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ニュース見出し
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2011-7-28 0:00
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企業が社会課題解決の主役となる必然と広がる可能性(CSRからCSVへ ポーターで考える新しい経営)
これまで、米ハーバード大学のマイケル・ポーター教授が「CSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任)」に代わって新たに提唱している「CSV(Creating Shared Value=共有価値の創出)」というコンセプトについて、どちらかといえばその内容(What)を説明してきた。最終回の今回は、改めてなぜCSVという考え方がいま求められているのか(Why)をまず考察しよう。
CSVとCSRが求められている構造要因は同じであり、以下の式で表すことができる。
社会課題↑×政府の課題解決力↓×企業の課題解決力↑=企業に対する社会課題解決の期待↑
社会の抱える課題が増加の一途をたどる中、政府がその課題を解決する力を低下させる一方で、企業の解決力は高まっている。
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2011-7-28 0:00
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なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
「結婚したいですか?」
「彼氏はいますか?」
「将来、子供は欲しいですか?」
会社で聞いたら、即問題視されそうな質問を、戸惑うことなく口にするテレビ番組のリポーターやキャスターたち。
「金メダル取って、もてるようになりましたか?」という質問を、柔道家の塚田真希さんやレスリングの吉田沙保里選手にしたVTRを流し、スタジオで笑う人々。
いったい何なのだろうか。不愉快な気分になった。そう、女子サッカーのワールドカップで初優勝を果たし日本中に勇気と元気をくれた、なでしこジャパンのメンバーが帰国後、テレビ出演した時のことである。
「女性だけのチームをまとめるのって、大変でしょ?」
「オヤジギャグは、女性の心をつかむため?」
「全国の女性部下を持つ上司たちが、監督のノウハウを知りたがってるでしょ」
佐々木則夫監督にも、ん? という質問ばかりが繰り返された。
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2011-7-28 0:00
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「再生可能エネルギーで経済成長」は楽観論(哲学者・萱野稔人の超マクロ経済論)
今回も前回にひきつづき、エネルギーと経済成長の関係について考えよう。今回のテーマは、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの活用は今後どこまで経済成長をもたらしうるか、というものだ。
再生可能エネルギーでは、過度な成長期待はできない
福島第1原子力発電所事故を受けて、日本でも「原子力から再生可能エネルギーへの転換を」ということが熱心に議論されるようになった。その議論のなかではしばしば、再生可能エネルギーへの転換によって新たな経済成長がもたらされる、と主張される。問題は、その主張がどこまで妥当なものかということだ。
たしかに再生可能エネルギーへの転換が、それを基軸とした新たな成長産業を生みだすことはまちがいないだろう。
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2011-7-27 0:00
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「格安30km/L車」登場(時事深層)
1リットル当たり30kmの燃費性能で80万円未満。ダイハツが業界の常識を覆す新型軽自動車を開発した。ライバルも脱帽する低燃費・低価格はいかに実現したのか。
「80万円を切る価格で1リットル当たり30kmの燃費を実現する」。ダイハツ工業の経営陣が9月発売予定の新型軽自動車「e:S(イース)」について繰り返してきた強気の言葉だ。これを聞いた他社の技術者の多くは、「そんな厳しい条件で、まともなクルマが作れるはずはない」と懐疑的だった。
無理はない。燃費基準の1つ「10・15モード」で1リットル当たり30kmをうたうホンダのハイブリッドカー「フィットハイブリッド」の価格は159万円から。マツダのコンパクトカー「デミオ」もベーシックモデルで140万円する。
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2011-7-27 0:00
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“空気を読まない”インドパワーが世界を制す?!(田村耕太郎の「経世済民見聞録」)
一か月で売れる携帯1200万台
ナポリで開催されたグローバル・インディア・ビジネス・ミーティング(GIBM)。前回はイタリアのしたたかさに焦点を当てた。今回はインドのパワーについて紹介したい。
インドパワーは、以下の数字を聞くだけで十分に感じることができる。ここ最近の、1カ月当たりの携帯電話新規加入者数は1000万から1200万。年間ではなく、「ひと月」の数字である。理科系大国インドで年間に生み出されるエンジニアの数は30万人。ちなみに日本は2万人強だ。
現在のインドの人口は12億人、その平均年齢は24歳という若さ! インドの10分の1の人口しか居ない日本の平均年齢は、ほぼ倍の45歳だ。
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2011-7-27 0:00
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掃除から始める意識改革(会津バス 再生への物語)
企業再生支援機構は2010年12月、福島県会津若松市のバス・タクシー会社、会津乗合自動車(通称・会津バス)の再生支援を決めた。だが、それを正式に記者会見で発表する前に、テレビで「自主再建断念、法的整理を検討」というニュースが流れてしまった。会津バスは債権者との間の合意形成をベースに再建を進めていく「私的整理」であり、法的整理では決してない。明らかな誤報である。
事前に一部役員に対しては機構が再生を支援する話をして理解してもらっていた。だが、「法的整理」と報道されたことで社員の間には動揺が広がった。経営サイドは取引先から取り付け騒ぎが発生することを恐れた。
そこで、ニュースが流れた後、会津バスにかかってくる電話にはすべて、機構の担当者が出るようにした。
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2011-7-27 0:00
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ばかばかしい。感謝するの、やーめた!(人を育てることはできない)
「ねぇ、この料理おいしい?」
かみさんが聞く。
「うん。おいしい、おいしい」
僕が言う。
確かにいける。この「野菜の肉巻き」。豚の薄切りロース肉で、アスパラやごぼうや人参やえのき茸を巻いてある。肉のうまみがありながら、野菜たっぷりで低カロリー。僕のお気に入りのメニューだ。甘辛く醤油と砂糖で炒めたものが、ホカホカの湯気と共に食卓に出てきた。
こりゃあ、たまらん。白いご飯が進む、というものだ。食卓にはそれ以外にも野菜たっぷりの健康的なメニューが並んでいる。「ホウレンソウのごま和え」「小松菜の煮浸し」「かぼちゃの煮物」…。どれも僕の好物だ。
5分間で5回「どう? おいしい?」
「ねぇ、おいしい?」
またもやかみさんから尋ねられた。
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2011-7-27 0:00
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消費市場は「インド」、生産拠点は「ベトナム」(NBO世論調査)
日本経済にとってますます重要性を増してきたアジア。これまでアジア戦略といえば、まずは「対中国」を考える企業が大多数を占めてきました。
とはいえ、中国景気の先行き不透明感が増すとともに、人件費の上昇も顕著になってきました。「ポスト・チャイナ」「チャイナ・プラスワン」を真剣に検討する時期に来ているのかもしれません。
日経ビジネスオンラインの読者は、消費市場として、あるいは生産拠点として、中国以外のどの新興国を有望と見ているのでしょうか。
まずは消費市場。最も回答数が多かったのが「インド」でした(回答者の85.5%)。続いて「インドネシア」(67.6%)。いずれも巨大な人口を抱え、消費市場の拡大を予想しています。
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2011-7-27 0:00
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気になる「スマートフォン」、あなたは使ってます?(NBO世論調査 [質問編])
電車に乗っていますと、学生やビジネスパーソンたちが熱心に携帯電話を操作している様子を見かけます。移動時間でも携帯を見ている姿は珍しいものではなくなりつつあります。皆さんは携帯電話で何をしているのでしょう?
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2011-7-26 0:00
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受験予備校、就活生に秋波(時事深層)
大学生の就職内定率は低迷し、「就活」は厳しさを増す。少子化で生徒集めに苦労する予備校が就活予備校を開校。子供の就職を願う親心をくすぐることはできるのか。
東京と神奈川に15校を持つ大学受験予備校の早稲田塾を運営するサマデイ(東京都千代田区)は、経営コンサルティング会社のIndigo Blue(インディゴ ブルー)(東京都港区)とともに、就職を控えた大学生がマネジメントを学べる「予備校」を今秋に開校する。
新予備校は「MIRAIBA Biz-tainment(ミライバ・ビズテイメント)」。今年10月から開校し半年間のカリキュラムが始まる。まずはインターネットを使ったEラーニングで基礎を学び、後半には実践式の講義が用意されている。
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2011-7-26 0:00
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「避難民も寄りつかない旅館」は、なぜよみがえったのか(究極のサービス)
福島県会津若松市の東山温泉に旅館「向瀧」がある。24室の小さな老舗温泉旅館である。もともとは会津藩の指定保養所で、その源泉の1つは江戸時代中期からその地にあったという。1996年には、木造建築の施設が、国の登録有形文化財に指定された。旅館としては初めてのことだった。
文化財にも指定されるだけのことがあって、向瀧の全ての客室は間取りが異なっている。だが、そのことから、旅行会社の企画商品にうまくなじまず、1995年には旅行会社との契約を解除して、自らインターネット経由で情報を発信して集客する方法に切り替えた。そして、古い木造建築や会津の伝統料理、温泉を好む顧客にターゲットを絞った。
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2011-7-26 0:00
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任せて失敗、指示して失敗、どうすれば?(凄い企画、スゴいチーム)
筆者は、留学を挟んで、7年半の銀行員生活でデリバティブ、資産運用のファンドマネジャーなどの、「一匹狼」の仕事を経験した。そしてその後に、一念発起し、外資系経営コンサルティング業界に転身した。
私が転職活動を行った1989年は、バブルの最後の輝きの真っ最中。金融機関の給料も高く、外資系コンサルティング業界に転職したところで、金銭的なメリットは大きくないような時代だった。
「企画」を作る面白さに目覚めてしまった
ただ、自分が、イケイケドンドンだった金融業界のひとつの分野のスペシャリストとしての人生を歩み始めていることに、漠然たる違和感を感じての転職だった。まだ、20代後半の私にとっては、まだまだ、世の中勉強したいこと、経験したいことが山のようにあった。
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2011-7-26 0:00
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計画通りに行かないから経営がある(現場力から組織力へ)
(【前編】から読む)
現場に責任を押し付ける構造
冨山 この前、あるビジネススクールで、今回の震災後のバス会社の対応を例に、シミュレーションしてみました。君が同じ状況だったら、バス会社の職員にどんな指示を出すかと聞いてみたのです。その時の高学歴のインテリの典型的な答えは、ボランティアを募るというものでした。
ああいう場合、行きたいという人に手を挙げさせて彼らに行かせると言う。それは私たちに言わせれば最悪のやり方です。
なぜなら、危機的状況を目の前にしながら行くという決断を組織として下すわけですから、そんな中途半端なことをやると、組織の中に亀裂が生まれるからです。手を挙げた人、挙げない人が分かれる。
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2011-7-26 0:00
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意外に知らない「津波」の正体〜夏休みに学び直すには最適な入門書(藤原和博氏が薦める夏休みに読んでほしい5冊)
『津波災害ー減災社会を築く』河田惠昭著岩波新書756円
私は最近、全国の小中学校の校長先生の研修会で講師をやることが多いのだが、その冒頭に、津波に関してこんなふうに聞いてみることにしている。
「先生たちは朝礼や始業式で何度も東北の『津波』被害の話をしていると思いますが…ところで、『高波』と『高潮』と『津波』の違いについて、はっきり説明できる方はいらしゃいますか?」と。
すると若干名の勇気のある先生方は、周囲の先生と相談しながらこんなふうに答えてくれる。「風で起こるのが『高波』で、台風などの低気圧で起こるのが『高潮』。ここまでははっきり分かるんですが、『津波』は海底の岩盤の地震によって起こるというのが違いじゃないですか?」。
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2011-7-26 0:00
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“トクソン”に惑わされていませんか(財務諸表を読んで復興支援!)
「震災損失が3兆1千億円を突破」
「特損が6兆円を超過」
各社が公表した財務諸表によって、東日本大震災(以下「大震災」という)の被害はよりリアルに伝えられるようになりました。
内閣府によれば、原子力発電所事故の周辺被害を除いても、大震災の直接被害は16.9兆円と推計されるそうです。なかなか実感することの難しい金額です。加えて、数字だけを追っていると「3兆円? 6兆円??」と、“損害額”はいったいいくらなのか混乱してしまい、かえって実態の把握が難しくなります。皆さんは大震災の損害額について、きちんと捉えられていますか?
今回は、会社の“傷”を正しく把握するために欠かせない「トクソン」の正体をしっかりつかまえます。
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2011-7-25 0:00
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「信頼」を軸に企業と働く人の関係は変貌していく(復興の経営学 ここから始まる企業再創造)
東日本大震災でサプライチェーンや物流網が寸断され、日本企業の多くは事業活動の停止を余儀なくされた。その反省から、新たに創造していくべき経営のモデルとは──。企業で経営再創造の最前線に立つ実務家の取り組みや識者の論考を通して模索していく。
今回のテーマは、組織のあり方や社員の働き方がどう変わっていくか。震災は、人と人とのつながり、人間同士のきずな、働く人々と企業との信頼関係といったものの大切さを人々に思い出させた。そうした中、企業にとっては、緊急時に強い組織のあり方はどのようなものか、従業員をどう活かすべきかといった課題が浮上している。
一方で、働く側の価値観にも変化が見え始めている。
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2011-7-25 0:00
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感動だけではもったいない、なでしこジャパンに学ぶ5つのこと(武田斉紀の「ブレない組織、ブレない生き方」)
なぜここまで、なでしこジャパンがブレイクしたのか
なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)のワールドカップ優勝から、早くも1週間がたった。
今でも思い出すだけで感動がよみがえり勇気も湧くが、私たちはそれを何かに生かせているだろうか。感動だけではもったいない。せっかくなので、今回はなでしこたちの戦いの中から、もう少し具体的に私たちの仕事やビジネスに生かせるヒントを見つけてみたい。
まずはブレイクのきっかけとなった7月10日未明に行われた準々決勝・ドイツ戦以降、決勝・米国戦からの変貌ぶりを簡単にまとめてみよう。
日本時間7月18日未明に行われた決勝・米国戦の生中継は、通常午前3時台の視聴率が1〜2%のところ、11%以上を記録。
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2011-7-25 0:00
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岩手産白金豚を使った「バラカツ」で至福のひと時(美味しく応援。がんばろう東北! 今こそ食べよう東北の味)
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無理なく長くできることで応援しよう! 被災地を少しでも応援するために、東京にある東北6県のアンテナショップと郷土料理が食べられる飲食店を紹介していく。
第8回は、いよいよ岩手シリーズに突入。その第一弾として岩手郷土料理のお店を紹介する。「白金豚・三陸前浜もの 南部家」は、帝国ホテルや宝塚劇場から銀座方面へ抜ける時に通る東京・有楽町の高架下、有楽町産直飲食街内にある。「すしざんまい」のすぐ隣なのですぐに分かるだろう。
入口は表と裏の二つある。どちらも岩手を前面に押し出した手作り感がとても良い。店内は古き良き昭和時代の横丁ムードを醸し出している。
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2011-7-25 0:00
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非常時に頼れる企業とは?(特集の読みどころ)
4月〜6月にかけて日経ビジネスではアフターサービスランキング調査を実施しました。毎年やっている恒例の調査ではありますが、1つ例年と大きく異なる点がありました。
東日本大震災という日本人の意識を大きく変えた出来事の直後に実施した調査だったということです。回答者のコメントからも災害において流されたクルマのアフターフォローや、壊れた液晶テレビの修理などへの感謝や、対応への不満のコメントが多く寄せられました。
その中で大きく明暗が別れたのが楽天とシャープでした。楽天は「ネット通販」部門で直営オンラインストアの「楽天ブックス」が史上最低評価となっていまいました。震災の影に隠れる形であまり報道されませんでしたがシステム刷新に失敗し、注文した商品が届かないといった事態が頻発していたのです。
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2011-7-22 0:00
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同時多発する変化がリスクを異常に膨らます(御立尚資の帰ってきた「経営レンズ箱」)
日本にいると、どうしても震災復興の行方や電力問題といった国内の問題ばかりに目がいってしまうが、日本の外でも数多くの重い問題やリスクが顕在化してきている。
まず、欧州の財政・金融危機が、かなりきな臭い。ギリシャやアイルランドといった国だけでなく、EU内3位の経済規模を有するイタリアにまで、危機が飛び火しつつある。当然ながら、こういった国の債権を多く保有している欧州の金融機関の健全性に対しても懸念を抱く向きが増えてきており、「ユーロという通貨そのものの存在基盤」にまで不安だという論調が出てきている。
メーンシナリオではないにしても、欧州の大手金融機関に大きな負荷がかかり、結果的に民間企業への資金供給にも影響が出る、という事態が発生しても不思議ではない、という状況だと思う。
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