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ニュース見出し
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2011-6-30 0:00
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「経済は成長しない」が常態だった(哲学者・萱野稔人の超マクロ経済論)
私たちにとって経済成長という現象は、経済を考えるうえでほとんど前提となっている概念だ。経済は成長するものだし、成長すべきものである、という観念はとても根強い。
その一方で、バブル経済が崩壊して以降の日本経済はほとんど成長していない。長く続く低成長やゼロ成長の現実をまえに、日本はすでに「脱成長社会」に突入した、という議論も様々なところでなされている。
果たして、私たちは今後も経済成長をめざすべきなのか、それとも脱成長社会に見合った経済システムを模索すべきなのか。これは非常に大きな問題であり、解答を見出すことは容易ではない。しかし、東日本大震災によって日本経済復興のための根本的な施策が必要とされている現在、決して避けることのできない問題でもあるだろう。
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2011-6-29 0:00
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「芥川龍之介」と「ランチェスターの法則」と腹八分大作戦(横田尚哉のFAで考える日本再生)
増税なき復興のシナリオ
前回のコラムに「腹八分大作戦」のことを書いた。限られたリソースを仲間内で奪いあっている場合じゃない、ということを述べさせていただいた。自由競争社会が今の日本を押し上げたことは事実であるが、今は余りにも自分かってな社員と企業が多すぎる。
自分さえ良ければ、隣の人がどうなっても構わないという考え方は、長期的な展望を見ることの出来ない視点の低さと、人としてのモラルの低さを公言しているように見えて仕方がない。そういう人は、芥川龍之介が『蜘蛛の糸』を通して子供たちに伝えたかったことを理解できなかったのだろう。
日本再生に、児童文学書は必要ないかもしれないが、せめて『ランチェスターの法則』は理解しておいて欲しい。
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2011-6-29 0:00
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第36話 「これでIFRSは立ち消えになるんですか?」(熱血!会計物語 〜社長、団達也が行くseason2)
前回までのあらすじ
リンダはタイにあるソムチャイにUEPCの技術責任者のアンディーと、研究部門の責任者の三沢を紹介し、4人はバンコクのレストランで食事をしていた。
その席で、リンダは、団達也の会社が作っている「K01」は、金子が三沢の発明を勝手に流用したものだと言った。それに対してアンディーは、K01は自分が発明したと明かし、MTCラボの特許にはならないと言った。
一方、三沢はK01、そしてK01を生産する専用ロボットの動きを制御するコンピューター・プログラムは、すべて金子が発明したものだとリンダに語った。アンディーはその言葉を聞いて、K01はあくまで自分が発明したものだと言い張った。
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2011-6-29 0:00
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バリューチェーンのつながりが新たな可能性を開く(CSRからCSVへ ポーターで考える新しい経営)
企業の競争戦略論の第一人者であるマイケル・ポーター米ハーバード大学教授が新たに提唱した「Creating Shared Value」(以下、CSV)。同教授はこのコンセプトにおいて、企業は社会と共有できる価値の創出を目指すべきだと主張し、大きく3つの方向性を示した。
その1つである「社会課題を解決する製品・サービスの提供」について取り上げた前回に続いて、今回は2つ目の方向性である「バリューチェーンの競争力強化と社会への貢献の両立」について考察する。
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バリューチェーンとは、「調達→生産→物流→販売」といったサプライチェーンや、技術開発、人材育成などの企業活動が一連の流れの中でその都度、付加価値(バリュー)を生み出していくものととらえ、そうした付加価値を生み出す企業の活動を網羅して描き出したものである。
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2011-6-29 0:00
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身の回りの放射線量を測りたい?(NBO世論調査 [質問編])
福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故から3カ月以上が経ちました。国民が放射能汚染についての知識を深め、メディアの報道が増えてくるにつれ、反対に疑問や不安が増大しているのが、汚染地域の拡大やその深刻さの問題です。
放射線量が高い「ホットスポット」の存在や、地面からの高さによる測定値の違いなどで、さまざまな数値が次々と出てきます。いわゆる公的な発表だけでなく、メディアの独自調査、線量計を持つ個人による測定などもあり、何を信じればいいのか分からない状況だとも言えるでしょう。
自らの身は自ら守るしかない。そう考えて、線量計を持とうと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は「自分で放射線量を測りたいと思うか」についてうかがいます。
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2011-6-29 0:00
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「消費税引き上げるべき」50%(NBO世論調査)
震災復興の資金捻出、先が見えない社会保障改革に風穴。消費増税の議論がかまびすしくなってきました。財政赤字の問題は認識しているものの、家計や日本経済を圧迫しかねない施策には簡単に首を縦に振れない、というのが多くの国民の本音ではないでしょうか。今回は消費税増税についてうかがいました。
消費税を増税すべきという意見は過半数を超えました。5年後を想定した税率は「10%程度」という回答が最も多く、58.8%を占めました。それに続く「15%程度」も23.1%あり、合わせると8割以上の方が「10〜15%程度」の税率を許容していることになります。
引き上げるべきとの回答の理由は「財政赤字を改善」「社会保障の維持・強化」が上位を占めました。
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2011-6-28 0:00
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政界でうごめく「準銀行」構想(時事深層)
業界消滅の危機に立たされている消費者金融市場を巡って、ある構想が浮上している。貸し出す際の上限金利や総量規制を緩和し、融資をしやすくする新金融機関の創設だ。「健全な借り手」の救済を目的にひねり出した奇手だが、乗り越えるべき課題は多い。
「あくまでもゴールの姿の1つとしてお考えいただきたい」
6月9日、霞が関の衆院議員第1議員会館地下にある会議室。集まった国会議員を前に、呼びかけ人の1人が、ある“素案”を手渡した。
A4判用紙1枚の資料には、「新しい業態の設立」と銘打たれ、「『準銀行』の新設」とある。
消費者金融の代替金融機関
「準銀行」──。耳慣れない言葉の正体は、消費者金融に代わる、融資専門の金融機関を指す。
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2011-6-28 0:00
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部下はなぜ上司の言うことが「わからない」のか(現場力から組織力へ)
「人は大局の判断を迫られた場合は誤りを犯しやすいが、個々のこととなると、意外に正確な判断を下すものである。
だから民衆も、巨視的な視野を要求される事柄の判断力では頼りにできないが、ミクロな事柄ならば、多くの場合正確な判断を下せるのだ。
それで、いかにすればこういう民衆に目を開かせることができるか、の問題になってくるが、次に述べることを踏襲すれば簡単である。
つまり、大局的な事柄の判断を民衆に求める場合、総論を展開するのではなく、個々の身近な事柄に分解して説得すればよい」
(マキャベリ『政略論』)
第4回から第6回は、組織のどちらかといえばフォーマルな側面、役割やルール、そしてそうした組織に生まれる慣性について議論をしてきました。
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2011-6-28 0:00
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「社長、なんでそんな冒険をするんですか!」(究極のサービス)
全国の旅館は東日本大地震で大きな影響を受けた。被災地の中は、施設の損壊などの直接的被害もあるが、被災地の外は消費の自粛による予約のキャンセルが大きく影響した。地域によっては、町から観光客が消え、多くの旅館が休業や廃業に追い込まれた。
この大変に厳しい旅館業において、予約のキャンセルに見舞われながら、素早く対策を打ち、その影響を最小限に食い止めたのが北海道で7つの旅館を展開する鶴雅グループである。予約のキャンセルが多かった旅館を休業して、以前から予定していた工事を、この機に実施した。また、地震前の1月に立ち上げてあったネット事業本部が、顧客にインターネットで直接アプローチし、地震後も集客し続けた。
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2011-6-28 0:00
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子供たちが狂喜する韓国「英語村」に潜入(使える英語はこう学ぶ)
韓国・ソウル市内から車で1時間足らずの場所に、今回の目的地「SEOUL ENGLISH VILLAGE Suyu Camp」(スユキャンプ)はあった。
一般的に「英語村」と呼ばれるこの場所は、主に幼稚園児から小・中学生らを対象にした、公的な英語体験施設だ。国民に負担の少ない形で、より英語に触れる機会を増やすことを目的に、2000年代半ば頃から韓国内に作られるようになった。
現在、韓国に英語村と呼ばれる施設はおよそ30カ所あるが、大きく分けると、自治体が直営している施設と、民間委託で運営されている施設の2種類がある。スユキャンプはソウル市から委託を受けて、韓国の民間企業YBM Educationが運営している施設だ。
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2011-6-28 0:00
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あなたは「事業仕掛人」になれますか?(担当記者が教える! 今週の日経ビジネスはこう読め!)
突然ですが、読者の皆さんは「プロデューサー」と聞いて、どんな人物を思い浮かべるでしょうか?
多くの方は、テレビ番組あるいは映画製作の関係者を想像するかも知れません。最近なら、「AKB48」を人気アイドルグループに育て上げた秋元康さんがパッと浮かんだ方も多いのではないでしょうか。音楽製作やゲーム製作の場でも、作品全体の統括責任者として、しばしばプロデューサーの存在が注目されます。
ちなみに、ウィキペディアでは、プロデューサーは次のように定義されています。
「映画やテレビ番組などの映像作品、ポスターや看板などの広告作品、音楽作品、テレビゲーム作品制作(製作)など、制作活動の予算調達や管理、スタッフの人事などをつかさどり、制作全体を統括する職務。
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2011-6-28 0:00
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「永遠に借り換えできるから大幅な増税は不要」のウソ(復興の経済学)
ポイント
・国債を永遠に借り換えるポンジー・ゲームで増税を逃れようとするのが「ポンジー財政政策」
・ポンジー財政政策の考え方は我が国の財政政策に影響を与えてきた
・経済学ではポンジー財政政策は現実的ではないとされる
・財政赤字ギャンブルは将来世代に対する「財政的児童虐待」
2008年末、リーマンショックの影響の去らないニューヨークで、NASDAQの会長まで務めた投資会社社長バーナード・マドフが逮捕された。嫌疑は、巨額の証券詐欺。日本の大手金融機関を含めた世界中の有名機関投資家から投資資金を集めたマドフの投資会社だったが、実際には投資はなされず、新規の顧客からの投資資金を過去の顧客に投資成果として支払う自転車操業を続けていた。
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2011-6-27 0:00
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原発3社、震災後の意外な健闘(時事深層)
東芝、三菱重工業、日立製作所の原子力発電事業が意外にも健闘している。既存原発の耐震補強などで、短期的には受注が上振れするためだ。ただ、新設案件への逆風は強い。安全性のアピールと海外営業に懸命だ。
「アフターサービス事業の強化で受注増加を狙いたい」と三菱重工業の正森滋郎 原子力事業本部長は力を込める。関西電力で1000億円、九州電力で500億円。東京電力福島第1原子力発電所の深刻な事故を受け、電力各社は原発の安全性確保へ多額の資金を投じる方針だ。津波対策や非常用発電機の設置、海水ポンプの増設など実施すべき案件は多岐にわたる。
三菱重工は2012年3月期に原発事業の受注額として2000億円を見込む。
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2011-6-27 0:00
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「震災後」をビジネスチャンスに変えよう(武田斉紀の「ブレない組織、ブレない生き方」)
高速道路1000円で潤った地方はダメになってしまうのか?
先週末の6月19日(日)をもって、高速道路無料化のための社会実験が終了した。申し上げるまでもない、直接的には東日本大震災の復興費用を優先させたためだ。土日祝日の上限1000円料金(ETC利用、普通車・軽自動車)の廃止で、観光客であふれていた地方が戸惑っている。制度がもたらしたものは何だったのか。
19日のニュースでは、香川県のうどん店の様子が紹介されていた。片田舎に点在する製麺所を兼ねたうどん店の前の道路に、順番を待つ長蛇の列が続く。人気店では2時間待ちも出た。現地につながる高速道路である高松自動車道では最大11kmの渋滞となった。
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2011-6-27 0:00
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福島名産、伊達鶏を1時間かけてじっくり焼く(美味しく応援。がんばろう東北! 今こそ食べよう東北の味)
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無理なく長くできることで応援しよう! 東日本大震災支援復興連載「美味しく応援。がんばろう!東北 今こそ食べよう東北の味」は、被災地を少しでも応援するために、東京にある東北6県の郷土料理が食べられる飲食店とアンテナショップを紹介している。
第4回は福島シリーズの最終編、東京・日本橋の「鶏料理 てん」を紹介する。同店は福島郷土料理とうたってはいないが、高級ブランド「伊達鶏」と福島・伊達地方の惣菜、福島の日本酒をとことん堪能できる、知る人ぞ知る鶏専門店だ。
場所は「日本橋コレド」の4階。コレドは、東急百貨店日本橋店の跡地に開業し、日本橋の新しいランドマークとして定着しつつある。
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2011-6-27 0:00
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グルーポンは単なる“安売りサービス”ではなかった(企業と顧客を結ぶソーシャルメディア)
日本でも昨年から大きな注目を集めているクーポン共同購入サービスの米グルーポンが、6月に入って米国で上場申請を行ったため、さらなる話題を集めています。
2008年に誕生したばかりのサービスにも関わらず、2010年度の収益が7億1300万ドル、しかも2011年第1四半期だけで2010年の売上にほぼ匹敵する6億4400万ドルもの売上を上げているという驚異の成長率。さらに、積極的に採用活動等に投資しているため現在は大幅な赤字体質であること、また今回の上場のスキームなどに対しても様々な問題提起や批判があり、議論が錯綜している印象もあります。
日本では、お正月に外食文化研究所が運営する「バードカフェ」(神奈川県横浜市)がグルーポン経由で販売したおせち料理の内容が、写真と全く異なることからトラブルが発生。
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2011-6-24 0:00
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英中央銀行も注目するネットデータ活用の将来性(御立尚資の帰ってきた「経営レンズ箱」)
6月13日付けの英フィナンシャル・タイムズ紙と英インディペンデンス紙に、ちょっと気になる記事が載っていた。英国の中央銀行であるイングランド銀行の調査部門が、グーグルのサーチデータを経済予測に活用することが可能だ、という旨の発表をしたのだという。
ポイントは以下の通りだ。
「不動産業者」、「失業」といった単語が検索される頻度を見ていけば、その後の住宅価格や失業給付数の変動を予測することができ、経済政策立案に資するツールとなり得る。
実際、2004年以降の「不動産業者」や「モーゲージ(住宅ローン)」という単語の検索頻度は、ほかの指標を上回る精度で英国の住宅市場の変動との相関が高かった。
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2011-6-24 0:00
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韓国の英語力が日本より高い理由(使える英語はこう学ぶ)
ユニクロや楽天の「英語公用語化」宣言もあり、日本企業の英語に対する意識が高まっている。どうすれば、ビジネスシーンで使える英語を身に付けられるのだろうか。そのヒントを探るため、記者は韓国に飛んだ。
韓国は1990年前後から、国を挙げて英語力強化に取り組んでいる。特に、1997年の通貨危機を境に国民に広がった危機感もあって、英語教育に対する熱気が急速に高まってきた。
15年ほど前までは、日本と並んで「英語が苦手」とされた韓国。だが、今やTOEICテスト受講者の平均スコアは日本人受講者よりも40点ほど高い。
英語力を急速に伸ばせた理由はどこにあるのか。韓国最大の教育関連企業「YBM Sisa.com」のD.H. Lee(リー)代表理事に聞いた。
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2011-6-24 0:00
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リチウムイオン電池産業を第3の基幹産業に(宮田秀明の「経営の設計学」)
2030年、つまり20年後にリチウムイオン電池の市場規模は世界で少なくとも300兆円程度になるだろう。最も強気の予想では1500兆円にもなる。300兆円は自動車産業の規模に匹敵する。だからリチウムイオン電池産業の国際競争に勝つことは日本の産業戦略として極めて大切だ。自動車とエレクトロニクスに次ぐ第3の柱として電池産業を早急に立ち上げなければならない。
私たちが基本設計のお手伝いをしようとしている三陸メガソーラータウンにとっても、最大の目玉はリチウムイオン電池による大規模蓄電技術である。人口2万人の都市に100メガワット〜300メガワットのソーラー発電所を建設する。同時に、その建設費用の2〜3割を充ててリチウムイオン電池を使った蓄電ステーションを設ける。
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2011-6-23 0:00
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菅首相の“ドン引き発言”で考えるリーダーの品格(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
「オレの顔を見たくない? 本当に見たくないか? だったら法案を通せ」と笑うに笑えないジョークを飛ばした菅直人首相(ジョークであると信じたい……)。
リーダーの責任って、いったい何なのだろうか?
「現在進行形」で東日本大震災の被災地の復旧・復興と、東京電力・福島第1原子力発電所の事故処理とに同時に取り組まなくてはいけない今。遂行責任こそが、この国のリーダーである首相に問われる責任であるようにも思う。
「一定のメドがつくまで責任を果たす」
「法案の成立まで責任を果たす」
「再生可能エネルギーの道筋をつけるまで責任を果たす」
こう豪語するなら、是非ともその責任を果たすべく、さっさと誠心誠意やってほしい。
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