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ニュース見出し
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2011-6-23 0:00
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「選手じゃなくて学生だから、カネは払いません」〜大学スポーツが大リーグより儲かるカラクリ(鈴木友也の「米国スポーツビジネス最前線」)
前回のコラムでは、米国の大学スポーツが、学業を怠ると厳しい制裁を受けることを紹介しました。最近でも、全米大学体育協会(NCAA)が学業不振を理由に全米チャンピオンとなったバスケ部の奨学生(スカラシップ)枠を減らしたり、5年以上前の学生の規律違反により名門フットボール部に“死刑判決”にも等しい罰則を科しています。
なぜ、こうした厳罰が必要なのでしょうか? 本当に「学生の本分である学業をおろそかにさせない」ことが狙いなのでしょうか?
今回のコラムでは、巨額のマネーが動く米国大学スポーツの「知られざるビジネスシステム」に迫ってみようと思います。
大リーグより儲かる大学スポーツ
現在、NCAAには「ディビジョンI」から「ディビジョンIII」までの3つのレベルに1200校以上の大学が加盟しており、23の競技で88の大会が開催されています。
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2011-6-22 0:00
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消費者から見た、商品としての本(電子書籍が出版ビジネスに与えた真の衝撃〜問われる価格戦略)
私が『マクドナルドはなぜケータイで安売りを始めたのか?』という電子書籍で目指したことの一つは、価格戦略の適用であった。本のテーマが、最先端の価格戦略の紹介と解説だったから、それを電子書籍の価格でも実践しようとしたのである。
企画を考えている時、既に販売されていた電子書籍アプリを見ると、紙版より何割か安くした価格をつけるのが一般的だった。以下のような発想からだと思う紙版の内容をほぼそのまま電子版にしているから、価値は似たようなもの。でも、電子版は端末(リーダー)がないと読めないから、その分だけ、読者には余分にコストがかかる。だから、紙版より安くしないと売れない。
しかし、「端末のコスト」を考えるのは、経済学的には正しくない。
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2011-6-22 0:00
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【最終回】不毛な怒りの静め方(鈴木義幸の人を動かす問いの力)
以前、ある企業から「うちの役員にコーチとしてついてほしい」という依頼をいただきました。
その役員は、とても仕事ができる人で、2年間で大きな組織変革を成し遂げた。社長も彼の能力を買っている。次期の社長候補でもある。
しかし、唯一の問題は、突然部下を怒鳴り散らしてしまうことである。ほとんどの部下は彼の言動に戦々恐々としており、彼に怒られたせいで、体調を壊す部下が何人も出ている。このままでは組織全体にも悪影響を与えかねない。なんとかならないものだろうか。そんな依頼でした。
外では柔軟、内では…
仕事の腕がたち、誰もが認める稼ぎ頭。集中力があり、機転が効く頭脳派だが、求められればドブ板営業のような役割もいとわない根性だって兼ね備えている。
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2011-6-22 0:00
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「中国人はMUJIが好き」を解剖する(新ローカリゼーションマップ)
この連載を書いていて色々な反応がある。
「世界には色々な文化が存在することが具体的な例で理解できた」「複数の視点をもつ重要性を知った。ローカリゼーションを早速考えたい」
そんな肯定的な応援メッセージをいただく。
その一方で、ローカリゼーションに躊躇する意見もある。その1つが、「ローカリゼーションが不要なほどの、世界に類を見ない革新的な製品を考えることこそが重要だ」という考え方だ。
私も、そういう意見を尊重しているし、目標にすべきことだとも思っている。
しかしながら、グローバル市場において、ローカリゼーションを考えなくてもそのまま受けいれられる製品や分野は、今のところ限られている。
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2011-6-22 0:00
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第35話「もちろんだ斑目君。このオレがトドメを刺してやる」(熱血!会計物語 〜社長、団達也が行くseason2)
前回までのあらすじ
リンダはタイにあるソムチャイの工場を訪ねた。その日の夕方、リンダは2人の男性をソムチャイに紹介した。それは、UEPCの技術責任者のアンディーと、研究部門の責任者の三沢だった。
リンダは、団達也の会社が作っている「K01」は、金子が三沢の発明を勝手に流用したものだと言った。それに対してアンディーは、K01は自分が発明したと明かし、MTCラボの特許にはならないと言った。
一方、三沢はK01、そしてK01を生産する専用ロボットの動きを制御するコンピューター・プログラムは、すべて金子が発明したものだとリンダに語った。
アンディーはその言葉を聞いて、K01はあくまで自分が発明したものだと言い張った。
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2011-6-22 0:00
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「通勤ラッシュ避けられる」46%(NBO世論調査)
原子力発電所の運転停止や、再稼働の延期などで今夏「15%の節電」が広く目標とされるようになりました。その1つの手段として一部で導入が始まっているのがサマータイムです。読者の職場では、どの程度実施されているのでしょうか。
「既に実施」「実施する予定」の回答数を合わせると13.1%になりました。
考えられるメリットでは、「通勤ラッシュを避けられる」の45.8%がほかを引き離してトップ。「付き合いや習い事、趣味に割く時間を増やせる」(24.7%)、涼しい時間帯に仕事をすることができる」(22.8%)が続き、「節電になる」(15.8%)という効果にはあまり重きを置かれていないようです。
反対にデメリットでは、「残業時間が増える」「取引先などとの仕事の時間が合わなくなる」「睡眠時間が短くなる」が約43%で横一線。
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2011-6-22 0:00
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消費税引き上げは是か非か?(NBO世論調査 [質問編])
財政再建の観点から久しくくすぶり続けていた消費税の増税議論。東日本大震災の復興財源確保などの名目も加わり、再び議論がかまびすしくなっています。政府、与党、野党の中でも増税に対する見方やスタンスはさまざまです。
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2011-6-22 0:00
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「貿易収支の赤字」は「日本の競争力の衰え」なのか(小峰隆夫のワンクラス上の日本経済論)
前回は国際収支についての基礎的な事項を説明し、(1)貿易収支だけで見るのはあまり意味がない(経常収支はまだ意味がある)、(2)経常(貿易)収支の黒字が赤字より望ましいわけではない、(3)国際収支はそれ自身が政策目標となるのではなく、多様な経済活動を映し出す鏡だと考えるべきである、ということを説明した。
今回は、その国際収支に最近現われている変化について考える。論点が多岐にわたるので、最初にどんな点を論じていくのかを明らかにしておこう。
第1に、震災後、貿易収支が赤字に「転落した」ことがしばしば取り上げられている。「転落した」という言葉に象徴されるように、貿易収支の赤字化は日本経済そのものが経済の活力を失いつつあることを示しているように受け止められているようだ。
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2011-6-21 0:00
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トヨタ、減益予想ににじむ苦境(時事深層)
トヨタ自動車が2012年3月期に36%の営業減益予想を発表。自動車生産は急回復しているが、円高が業績の足かせになる。震災から復旧しても伸び悩む業績が、トヨタの苦境を示す。
記者会見場が一瞬、静まり返った。トヨタ自動車が6月10日に2012年3月期の業績見通しを発表した席上、小澤哲副社長がその場にいない豊田章男社長の発言を紹介した時のことだ。
「先般、ころっとですね。トヨタのモノ作りは日本だけのものではありませんよとある人から言われたそうです。そういうふうに言われてしまうと、なかなか返事がしづらくなってくるというようなことをおっしゃっていました」
トヨタの記者会見では、国内生産維持の見通しについて記者に尋ねられるのが恒例行事となっている。
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2011-6-21 0:00
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変えようとするな、進化させよ(現場力から組織力へ)
「敵よりも大いなる兵力を集結して敵を圧倒撃滅するというのは、古今東西を通じ常勝将軍といわれるものが確立し実行してきた鉄則であった。日本の織田信長も、若いころの桶狭間の奇襲の場合は例外とし、その後はすべて右の方法である。信長の凄味はそういうことであろう。…日本軍は、日露戦争の段階では、せっぱつまって立ち上がった桶狭間的状況の戦いであり、児玉の苦心もそこにあり、つねに寡を持って衆をやぶることに腐心した。が、その後の日本陸軍の歴代首脳がいかに無能であったかということは、この日露戦争という全体が「桶狭間」的宿命にあった戦いで勝利を得たことを先例としてしまったことである。陸軍の崩壊まで日本陸軍は桶狭間式で終始した」
(司馬遼太郎『坂の上の雲』)
組織の慣性
前回と前々回は組織構造、および組織のルールを考えました。
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2011-6-21 0:00
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海外企業の「日本外し」は震災前から始まっていた(復興の経営学 ここから始まる企業再創造)
東日本大震災でサプライチェーンや物流網が寸断され、日本企業の多くは事業活動の停止を余儀なくされた。その反省から、新たに創造していくべき経営のモデルとは──。企業で経営再創造の最前線に立つ実務家の取り組みや識者の論考を通して模索していく。
今回のテーマは、サプライチェーンマネジメント。震災は、日本国内だけでなく海外の企業も、素材や部品の調達において日本企業に依存している実態を浮き彫りにした。しかし、その結果としていま憂慮されているのは、皮肉にも、海外の企業が調達先を分散して「日本外し」を進める恐れだ。
この問題について、製造業のサプライチェーンマネジメントを専門とするハウ・リー米スタンフォード大学経営大学院教授に見解を聞いた。
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2011-6-21 0:00
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阪神・淡路大震災から12年、灘での酒造りを復活(東北の地酒を絶やすな!〜被災した酒蔵の復興への一歩)
東日本大震災は、激しい揺れに加え、津波の威力に我々は驚愕した。一方、火災の恐ろしさを見せつけたのが、16年前の阪神・淡路大震災だった。炎は次々と家を焼き、酒蔵を焼いた。いくつもの酒蔵が酒造りを断念した。それから12年。酒造りの音が、ある灘の蔵で甦った。灘の地での酒造りを再開させたのは、まだ20代の女性だった。
早朝に発生した地震。瞬く間に火が走った
阪神・淡路大震災が起きたのは1995年1月17日のこと。多くの酒蔵は、気温の下がる10〜3月に酒造りをする。年が明けて間もないこの時期は、酒造りの最盛期だった。
兵庫県の「灘五郷」と総称される一帯は、上質の水や水運条件に恵まれ、古くから名酒の地として知られる。
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2011-6-21 0:00
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こすからい会社には天罰が下る!(究極のサービス)
日本の食卓を支えたカマボコが、落ち込んで久しい。生産量は30年前の120万トンをピークに、今では50数万トンまで落ち込んだ。業者数もピーク時の2500社から1000社へと激減している。
カマボコは魚から動物性タンパクを摂取できることから、健康食としてもてはやされ、ダイエットや美容にもいい。だが、日本ではすっかり存在感が薄れた。だが、実は「ねり製品」の市場は今では海外で急伸していて、その規模は130〜140万トンに膨れ上がっている。
今回の震災に負けない人々は、小田原で150年近くカマボコを作り続けてきた鈴廣にスポットライトを当てる。カマボコを手がけたのは慶応元年(1865年)。そして、東日本大地震によって、他のサービス業と同じように一時は客足がすっかり消えた。
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2011-6-21 0:00
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震災に負けない企業とは?(担当記者が教える! 今週の日経ビジネスはこう読め!)
東日本大震災の直撃を受け、日本企業の多くがかつてない苦境に立たされている。震災後も揺ぎない強さを備えた会社はどこなのか。やはり、規模が大きく体力のあるトヨタ自動車や日立製作所、キヤノン、ファーストリテイリング、花王などの著名企業なのか。こうした素朴な疑問から今回の特集の企画はスタートした。
「今、本当に強い会社」を見つけ出すため、日経ビジネスは日経リサーチと共同で独自調査を実施。約3500ある全国上場企業を対象に、時価総額や売上高、利益率を分析し、震災を経ても成長している300の企業群「グロース300」を抽出した。結果を見ると、意外にも規模が小さく、知名度の高いとはいえない企業が数多く名を連ねる。
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2011-6-20 0:00
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福島の名産品を八重洲と葛西でゲット!(美味しく応援。がんばろう東北! 今こそ食べよう東北の味)
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第3回目は福島県のアンテナショップを2店舗を紹介することにしよう。まずは東京・八重洲にある「福島県八重洲観光交流館」だ。JR東京駅八重洲中央口から徒歩3分、東京メトロ銀座線京橋駅7番出口から徒歩2分と、アクセスの良い場所にある。外堀通りにある八重洲ブックセンター本店から路地を隔ててすぐだ。オレンジ色の「ほっとする、ふくしま」の文字と、福島県会津地方の郷土玩具である巨大な赤べこを目印に、訪れるとよい
清潔感あふれる店内に福島県の郷土品や特産物であるお菓子やお酒などをきれいに陳列している。奥には座って飲食できるスペースを設けてある。「福島民報」や「福島民友新聞」といった福島県地元の新聞も置いており、閲覧することができる。
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2011-6-20 0:00
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新社長がイマイチだったら、前の社長を責めなさい(武田斉紀の「ブレない組織、ブレない生き方」)
次期首相候補も見えないのに、降ろしちゃって大丈夫?
経営のバトンをしっかりと渡せる企業だけが生き残れる民間企業では常識だ。今日はこの話をしたいのだが、その前に気になることがある。この国は現在有事にあるにもかかわらず、後任のメドも立たない中で、トップが引きずり降ろされようとしている。
ここ最近、自民党の首相2人、民主党の首相1人が、わずか1年以内という短さで、任期半ばにして政権を放り出してしまった。偉そうなことを言ってトップになっておきながら、何たる体たらくと国民は怒り、あきれてしまった。彼らは歴史に残る無責任さで国民を裏切っておきながら、まだ政治家を続けている。それに比べたら、菅直人という首相は逃げなかった。
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2011-6-17 0:00
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東から西へ、「疎開転職」増加(時事深層)
震災後、首都圏を脱出する人の動きが続いている。母子の疎開だけでなく、東から西への転職市場も活性化。人材の流出は、一時的な現象にとどまらないかもしれない。
「これまで転職地域を首都圏に限定していた技術者が、対象を全国に広げ、内定するケースが目立っている」
転職支援サービス大手のリクルートエージェントで「製造業・技術職」のキャリアアドバイザーを務める中尾公則氏は、震災後に関西地区や東海地区への転職実績が増えている現状を明かす。同社の調べによると、首都圏の技術者が関西の企業に転職した数は、5月実績で前年同月比約2倍、しかもその勢いは今も衰えていないという。
地域をまたいだ転職が増える理由はもちろん、東日本大震災だ。
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2011-6-17 0:00
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片道切符でインドに赴任できますか?(インド進出 挫折の本質)
「日本はすでに、何でも手に入れた成熟社会でしょ。でも、インドはこれから多くのものを手に入れようとしているんだ。日本の考え方じゃ、組織は回らないね」
デリーの日系企業で働いた経験があるインド人はそう語った。
日本企業では働きたくない
「日本企業は意思決定が遅い。慎重になり過ぎるんだと思うよ。フレキシビリティもないしね。製品はいいんだから、ビクビクしないで、もっとアグレッシブにビジネスを展開すればいいんだよ」
急成長国から見れば、日本企業の行動はもどかしいのだろう。もちろん、彼は日本人の長所も知っている。高い倫理観、そして生真面目な性格は、日本人の美徳だと認める。それでも、フラストレーションがたまった。
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2011-6-17 0:00
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社会科学者よ! 「非線形」に挑戦してはいかが?(宮田秀明の「経営の設計学」)
このコラムを書き始めたのは、日経ビジネスオンラインが創業した時のこと。だから、もう6年目に突入している。担当の編集者も3人目になった。編集者と私との間には、当然ながら色々なやり取りがある。
もう大分前のことだが、編集者に言われた。「この原稿は勘弁してください。読者が離れてしまいます」。
その原稿のタイトルは「楕円型システムと双曲型システム」というものだった。楕円型と双曲型というのは偏微分方程式のタイプのことで、この2つの数学モデルの違いが経営モデルに重要な示唆を与えると思って書いた。だが、読者の方々に理解されるのが難しそうだったのだ。
常日ごろ、私は学生たちに英語と数学だけはしっかり勉強するように指導している。
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2011-6-16 0:00
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「役に立ちたい」という思いからすべては始まる(CSRからCSVへ ポーターで考える新しい経営)
前回は、企業の競争戦略論の大家として知られるマイケル・ポーター米ハーバード大学教授が新たに提唱した「Creating Shared Value」(以下、CSV)というコンセプトとその3つの大きな方向性について紹介した。
ポーター教授は、寄付やフィランソロピー(企業の社会貢献活動)を中心とする旧来のCSR(企業の社会的責任)活動に異議を唱えた。そして、企業は社会と共有できる価値を創出することを目指すべきだとして、CSRに取って代わるCSVというコンセプトを考案した。これからCSVの考え方をベースにして、日本企業の実例も取り上げながら、企業と社会との新たな関係のあり方を探っていく。
今回は3つの方向性のうち、「社会課題を解決する製品・サービスの提供」について、より具体的に考えてみたい。
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