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ニュース見出し
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2011-9-26 0:00
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あなたの会社では、部長が課長の、課長がメンバーの仕事をしていませんか?(武田斉紀の「ブレない組織、ブレない生き方」)
実務能力を誇っていた人事課長の勘違い
「日本には、部長が課長の仕事を、課長がメンバーの仕事をしている会社が多い」──残念ながらこれまでに多くの企業を支援してきた私の実感だ。みなさんの会社ではどうだろうか。
具体的な事例をお話ししよう。以前、大手上場企業A社で、企業理念の再構築とともに、理念に沿った人材採用(理念採用)の支援をしたことがある。私の仕事は、採用面接に関わるメンバー(担当者)、人事課長、人事部長、担当役員、社長に、理念採用を理解してもらい、そのノウハウを伝えることだった。
そのため私は面接にも同席した。最初にメンバーレベルでの面接(応募者と2対1)があり、クリアすると課長面接、部長面接と進んでいく。
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2011-9-26 0:00
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自前で放射線測定する食品スーパー(未来都市フクシマ)
(第1回「アラン・ワイズマン氏」インタビューを読む)
(第2回「吉原毅氏」インタビューを読む)
(第3回「田中俊一氏」インタビューを読む)
日経ビジネス9月12日号特集「未来都市フクシマ」の関連インタビューを掲載する。第4回は福島市内に13店舗を展開する食品スーパー「いちい」の社長、伊藤信弘氏。
福島市民はいま、放射能汚染という見えない不安と戦っている。いちいは、福島県産の青果の放射線測定を自社で実施し、店頭やホームページで公表している。伊藤社長に、放射線測定を自社で開始するに至った思いを聞いた。
(聞き手は山根小雪=日経ビジネス記者)
放射線測定器を購入し、店頭に並べる前の青果を自主的に測定しています。
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2011-9-26 0:00
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最後の戦いに挑む日本の電機メーカー(特集の読みどころ)
パナソニック、ソニー、シャープといったテレビ事業を中心とする家電メーカーが苦境に立たされてから久しい。ブラウン管テレビ、ビデオ、ラジカセ、ウォークマン、ゲーム機、液晶テレビ…。絶え間ない技術革新で世界市場を席巻した時期もあったが、それも過去の栄光となってしまった。
デジタル化による製品の均質化、サムスン電子やLG電子をはじめとする韓国メーカーの台頭、際限なく進む円高、ヒット商品の不在…。日本の電機メーカーが不振にあえぐ要因はいくつも挙げられるだろう。だが、いずれも問題の本質ではない。テレビやビデオなどの製品を大量生産し、底なしの需要がそれを飲み込む時代の終焉。これが家電ニッポンの斜陽化を促し、「利益なき繁忙」に追い込んだ真の理由だ。
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2011-9-22 0:00
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震災で問い直す「高信頼性組織」の条件(「3・11」から始まる安全マネジメントの新常識)
3月11日に発生した東日本大震災──。地震、津波という自然災害に原発事故という社会災害が重なり合う未曽有の事態は、これまで社会や企業が前提としてきた安全の常識を次々と覆した。3月11日を境にどのような常識が新たに形成されていくのか。それに応じて社会や企業活動の安全マネジメントをどう変えていかなければならないのか。
このコラムでは、自然災害と事故などの社会災害の両方に精通した防災や危機管理のプロを育成する場として日本で初めて誕生した関西大学社会安全学部の教授陣が、社会や企業の安全マネジメントについての新たな考え方や具体策を講義していく。
今回は、災害や学校における危機などのリスクに対する人々の認識や意思決定、行動について研究している元吉忠寛准教授が、心理学の視点から、被災者の避難方法や組織の危機対応、心のケアのあり方などについて提言する。
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2011-9-22 0:00
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「上司は尊敬に値しない!」 こう言い切るモンスター部下の正体(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
先週の土曜日、野田佳彦首相は就任以来、初めて外食をしたそうだ。
就任してから2週間以上が経過している。その間、ひっそりと夕食を取っていたのか。口にしていたのはコンビニおにぎり? ピザの宅配? 少し気張って寿司の出前? 詳細は分からない。
ただ、「総理大臣というのは、大変な仕事なのだなぁ」と率直に思った。
以前、福田康夫さんが総理大臣の時にも、同じように思ったのを覚えている。
たまたま私が見たタイミングと合っていただけなのかもしれないし、自分の父親と年齢が近かったので、気になっただけなのかもしれないけれど、連日テレビや新聞で、「今日はどこそこに出かけた」とか、「どこそこの会議に出席した」と報じられていて、一国のリーダーは、気力や体力がとてつもなく必要な大変な仕事なのだなぁと思ったのである。
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2011-9-22 0:00
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スタジアムビジネス革命は伝説の球場から始まった(鈴木友也の「米国スポーツビジネス最前線」)
今回のコラムから数回に分けて「米国ボールパーク紀行」と題して米国の代表的なスタジアムをメジャー、マイナー、独立リーグといった様々なレベルから独断と偏見でピックアップしてご紹介していきます。
まず初回は、米国のスタジアムビジネスに革命を起こしたと言われる米メジャー(MLB)バルチモア・オリオールズの本拠地、カムデンヤーズ(正式には「オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ」)です。
このコラムでも過去に何度か指摘していますが、今から約15年前はMLBと日本のプロ野球(NPB)の年商に大きな差はありませんでした。しかし、15年間でMLBが売上を約5倍の70億ドルに伸ばしているのに対し、NPBの売上はほぼ横ばいの1200億円で変化していないと言われています。
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2011-9-21 0:00
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電子書籍は和製サブカルに第3波を起こすか?(新ローカリゼーションマップ)
コンテンツ特集の3回目だ。1回目は日本映画の実写リメークの可能性、2回目はコンテクスト創造の観点からヤマハ音楽教室を中心にヤマハグループを紹介した。普通、コンテンツの記事であまり主役にならないフィールドだ。これは全体の動向を知る前に突破口の切り口を示唆したほうが、全体像の理解が深まる場合があるのではないかと考えたからだ。
さて、日本のコンテンツとしてよく取り上げられる分野は、アニメやマンガあるいはゲームだ。これらについては、コンテンツ特集の第1回の冒頭に書いたように日本のなかで毀誉褒貶が激しいが、いずれにせよ世界のリーダー的存在に近いとの認識を前提として議論している。
しかし、それらがどの程度に「すごい」のかは、実のところ良くわかっていないのではないか。
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2011-9-21 0:00
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原子力の扉はこうして開けられた(原発は何処から、何処へ)
世論調査では、国民の約八割が「原発依存からの脱却」を求めている。
だが、その道筋はかすむばかりだ。経済産業省では原発擁護派と、電力自由化・見直し派のバトルが続いている。枝野幸男経産大臣の就任で、見直し派が勢いづいたともいわれるが、電力界の「官産複合体」の抵抗は激しく、予断を許さない。
原発問題は、社会、経済、技術的問題であると同時に「権力構造」の問題でもある。原発を推進してきた権力の枠組みを抜きにして「フクシマ」は語れない。
原発は、何処からきて、何処へいこうとしているのか。誤解を恐れずに言えば、「軍事力増強ー国家主義への憧憬」と「経済成長−エネルギー産業振興、国土開発」という二つの欲望をエネルギー源に計画経済的な統制手法で原発は造られてきた。
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2011-9-21 0:00
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「電力使用制限令、正しかった」53%(NBO世論調査)
政府が、東京電力と東北電力管内で「原則15%の節電目標」を課した「電力使用制限令」が9月9日に終了しました。対象地域でのピーク電力は昨年に比べて、それぞれ18.0%、15.8%低くなりました。計画停電などの危機的な状況はなかった半面、企業や家庭で不便も生じました。
ふたを開けてみれば、当初見込みより電力需給バランスは逼迫せず、電力使用制限令の是非やその目標水準に疑問を投げかける論調もみられます。政府による「制限令」という対応は適切だったのか、読者のみなさんの意見をうかがいました。
賛否は拮抗気味
制限令を出したことが正しい対応だったと言う肯定派は53.2%で、過半数を超えました。
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2011-9-20 0:00
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「内国債は将来世代の負担ではないから積極財政を実施すべし」のウソ(まっとうな理論で考える日本経済)
「内国債は自分達に対する借金だから将来世代の負担ではない」との主張は、国債のある場合とない場合を比較していない点で誤った考え方。
現代の経済学界での「国債の負担」を巡る論争は、中立命題に関するもの。中立命題が成立し、国債は将来世代の負担ではないとするならば、積極的財政政策は有効ではない。
逆に、中立命題を否定し、積極的財政政策の有効性を主張するならば、国債は将来世代の負担であることを認める必要。
いずれの説をとるにせよ、「内国債は将来世代の負担ではないから、赤字国債による積極財政を実施すべし」との主張は論理的に破綻。
現金払いだと割安になる高額家電を買うため、銀行に預金を下ろしに行くことを想定してみよう。
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2011-9-20 0:00
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『遠野物語』の柳田國男も農業の規模拡大を主張した(山下一仁の農業政策研究所)
柳田國男とは、日本民俗学の父、『遠野物語』の著者である、あの柳田國男(1875〜1962)である。実は、柳田國男が初めて仕事の対象として研究したのが、農業であり農政学だった。1900年、柳田國男は東京帝国大学法科大学卒業後、農商務省(現在の農林水産省と経済産業省の前身)に入省した。自らが家庭で経験した不幸をきっかけに、農村・農家の貧困を解決しようと志したと言われる。
読者は、日本の慣習や伝統を研究する民俗学者なら、「農業や農村にマイナスの影響を与えかねない農産物貿易の自由化に反対したにちがいない」と思われるだろう。しかし、実はそうではない。今回は、柳田國男の農政思想から、今日の農業問題を解決するカギを探っていこう。
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2011-9-20 0:00
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「繰り延べ税金資産」を理解すれば後は簡単(財務諸表を読んで復興支援!)
(前回から読む)
東日本大震災(以下「大震災」)に起因して、赤字決算を余儀なくされた会社はたくさんありました。マツダもそんな会社の一つです。
「マツダ、最終赤字600億円 前期、10期ぶりに無配に」
これは、2011年4月29日付の日本経済新聞の見出しです。さらに記事から一部を引用します。「(前略)…東日本大震災の影響で12年3月期の収益見通しが算定できないため、繰延税金資産を取り崩して税金関連費用が増えたことが響いた。…(中略)…繰り延べ税金資産の取り崩しによる税金費用は567億円だった」
記事は、最終赤字600億円の原因を、税金関連費用と伝えています。この多額の税金費用の意味、皆さんはきちんと理解できていますか?
今回の「財務諸表を読んで復興支援!」は、前回に引き続き、税効果会計を取り上げます。
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2011-9-20 0:00
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強敵!BRICs企業(特集の読みどころ)
先進国では信じられないような、驚異的イノベーションがインドで起こりつつあります。
“心臓手術のヘンリー・フォード”ことデヴィ・シェティ医師は、マザー・テレサの精神に触れて医療の低価格化に使命感を燃やす
舞台は2001年に設立されたナラヤナ・ルダヤラヤ病院。高度な心臓手術の価格が、日本円にしてわずか14万円。先進国では数百万円から1000万円以上かかるとされる、心臓手術に驚くべき価格破壊を起こした同病院には、優秀な若手医師がインド中からこぞって志願するといいます。
設立したのはマザー・テレサの主治医でもあったデヴィ・シェティ医師。というと、貧者を救うための理想に基づいた病院と思われるかもしれませんが、それだけではありません。
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2011-9-16 0:00
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ガスト食中毒、2つの皮肉(時事深層)
東北地方のガストで食事をした顧客が細菌性赤痢に感染。食材の製造元は被災地支援に尽力した仙台工場だった。広範な店舗網を支える集中調理が、被害拡大の一因に。
4月に本誌記者が取材に訪れた「仙台マーチャンダイジングセンター」
すかいらーくが運営するファミリーレストラン「ガスト」とその系列店で、赤痢菌による食中毒事故が発生した。食事をした東北4県の21人が細菌性赤痢を発症。食中毒が判明した8月末以降、山形県内と宮城県内のガスト計5店舗と東北地方の生産拠点である同社工場「仙台マーチャンダイジングセンター」(仙台 MD・宮城県大衡村)に対し、営業停止処分が下った。
すかいらーくは8月30日から、北海道、東北6県と栃木県のガスト120店舗の営業を自粛。
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2011-9-16 0:00
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カネがなくても、地元を誇りに思う気持ちが人を呼ぶ(ワインから考える体験型ツーリズムは地方を救うか?)
前回まで、ワインツーリズムというイベントが、職種の異なる多くの人たちの手を経て、いかにできあがってきたかを見てきた。最後に、このイベントの課題や展望について、見ておきたい。
改めてワインツーリズムというコンセプトについて、考えてみよう。
お気に入りのワイナリーに足を運んでワインを購入する。ここまではワイン通なら、さほど珍しい行動ではない。ところがワインツーリズムはその先を行く。ワイナリーだけではなく、ぶどう畑、見晴らしのいい道、飲食店など、ワイン産地の魅力を五感で体感してもらおうというわけである。
東京にいれば、いくらでも世界中のうまいワインを手に入れることができる。もちろん山梨県産も含めてだ。
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2011-9-16 0:00
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成長の止まった日本:財政政策も金融政策も効かない(成熟時代に突入した日本へのアジェンダ)
1995年以降、世界の中で日本経済だけが成長から取り残されてきたことについて、前回のコラムでデータと成長方程式を使って確認した。こうした現実に対して日本政府は何ら手を打ってこなかったわけではない。手を打たなかったどころか、およそ考えられるあらゆる手立てを講じて景気を回復させよう、成長軌道に乗せようとしてきたのは事実である。
財政政策も金融政策もやれることはやってきた
一般に景気対策には、公共事業や減税を中心とする財政政策と、金利の調整やマネーサプライをコトロールする金融政策という2つのアプローチがある。
経済政策におけるこれら2つの方法論の有効性については、従来から活発な議論がなされてきた。
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2011-9-16 0:00
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「ソーロンさん」に会議はご法度(脱会議)
「さて、今期の方針であるX商品の拡販についてなんだけど、サンプル品の配布についてはどうなってる」
「そう…ですね。ま、何とかやってます」
「この1カ月で何社に回って、何社に配布した?」
「え? 何社に回って、ですか」
「そうだよ」
「うーん、まぁ、私なりにいろいろと試してますね。先日もA商事さんから問い合わせがありまして、その対応に今、追われているところです」
「へぇ。A商事さんからね…。でもそれは別件での話だろ。それはいいとして、サンプル品の配布についてどうなってるのか、と俺は聞いてるんだよ」
「え…。サンプル品?」
「さっき聞いたじゃないか。何社に回って、何社にサンプル品を配布したんだ」
「あの、ですね…。
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2011-9-16 0:00
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三陸には三陸の、福島には福島の復興プランがある(宮田秀明の「経営の設計学」)
東北の被災地を訪れる時は、東北新幹線とレンタカーを組み合わせての移動になる。陸前高田市と大船渡市を訪れる時は、水沢江刺駅で新幹線を降り、クルマで山越えして向かう。いつも同行するのは東日本未来都市研究会の事務局長の植村公一さんと事務局員の野本勝さんだ。一度は急きょ研究員としてメンバーに加わった山村友幸さんと4人の旅になったこともある。
最近は私が山越えの運転手を務めることが多くなった。いつも運転してくれていた野本さんは結局まだ夏休みは1日も取ってないし、深夜まで仕事をしているので、運転してもらうのは気の毒だ。睡眠不足で危険かもしれないとも思う。こういう時、大学自動車部出身の私は運転に慣れている。
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2011-9-15 0:00
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ワールドカップアジア予選は天国と地獄(城福浩の「ヒトとチームを鍛えるサッカー小論」)
いよいよワールドカップアジア3次予選がスタートした。3次予選は1グループ4チームで構成され、全チームがホーム&アウェーで戦い上位2チームが最終予選に進出することが出来る。
日本はまず9月2日に北朝鮮をホームで迎えた。ゲームは日本が主導権を握り、決定機を何度か作るもののなかなか得点が奪えない。焦りと気迫が入り混じった終盤、怒涛の攻めを繰り返し、ロスタイムの最後94分に、清武のクロスを吉田が押し込んで勝ち点3をもぎ取った。
続く第2戦はアウェーのウズベキスタン戦。1月のアジアカップでベスト4に入った攻撃力は折り紙つきの実力国だ。時差や気候の違い、悪いピッチ状態へ不慣れさもあり、試合の入りが悪く序盤に先制点を奪われた。
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2011-9-15 0:00
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100ミリシーベルト以下なら健康への影響は大きくない(未来都市フクシマ)
(第1回「アラン・ワイズマン氏」インタビューを読む)
(第2回「吉原毅氏」インタビューを読む)
日経ビジネス9月12日号特集「未来都市フクシマ」の関連インタビューを掲載する。第3回は財団法人高度情報科学技術研究機構の会長、田中俊一氏。
(聞き手は篠原匡=日経ビジネス記者)
原発事故以降、田中さんは福島県内で除染活動を続けています。もともと「原子力ムラ」に身を置いていた田中さんが除染活動を始めたのはなぜでしょうか。
除染をしなければ何も始まらない
田中:贖罪意識で除染を始めたととらえるメディアの方もいますが、それは必ずしも当たっていなくて、とにかく除染をしなければ何もできない、何も始まらないと考えているからです。
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