前回の記事では、震災後に生き残る企業について、無駄なビジネス・リソースの消費を抑えるための考え方について論じた。今回は、それに引き続き、そのリソースを再配分するための考え方について書いていく。そして、生き残るために必要な4つのシステムについて提案したい。
ビジネス・リソースを再配分する
これまでの記事で幾度も繰り返しているが、ビジネス・リソースは限られている。限られているからといって、それを理由にビジネスを縮小することは良くない。それは戦略とは言わない。かつての大将は、使える兵力をいかに再配分するかを考えてきたのだ。
ビジネス・バリューを高めることを考えることだ。
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2011-6-15 0:00
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ダメな上司ほど部下が育つ(人を育てることはできない)
「私自身、痛い目に遭いましたからね」。
芋焼酎のオンザロックを飲みながら田中課長が言う。
コンサルタントの僕が、5年前に初めてクライアントのA社に訪問した当時、田中さんはまだ主任だった。その後、メキメキと業績を上げ、事業部長の信頼を獲得。田中さんは若くして課長に抜擢された。この日、僕たち田中課長の昇進祝いを兼ねて久々に食事をすることにしたのだ。
「私がかつて痛い目に遭った、というのは、うちの事業部長とのやりとりですよ。下手に提案でもしようものなら・・・」
そして、突然居酒屋のカウンターを両手でバーン!と叩いた。驚いて隣の席のお客さんがこちらを振り向く。僕と田中課長は、すみません……と頭を下げた。
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2011-6-15 0:00
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電子書籍がもたらした「価格の自由」(電子書籍が出版ビジネスに与えた真の衝撃〜問われる価格戦略)
2010年は日本の「電子書籍元年」と呼ばれた。この年の前半にアップルがiPadを発表・発売した。後半には、日本メーカーが独自の電子書籍リーダーを競って発売した。紙の書籍が新刊として発行されると同時に、あるいはそのちょっと後に、電子書籍が発売されるケースが増えた。
電子書籍の登場で出版界は「価格の自由」を手に入れた
こうして日本でもぼっ発した電子書籍戦争が、日本の出版ビジネスに与えた最大のインパクトは何だろうか?
私は「価格変更の自由」だと考える。日本の出版業界は、長い間再販制度の下にあり、一度発売した本は同じ定価で売り続けるというやり方に慣れきっている。その定価の設定も、初版の発行部数を前提に、コストを積み上げて決めることが一般化している。
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2011-6-15 0:00
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【追悼】『ザ・ゴール』のゴールドラット博士が逝去(今日のトピックス)
日本では2001年に発売されてベストセラーとなったビジネス小説『ザ・ゴール』(ダイヤモンド社)の著者として知られる物理学者、エリヤフ・ゴールドラット博士が2011年6月11日正午、イスラエルの自宅で息を引き取った。享年64歳。家族と親しい友人に看取られての安らかな最後であった。
私は博士ご本人に誘われて、ゴールドラットコンサルティングのディレクターとなり、その薫陶を受け続けてきた。亡くなる直前にもイスラエルに滞在し、ほかの仲間とともに指導を受けた。病気が悪化して出席できない博士に代わって、6月13日からニューヨークで始まった国際カンファレンスでセミナーの講師を務めるためだ。
もっとも、病状の悪化にもかかわらず、博士の指導は精力的だった。
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2011-6-15 0:00
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「ポロシャツOKにすべき」8割(NBO世論調査)
ビジネスパーソンの服装は、どこまで「崩して」構わないものなのでしょうか。業種や職種によって事情は様々だとは思いますが、読者の普段の現状と、「ここまでは認めるべき」という考えをお聞きしました。
現状として「ノーネクタイ」「上着なし」「半袖シャツ」は9割以上で認められており、ほぼ、ビジネス界で「普通のこと」というコンセンサスが得られているようです。比較的、現状と認識の乖離が大きいのは「ポロシャツ」「スニーカー」「サンダル履き」といったところで、認められている割合に2〜4割ほどの差があります。
勤務形態によって大きく差が出るものを一部抜粋してグラフにしてみました。認められている度合いにばらつきが出るのは「ポロシャツ」「スニーカー」「サンダル履き」「Tシャツ」などです。
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2011-6-15 0:00
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サマータイムは効果あるのか?(NBO世論調査 [質問編])
労働慣習に照らせば日本はサマータームを導入しにくい国であるとの見方も根強い。さて、ご自身のこととして考えた場合、メリット、デメリットは何だと思いますか。
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2011-6-14 0:00
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「最後はヒトだ」という責任放棄(現場力から組織力へ)
巷では、「官僚性組織が創造性や戦略性を圧殺する」と信じられているようだ。しかし、それは「老化した官僚制」に当てはまることかもしれないが、健全な官僚制には当てはまらない。実は官僚制組織がしっかりとできているから、その足腰の上に創造性や戦略性の発揮が可能になるのである。
(沼上幹『組織戦略の考え方』)
前回触れた役割分担、あるいはそれぞれの役割を組織の目的に向けて統合を行うのにも当然ルールがありますが、今回は、組織全般のルールを考えてみます。
組織のルール
組織という言葉とルールという言葉が結びついて醸し出すイメージは大方ネガティブなものです。「細かいルールにこだわる」「手続きが煩雑」「ハンコをいくつも押さなくてはいけないので意思決定が遅い」等々、いわゆる「官僚的」という悪口は、大体こうした点にあります。
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2011-6-14 0:00
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「消費者の声を聞く」というモノ作りのウソ(常盤文克の「新・日本型経営を探る」)
「メード・イン・ジャパン」の製品は長らく、その品質と信頼性の高さから世界中で支持されてきました。日本企業の強みは、質の高い製品を安定して量産できることにあります。それが結果として、メード・イン・ジャパンの確固たる地位を築いたと言っていいでしょう。
前回もお話ししたように、こうした日本企業の強みを生かせるのは、高品質・高機能な製品をリーズナブルな価格で、主に中所得者層向けに売る「MOP(Middle Of the Pyramid)」ビジネスです。発展途上国や新興国における低所得者層、すなわちBOP(Bottom Of the Pyramid)を対象にしたビジネスでは、中国や韓国、台湾の企業にはかないません。
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2011-6-14 0:00
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「義援金付き宿泊プラン」を思いついた男(究極のサービス)
東日本大地震で箱根から人影が消えた。旅館はキャンセルの電話が鳴りやまない。土産物店はシャッターを下ろす。駅前に人の姿はなく、道路に走る車もない。
地震直後は鉄道の混乱、ガソリン不足、計画停電という現実的な問題があった。そして、地震の直接の影響がなかった地域で襲ってきたのが「消費の自粛」だ。地震、津波、原発に次ぐ「第4の災害」だ。
今回、話を聞いたのは一の湯の小川晴也社長だ。箱根で2番目に古い老舗温泉旅館で、創業は1630年。今の当主の小川氏は15代目に当たる。塔ノ沢にある本館は、明治後期に建築された木造4階地下1階建ての施設で、2009年に国の有形文化財に登録された。この本館を中心に、箱根地域で40室未満の小旅館8軒をドミナント展開している。
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2011-6-13 0:00
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成熟した投資ファンド、復興ニッポンを支えるか(ニュースを斬る)
「まさかアドベントが撤退するとは…」ある投資ファンドのトップは驚きを隠さない。米投資ファンドのアドベントが今年3月に日本から撤退した。
アドベントだけではない。リーマンショック後に米サン・キャピタル・パートナーズや香港のユニタス・キャピタルが日本事務所を閉鎖した。
日本に対する投資はどのように変化しているのか。日経ビジネスは2008年に続き、投資ファンド、ベンチャーキャピタル調査を実施した(結果は6月13日号の日経ビジネスを参照)。
国内で活動する主要な投資ファンド46社に調査票を送付し、24社から回答を得た。直近の決算期における投資残高を回答した15社の合計額は約2兆6008億円。
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2011-6-13 0:00
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第6話「いったい社長って、なにが愉しみであんなに働いているのかしら」(あの男の正体(はらわた))
(前回から読む)
内外海行 受付
内外海行の役員フロア入り口には、びっくりするほど大きな黒い大理石のカウンターがあって、その後ろに、淡いグリーンの制服姿の女性が二人、ちょこんとすわっている。二人の背後の壁も同じ黒い大理石で、その壁には一面に漢字とアルファベットの金文字で「内外海行」、“Naigai&Co.”と大書されているから、黒と金のなかに年若い女性がそろいの服を身に着けて、小さく優雅に浮かんでいるという光景になっている。
社長室に行こうとするものはだれでもこのカウンターの前をとおらなければならない。
カウンターの前の女性たちはいつも微笑みを絶やさない。しかし、どんな不審な動きも見逃さないように訓練されてもいる。
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2011-6-13 0:00
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問題解決の経験は「質より量」(チーム創りの教科書 ミドルマネジャーのための「DoとBe」)
先日、ラフティングと言う競技の日本チームを率いる浅野重人監督とお話しする機会がありました。ラフティングという競技は日本ではあまり知られていないのですが、ゴムボートで激流の川を下る、とてもハードなチームスポーツです。
興味のある方は浅野監督のHPなど参照してみてください。
浅野監督とのお話しの中で感銘を受けたことがありました。浅野監督が日本で初めてのプロチームの創設に取り組み始めた10年ほど前は、日本チームが世界のレベルに追い付くためには50年以上かかると言われていたそうです。その状況からチーム創設し、わずか8年で世界大会優勝という快挙を成し遂げた事実でした。
チーム創りの本質はスポーツチームも同じ
浅野監督の言葉を借りれば「世界最弱のチームを8年で世界一にした」ということです。
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2011-6-13 0:00
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猪苗代産味噌が福島の地酒を引き立てる(美味しく応援。がんばろう東北! 今こそ食べよう東北の味)
画像のクリックで拡大表示
被災地を間接的にでも応援するため、「美味しく応援。がんばろう!東北 今こそ食べよう東北の味」を開始した。東京にある東北6県のアンテナショップと郷土料理が食べられる飲食店を紹介していく。
「これなら長く無理せずに、被災地を応援できそう」
「良い企画ですね。今日、八重洲方面に行くので福島のアンテナショップに寄ってみます」
「早速、池袋に牛タン定食を食べに行ってみます。被災地の名物を食べて応援、賛同します」
6月6日に公開した第1回目のダイジェスト版は、多方面から大きな反響を戴いた。
瓦礫だらけになってしまった郷土の変貌ぶりに、現地へ足を運んだ誰もが言葉を失っている。
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2011-6-13 0:00
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クールビズを阻むのは社長さん(マーケティング・ゼロ)
日本のビジネスマンよ、上着を捨て仕事へ出よう! この夏、やっとそのチャンスがめぐってきました。いま、ビジネス現象にまでなっている、クールビズ。節電ビズをきっかけに、ホワイトビズ、スーパークールビズ、そして、SAVE BIZまで、ビジネスウェア界は大賑わいです。
ひょっとしたらビジネスウェア業界市場を、再び活性化させるきっかけになるかもしれません。それ以上に、私が期待するのは、日本のビジネスマンをカッコ良くできる絶好の機会であると。脱ドブネズミ、さらばジミーズ・ビジネスマン!
そもそも、なぜ日本のビジネスマンは、みんなユニフォームのようなスーツを着るようになったのでしょうか。スーツとは、そういうものだったのでしょうか。
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2011-6-13 0:00
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被災地のがれきの前に集まった人々、それぞれの思い(武田斉紀の「ブレない組織、ブレない生き方」)
震災から約3カ月、福島県いわき市
6月5日。3・11から3カ月近くが過ぎた日曜日。私は一人、福島県いわき市で災害ボランティアに参加した。
地震と津波がもたらした惨状をこの目で見てみたい、また現地に行って何かのお役に立ちたいとずっと思っていた。しかし当初、災害ボランティアは県内限定の募集がほとんどだった。それを知ってか知らずか、ゴールデンウィークには多くの個人が乗り込み、人があふれて混乱が生じたとも聞いた。個人のボランティアはまだ早い。かといって物見遊山で訪問してしまっては、復興の足を引っ張ってしまう。
自宅近くのボランティア団体に登録はしたものの、緊急時に役立つスキルのない自分にはできることが見つけられなかった。
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2011-6-10 0:00
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武田鉄矢、「当たる要素ゼロ」の映画を語る(動画あり)(ニュースを斬る)
映画館で上映しない。
そんな映画が、すでに2年間で300回にも及ぶ上映を続けている。広告宣伝は一切打たない。「うちの町で上映してほしい」。そんな人がいると、町の集会場などに映画を持って出かける。そして話題が人づてに広まって、今では上映依頼が殺到している。今後の上映が決まっている場所が約30地域あり、6月は兵庫県神戸市(18日)、愛知県安城市(19日)、千葉県柏市(28日)で上映会が組まれている。その他に約100地域が手を上げている。
ノーギャラで舞台に上がる理由
タイトルは「降りてゆく生き方」。主演の武田鉄矢は、1979年にテレビドラマの金八先生役に抜擢され、俳優として脚光を浴びた。
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2011-6-10 0:00
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新興国生まれのビジネスモデルが世界を席巻する(御立尚資の帰ってきた「経営レンズ箱」)
リバースイノベーションという言葉がある。ご存じだろうか。
従来は、先進国がイノベーションを生む場であり、そこで作られたものを新興国市場に投入するというのが、多国籍企業の通例であった。ところが近年、逆方向(リバース)の流れができ、新興国で起きたイノベーションが、先進国に持ち込まれるということが見られるようになっている。この流れそのもの、あるいは、意図を持ってこういう流れを作ること、をリバースイノベーションと総称するようだ。
当時は、そのような呼び方をされていなかったが、しばらく前のホンダの中国での合弁が、日本企業が関与したリバースイノベーションの初期の事例だったように思う。
中国の模倣メーカーを取り込んだホンダの戦略
ホンダのスーパーカブは、世界中で二輪モータリゼーションを引っ張る、いわば最強のエントリーモデルだが、さまざまな国で勝手に模倣品を作るローカルメーカーが後を絶たない。
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