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ニュース見出し
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2011-8-23 0:00
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農業を衰退させたもの(1)〜価格政策と農協(山下一仁の農業政策研究所)
日本の農政は、異常に高い関税率で国内市場を外国産農産物から守ってきた。コメの関税率778%がその代表だ。にもかかわらず、農業が衰退したということは、その原因が海外ではなく国内にあることを意味している。しかも、農業の中で最も衰退しているのは、最も保護されてきたコメである。野菜、果樹、酪農などでは、主業農家の販売シェアが8割を超えているのに、コメは4割にも満たない。農業衰退の原因は、農業を振興するはずの農政そのものにある。
世界で最初の先物取引は堂島正米市場だった。かつて日本のコメ市場は世界の資本主義の先端を行っていた。しかし、1918年米騒動後の米価低落を契機に、政府は市場への介入を始めた。
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2011-8-23 0:00
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「セキュリティー偏重」が招いた情報発信体制の不備(「3・11」から始まる安全マネジメントの新常識)
3月11日に発生した東日本大震災──。地震、津波という自然災害に原発事故という社会災害が重なり合う未曽有の事態は、これまで社会や企業が前提としてきた安全の常識を次々と覆した。3月11日を境にどのような常識が新たに形成されていくのか。それに応じて社会や企業活動の安全マネジメントをどう変えていかなければならないのか。
このコラムでは、自然災害と事故などの社会災害の両方に精通した防災や危機管理のプロを育成する場として日本で初めて誕生した関西大学社会安全学部の教授陣が、社会や企業の安全マネジメントについての新たな考え方や具体策を講義していく。
今回は、リスク心理学・社会心理学を専門とする土田昭司教授が、東京電力・福島第1原子力発電所の事故について政府や原子力安全・保安院、東電が行ってきた情報発信の問題点を指摘。
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2011-8-23 0:00
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単純比較できない2つの大震災の影響(財務諸表を読んで復興支援!)
東日本大震災(以下「大震災」)を原因とする企業の倒産が後を絶ちません。阪神・淡路大震災と比較して、2.5倍(2011年7月、帝国データバンク調べ)のペース、関連倒産も含めれば約4倍のペース(2011年7月、東京商工リサーチ「東日本大震災の関連倒産 200件」から)で増加しているものの、被災した自治体があまりに広範囲で、全体像が把握できず、いまだに効果的な施策が打てない状況です。
今後の復興事業費も、阪神・淡路大震災の経験を踏まえて試算中だそうですが、難航しています。阪神・淡路大震災の復興事業費16.3兆円は、被災した建築物、ライフラインなどの資本ストック9.9兆円の約1.65倍でしたので(日本総合研究所調べ)、内閣府試算の被害額(暫定)16.9兆円の1.65倍、約28兆円は最低でも必要だと見積もられるにとどまっています。
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2011-8-23 0:00
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言葉で探る新旧「シューカツ」事情(後編)(社会を映し出すコトバたち)
就活用語特集の後編です。前編では採用スケジュール、企業選びに関係する用語を観察しました。今回は、企業による学生の選定方針、学生と企業のアプローチ、面接、不採用に関する言葉を紹介します。
より厳しくなる採用方針
企業はどんな方針で学生を採用するのでしょうか? 言い換えれば、企業はどんな人材を欲しがっているのでしょうか?
企業の採用方針は一般に「○○採用」という語形で表現することが多いようです。例えば「コンピテンシー採用」や「厳選採用」などの用語が登場しています
コンピテンシー採用とは、業務に適した行動特性を持つ学生を採用すること。コンピテンシー(competency)を辞書で引くと、「能力や適性」という意味が載っています。
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2011-8-22 13:00
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【追悼】『国富論』など新訳した翻訳家、山岡洋一さん(今日のトピックス)
「2002年8月24日、ノンフィクション翻訳家の仁平和夫が死去した。享年52歳。翻訳家のつねとして知名度は高くないが、主に経営関係のノンフィクション出版翻訳の分野で、おそらく並ぶもののないといえるほどすぐれた実績を残している」
『国富論』
これは8月20日急逝された翻訳家の山岡洋一さんが、盟友・仁平和夫さんの死を悼み、主宰していた「翻訳通信」別冊「仁平和夫小論集 翻訳のコツ」の冒頭に記した文章である。
名前を置き換え、享年62歳と改めれば、そのまま山岡さんへの追悼文となるものだ。付け加えるなら、明治以来の直訳翻訳の伝統の刷新を試みたアダム・スミス『国富論』、ケインズ『説得論集』、ジョン・スチュアート・ミル『自由論』の古典3作品の成果を特記しなければならないだろう。
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2011-8-22 0:00
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「インフレ実現で財政再建可能」のウソ(まっとうな理論で考える日本経済)
ポイント
インフレによる税収増加はフィスカル・ドラッグの存在を考慮すれば、中長期的には税収のGDP比率増加につながらない。
予期せぬインフレは、既存の公債残高の実質価値を低下させるが、財政再建策が先送りされている場合、深刻な副作用もある。
インフレ実現まで財政再建を先送りするのではなく、本格的な財政再建策と積極的な金融政策の最適なポリシー・ミックスが求められている。
最近、「名目成長率が4%以上になれば、財政状況は大幅に改善する」との主張がよく聞かれる。しかし、名目成長率を基準に、財政再建を語ることには問題が多い。「名目成長率」は、「実質経済成長率」と「インフレ率」の和であるが、この2つの財政への影響は異なるため、両者の効果の違いを踏まえない議論はミスリーディングだからである。
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2011-8-22 0:00
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日立・三菱重工、目玉は電力統合(時事深層)
日立製作所と三菱重工業の提携を巡り様々な観測が流れている。経営統合は完全否定するが、部分的な事業統合の可能性は残る。海外で勝ち残るには、電力など“強い事業”を伸ばす戦略が必須だ。
8月4日、東京・品川にある三菱重工業の本社。この日開かれた取締役会では2011年4〜6月期の決算が報告され、1つ2つの連絡の後、大宮英明社長が用意した紙を淡々と読み上げた。「統合について決定した事実はなく、合意する予定もない」。日立製作所との経営統合を否定する内容だった。
「日立・三菱重工 統合へ」。東芝の佐々木則夫社長が「経営統合というのが本当ならば、すごい話だ」と話したように、同日付の日本経済新聞の報道は産業界に大きな衝撃を与えた。
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2011-8-22 0:00
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風評被害はこうすれば解消できる(「気鋭の論点」)
3.11の東日本大震災、特に津波によって引き起こされた東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、放射性物質による汚染に関するニュースが後を絶たない。各地域の詳細な放射線量が次第に明らかになるとともに、最近では農水産物汚染に関する事実が次々と報道されている。これに伴い、「風評で△△市の観光客が激減した」「○○産の××が風評被害を受けている」といったように、風評あるいは風評被害という表現を耳にする機会が急増した。
こうした風評報道に関して、「風評」という言葉の持つ意味や使い方に疑問や違和感を持つ読者も多いのではないだろうか。そこで、「風評(被害)」の意味や風評が生まれる原因、その解決策を経済学的に考えることで、風評を巡る論点を整理してみたい。
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2011-8-22 0:00
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江崎グリコとAKB48が示した「マス」「ソーシャル」の新しい可能性(企業と顧客を結ぶソーシャルメディア)
ちょっと前になりますが、6月に広告業界で最も注目された話題と言えば、やはりグリコ「アイスの実」のプロモーションとして実施されたAKB48・江口愛実の企画でしょう。
画像をクリックするとサイトへジャンプします
6月13日に突如として「江口愛実」が、AKB48の新メンバーとして週刊誌「プレイボーイ」やグリコのテレビCMに登場し、さまざまな噂や憶測が飛び交いました。
その後、AKBメンバーのブログ投稿や、様々な情報の分析の元にCG(コンピューター・グラフィックス)であることが判明するのですが、AKB48選抜総選挙イベントの後ということもあり謎の新メンバー登場は、大きな話題になりました。
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2011-8-22 0:00
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地域再生マーケティングの本命は「アート」である。(マーケティング・ゼロ)
彼女は土のにおいがする。星が読める。畑の小鳥は、彼女がそばにいても気にせず虫をついばむ。ふいに詩の一節が浮かぶ。「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ・・・」宮沢賢治がなりたかった「デクノボウ」がここに居る。
本人にしてみれば当たり前に生きてきただけなのだろうけど。なんたって自らの人生を「煮えただねぇで煮ぃひりだ(煮詰まった)」と笑うのだから。そういえば、怒鳴る姿も泣きわめく顔も見たことがない。大切な想いは心の奥にしまって、ときどき取り出して見せてくれる。
田んぼと畑、飼っていた馬や家族の世話。19で嫁いでから働き通しの58年間。仕事を「ゆるい」(楽だ)とか「ゆるくない」(辛い)で量ったことはない、と言う。
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2011-8-22 0:00
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無駄な会議は「老廃物」(脱会議)
「いやぁ、横山さん…」
誰もいなくなった会議室で、私は営業部長から熱い握手を受けた。言葉にしなくても、それが「感謝」の気持ちであることが伝わってくる。
営業コンサルタントとして私の役割は、組織の中にいてはなかなか言えないことを第三者として客観的に表現することにもある。
「取締役のお2人、この会議室から出ていってください。今後、営業会議にお2人はご出席いただく必要はありません」
この会社の営業会議には、営業部長と6人の営業課長、そして2人の取締役が必ず出席していた。
「現場は何やってんだ!お前ら、どうやって若手の教育してるんだ。やって見せ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ、っていつも言ってるだろうが。
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2011-8-22 0:00
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のんべえが感涙にむせぶ津軽いかのわた焼き(美味しく応援。がんばろう東北! 今こそ食べよう東北の味)
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無理なく長くできることで応援しよう! 被災地を少しでも応援するために、東京にある東北6県の郷土料理が食べられる飲食店とアンテナショップを紹介する東日本大震災支援プロジェクト連載「美味しく応援。がんばろう!東北 今こそ食べよう東北の味」。
今回から、福島、宮城、岩手に続いて青森編に突入だ。折り返し地点を迎え、いよいよ後半に入る。その第一弾として青森郷土料理のお店「津軽郷土料理の店 魚とめしMORIMORI 六本木店」を紹介する。
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西麻布周辺を車でよく通る人なら「あれっ、このインパクトある店名、聞いたことがある!」という方がいるかもしれない。
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2011-8-22 0:00
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【第3回】4万人を動かしたコロプラ物産展の新しい消費行動(おでかけの経済学)
人はなぜ「おでかけ」し、その人をとりまく環境はどのように「おでかけ」に影響を与えるのか。
そんな人の移動に着目し、日々データを蓄積続けているベンチャー企業がある。位置情報ゲーム最大手、コロプラ。同社が抱える会員200万人の移動データから浮かび上がる日本人の「おでかけ」を通して、経済の実相を読み解いていくのが、本連載の趣旨である。
第3回の今回は、百貨店の物産展に着目した。コロプラが東急百貨店と組み、6月に開催した物産展を通して、人の移動にどう影響するのかについて見ていく。
解説いただくのは、コロプラ・おでかけ研究所主席研究員の長谷部潤氏。聞き手は、蛯谷敏=日経ビジネス記者である。
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2011-8-22 0:00
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勝手にカネが入ってきちゃう!(市場の独り占め方)
前回、私が独立して、どのように市場(島)を発見したかを紹介した。
ただ、創業者はだいたい、ここで満足してしまう。「やった!宝の島を見つけた」と。
まあ、はっきり言えば甘いんですね。確かに、島には輝く鉱石や豊かな動植物があったかもしれない。だが、その豊富な資源をきちんと収穫する(カネに変える)仕組みを早急に作らなければならない。でなければ、誰かを連れてきて、一緒に収穫作業をすることになる。だが、1人が収穫できる量は決まっている。それが飛躍的に高まることはない。
私が不動産において、一般消費者や買い手に対して「本当の物件情報」を提供しながらコンサルティングする事業を開始したのは、まだ、この「発見段階」にすぎなかった。
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2011-8-22 0:00
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大連立に思う、合わないと思う相手と協力し合う方法(武田斉紀の「ブレない組織、ブレない生き方」)
震災から半年、ようやく本気モードになれた?復旧復興体制
民主党の代表選挙まで秒読みとなった今、自民党との間で、にわかに大連立の話が持ち上がっている。その後自民党は「基本的にはあり得ない」と否定したものの、民主党代表選後まで(新党首が誰になるか以上に?)尾を引きそうだ。
東日本大震災直後から、国民の気持ちは復旧復興に向けてすぐに一つになれたというのに、政治家だけが犬と猿のように足を引っ張り合ってきた。大連立は、一度は民主が自民に持ちかけたものの実現しなかった。菅さんの頼み方が悪かったからか。それに反発した谷垣さんも大人げなかったからか(そもそもそういうレベルの話ではないはずだが)。復旧復興を叫ぶ被災地と国民の声は届かなかった。
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2011-8-22 0:00
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流通進化論の果てに立つ勝者は?(特集の読みどころ)
コンビニエンスストアの定番フードである「おでん」。中国・重慶市のローソンでは「熱点(ルーディエン)」として売られていました。その鍋を見て記者は仰天します。汁がラー油で真っ赤なのです。所変われば味変わるとは申せ、さすがは辛さで知られる四川料理の本場、「火鍋」発祥の地ともされる重慶です。見た目だけでなくお味も、日本のおでんとはまるで異なる刺激的なものでした。
台湾のファミリーマートはその密集度に驚きました。台北市内の街角に立って四方を眺めると、目に入るだけで4軒の「全家(チエンジャー=ファミリーマート)」の看板があります。地図で調べると、わずか半径数百メートルの範囲に6軒の店があることが分かりました。
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2011-8-19 0:00
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「よそ者、若者、ばか者」が揃い、ワインツーリズムが走りだす(ワインから考える体験型ツーリズムは地方を救うか?)
山梨県の小さな町に3000人が集まるワインツーリズムが注目を集めている。今年も11月5日(土)、6日(日)に開催されることが決まった。参加ワイナリーは過去最多の40社以上となる見込みで、開催エリアも、昨年の甲州市、甲府市に加え、笛吹市へも広がった。かねてから体験型ツーリズムに期待していた旅行業界だが、なかなかここまでの成功例はでていない。この仕掛けをいかに作り上げたのか。成功の3カ条と言われる「ヒト・モノ・カネ」の中で、前回はモノについて考えた。今回は、ヒトについて考えていく。
地ビールで足がかりをつくる
甲府駅から徒歩5分。県庁所在地としては明らかに閑散とした商店街を抜けていくと、甲府城の石垣が見えてくる。
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2011-8-19 0:00
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「リスクを背負って走るからこそ挑戦だ」(ユーラシア貫走録(進行中))
ガリバーインターナショナルの会長・羽鳥兼市氏は7月、ともに走る、同社の執行役員須釜武伸氏、会長の三男の彰人氏の2人とともに、アップダウンの多い道を進んでいた。フランス横断時とは違ってドイツに入ると肌寒い日や、雨の日も多かった。毎日およそ40キロメートル(km)ずつのマラソンで疲労のたまった身体に、坂道や雨は相当こたえたようだ。
挑戦中断!? 初めての大事件
「地球は丸いと言いますが、丸いのは宇宙から見たからであって、もう走るとでこぼこですよ」と羽鳥氏の元気な声が電話口から聞こえてきた。
道のほとんどが上ったら下り、下ったら上りという連続。急な坂道を避けないルートを選んだのは、目的地の上海まで「人が走れる道での最短距離」をとろうとしているからだ。
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2011-8-19 0:00
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「なでしこジャパン」が教えてくれたニッポン復興の道筋(常盤文克の「新・日本型経営を探る」)
東日本大震災から5カ月が経ちましたが、被災地には依然として厳しい現実が横たわっており、人々の生活はまだ落ち着いたとは言えません。一方、企業活動であるモノ作りやサプライチェーン(部材などの供給網)に目を向けると、従前の状態に戻す「復旧」という第一の段階は終わりつつあります。そろそろ次のステージであり、従来より良い状態にする「復興」へと進み、再び日本の産業を活性化させるべき時期に来ていると感じます。
ところが、マスメディアの報道は、必ずしも前向きではありません。先日、ある新聞の小さなコラムを見ていて、「これはまずいな」と気になることがありました。それは、コラムの中身ではなく、そこに出てくる言葉です。
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2011-8-19 0:00
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視聴率至上主義ではいられない!(鈴木友也の「米国スポーツビジネス最前線」)
ちょうどこのコラムがアップされる本日(米国時間の8月18日)から、米国ペンシルバニア州ウィリアムズポートでリトルリーグの世界王者を決める「リトルリーグ・ワールドシリーズ」が開幕します。約10日間にわたり、世界中から激戦を勝ち抜いて集まった8の代表チームと米国各地区を代表する8チームが、合計16チームによって世界一をかけた熱い戦いを繰り広げます。
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ニューヨーク市からウィリアムズポートまでは車で約4時間。西隣のニュージャージー州を抜け、ペンシルバニア州を走る高速道路をひたすら西に進んでいくとウィリアムズポートに到着します。意外にも、高速道路を降りるまではそこが“リトルリーグの聖地”であることを気付かせてくれるものは何もありません。
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