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ニュース見出し
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2011-10-12 0:00
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ノーベル経済学賞受賞、サージェント氏の計り知れない貢献(ニュースを斬る)
ノーベル経済学賞に、米ニューヨーク大のトーマス・サージェント教授と、米プリンストン大のクリストファー・シムズ教授が選ばれた。
ニューヨーク大学経済学部博士課程在学中、トーマス・サージェント教授に師事した「直弟子」、北尾早霧・ニューヨーク市立大学准教授に、サージェント教授のマクロ経済への功績について寄稿してもらった。
トーマス・サージェントのマクロ経済における貢献は計り知れない。実際、多くのマクロ経済学者から、サージェントの受賞はあくまでタイミングの問題であると受け止められていたので、今回の受賞自体を驚く声は全くと言ってよいほどない。
将来の合理的期待が現在のマクロ経済にどう反映されるか
トーマス・サージェントは、過去のノーベル経済学賞受賞者であるシカゴ大学のロバート・ルーカスらと並び、「合理的期待」の理論化における第一人者でもある。
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2011-10-12 0:00
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三洋電機「GOPAN(ゴパン)」プロジェクトチームに見るチームワーク(ロジカル・チームワーク)
景気が低迷しているといわれながらも、その年を象徴するヒット商品というのは毎年何かしら生まれていく。そのたびに「モノづくり」という言葉がメディアに現れ、日本人ならではの技術力、匠の力に感銘を受けると同時に未来への希望を感じる。
そしていつかは自分がこのような物語の語り手や参加者になりたいとも思ったりする。
近年のヒット商品の裏側には、どのようなチームワーク、チームマネジメントがあったのか。ヒット商品を生んだチームのマネージャーにインタビューする機会があった。それをもとに、ヒットを生み出すチームワーク、チームマネジメントについて考えてみたい。
チームビルディングに欠かせない「ビジョンの共有」
三洋電機が開発・販売した「GOPAN(ゴパン)」は、予約開始から注文が殺到し、発売を延期した近年まれにみるヒット商品となった。
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2011-10-12 0:00
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独自の資源外交を展開して失脚(原発は何処から、何処へ)
(前回から読む)
日本はエネルギー資源の96.5%を輸入に頼っている。
その99%以上が船で運ばれる。石油、天然ガス、石炭、ウランなどは、日々、何千キロにも及ぶ海路を通ってくる。資源供給国の政情や海域の治安の安定が望まれるのは言うまでもない。タンカーがひっきりなしに行き来するマラッカ海峡で紛争が起きたら、日本は窮地に陥る。
だが、私たちは、このようなエネルギー資源の根本的問題に鈍感だ。エネルギー資源の獲得に「厳しさ」が伴うことを忘れている。それでいて、何かの事情で電力の不足が告知されると、上を下への大騒ぎとなる。
エネルギー政策をコントロールする側からみれば、これほど御しやすい国民もいないだろう。
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2011-10-12 0:00
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はびこる「ミニピラミッドおじさん」(あなたの周りの残念なミドル)
部下の一挙手一投足にケチをつける「ツメツメおじさん」、1つの成功事例に固執して何にでも当てはめようとする「横展開おじさん」。
日経BP社のIT(情報技術)総合サイトITproの人気連載「ダメな“システム屋”で終わりますか?」で、IT業界の「残念なミドル(課長・部長など中間管理職層)」について考察しているのが佐藤治夫・老博堂コンサルティング代表だ。
この連載ではIT業界に限らず、今日のミドルが抱える課題の克服法を佐藤氏と一緒に考えていく。
(構成は小林暢子=日経情報ストラテジー副編集長)
いつもはIT業界の「残念なミドル」をぶった斬っていただいていますが、ほかの業界にも当てはまる部分が多いと感じています。
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2011-10-12 0:00
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「アメリカが日本にTPP参加を強いる」との陰謀説は正しいか?(山下一仁の農業政策研究所)
既に説明した通り、TPP反対論の内容は裏づけもなく、想像で書かれているものが多い(「TPPは日本経済にイノベーションをもたらす」参照)。その中で、特に強調されるのが、「アメリカが日本を食い散らかそうとしている」というアメリカ陰謀説である。アメリカは輸出を増大させることで雇用を拡大しようとしている。「既にTPPに参加している多くの国はGDPが小さく、アメリカ産品の市場として不十分なので、日本をTPPに加入させようとしているのだ」と主張する。アメリカは日本市場を、日本の産業から奪おうとしているというのである。この説は、オバマ政権が輸出を倍増してGDPを増やそうとしていること(というよりそれだけ)を根拠にしている。
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2011-10-12 0:00
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何と47%がランニングに挑戦中!(NBO世論調査)
体育の日も終わり、スポーツの秋が本番を迎えました。そこで、日経ビジネスオンラインでは読者の方に過去1年にわたりどんなスポーツに取り組んできたかを聞きました。
すると、トップとなったのは、ブームが続いているランニングでした。有効回答数813に対し、385人、率にすると47.4%の方が「走っている」そうです。この割合の高さには驚かされました。
次が、ウオーキングの255人(31.4%)、そして、自転車の192人(23.6%)となりました。ビジネスパーソンに人気があるとされるゴルフは166人(20.4%)で4位という結果になりました。
次に、これから挑戦してみたいスポーツはというと、自転車が179人(有効回答数は同じく813で22.0%)、水泳126人、ランニング121人となります。
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2011-10-12 0:00
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クルマの低燃費化競争はどこまで?(NBO世論調査 [質問編])
「東京モーターショー」が、12月3日(一般公開)から東京ビックサイトで開催されます。このイベントに向けて、国内の自動車メーカーは新型車やコンセプトカーの準備に余念がありません。
開発の大きなトレンドとして、自動車の燃費改善や代替エネルギーへの対応が関心を集めています。ダイハツ工業は軽自動車「ミラe:s(イース)」を発売しましたが、ガソリンエンジン車ながらカタログ値で1リットル当たり30キロメートルを走ります。これは、1999年に発売された初代「プリウス」よりも燃費がいいことになります。さらに、トヨタ自動車は同約40キロメートルを走るハイブリッド車を来年1月にも発売します。低燃費化技術とは少し外れますが、代替エネルギーについては、日産自動車が電気自動車(EV)で先行するなど、各社がしのぎを削っています。
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2011-10-12 0:00
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中古マンション時価データ、無料公開の衝撃(記者の眼)
不動産マーケティング会社のアトラクターズ・ラボが提供しているデータが静かな話題を呼んでいる。それは、「想定成約中古価格」。過去の売り出し事例をもとに中古マンションの実際の成約価格を算出し、時点補正を加えることで、現在の取引価格を推計したものだ。
売り出し価格は6%高めに提示されている
「想定成約中古価格」とは非常にわかりにくい言葉だが、これが意味しているのは、「物件を売り出して3カ月以内に成約する価格」のこと。要は時価。株式市場で言うフェアバリューと考えればいいだろう。
「中古物件の80%は3カ月以内に成約する」(アトラクターズ・ラボの沖有人社長)と言われる。裏を返せば、3カ月以上も売れ残る物件は、価格設定を間違えているということだ。
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2011-10-12 0:00
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「ベビーカーマダム」、消費を牽引(時事深層)
30代、40代の子連れ母親世代が、東京都心の消費を牽引している。最後のマス市場である「団塊ジュニア」が子育て期を迎えたことが背景にある。都市部の団塊ジュニア人口は増加中。その購買力に、企業も期待を寄せる。
東京都渋谷区にある表参道ヒルズ。「感度の高い大人の男女」を想定して2006年に開業した同施設だが、その情景は5年経って様変わりしている。
ベビーカー渋滞が発生
平日に目を引くのは、ベビーカーを押す、幼児連れの母親たちだ。施設内で待ち合わせをして、談笑する姿もあれば、じっくりテナント店舗を散策する姿もある。昼時になると、施設内のレストラン前には、横づけされたベビーカーの“縦列駐車”が出現する。
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2011-10-11 0:00
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人工衛星の写真でGDPをより正確に(「気鋭の論点」)
GDPは経済状況を示す統計として最も一般的だ。その国で1年間に作られた生産物の総額を表すので、経済成長と言えば通常はGDPの増加率を指す。しかしながら途上国においては、GDPを算出する組織、ネットワークが未発達であることも多い。
米ペンシルバニア大学は、ウェブ上に世界各国のGDPの推移をまとめた「ペンワールドテーブル」というデータセットを公開している。その中では各国のGDP統計の正確性がAからDのランキングで表記されているが、途上国、特にアフリカのほとんどの国では低ランクとなっている。疫病や内戦など内情不安を抱えている国では調査にまで手がまわらないのも仕方ない。
ならば、地上にいる人間以外に調べてもらおうという壮大な取り組みが進行中である。
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2011-10-11 0:00
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第10話「社長にまでなった人が後悔だなんて、誰も信じないわよ」(あの男の正体(はらわた))
(前回から読む)
「僕は後悔している、これまでの自分の人生の過ごし方を。
もう、残りはあまりないのに、いまさらだけれど、ね」
あの男が古堂房恵のマンションを訪ねるようになってからのこと、房恵にあの男が問わず語りに話し始めたことがあった。
小さなマンションの淡い藤色のじゅうたん敷きの6畳の部屋に、ダイニング・テーブル代わりに置いてある一人用の座り机に向かいあって座っていた。あの男は、体をすっかり壁にゆだねて、気持よさそうに首を前後に揺らしていた。マンションに帰る前、なじみの和食の店に寄っての遅い夕食で、二人とも少しアルコールが入っていた。
「え? あなたが?
だって、あなたは内外海行の社長にまでなった人でしょう。
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2011-10-11 0:00
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「会議資料」に組織レベルが透けて見える(脱会議)
課 長:
「それじゃあ、現状を確認させてくれるかな。どう、状況は」
部下A:
「状況はイマイチですね。先月とあまり代わり映えしません」
課 長:
「販促用のチラシはターゲットリストに従って撒いてるの」
部下A:
「ああ、その件なんですけど、いろいろと調べていくうちに、結構、時間がかかってまして」
課 長:
「調べていく? それって開発課のHさんに頼むって話じゃなかったの」
部下A:
「ええ。そういう話でした」
課 長:
「Hさんに頼んだの」
部下A:
「まだ、それはちょっと…。やっておきます」
課 長:
「店舗側との調整も必要だよね」
部下A:
「ああ、そうですね…。
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2011-10-11 0:00
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売れない酒を全国に売る(逆転思考で勝つカイシャ)
「酒商山田」は広島市宇品にある小さな酒屋で、その地で戦前から商売してきた。今の社長の山田淳二氏は酒類販売免許業者として祖父、祖母、父と数えて4代目になる。
この酒商山田が営む酒類販売は大変に厳しい市場環境にある。少子高齢化による飲酒人口の減少と生活様式の変化で、アルコール摂取量は1999年をピークに減少、特に日本酒の消費量は最盛期の33%まで縮小し続けているという。一方、規制緩和から新規参入が相次ぎ、競争は激化の一途を辿る。
こうした中で、酒商山田は1989年から経営改革に取り組みはじめた。かつては地域住民や企業と取り引きしていた家族経営の零細企業であったのが、20年を経て、今では全国160の酒蔵と取引し、日本酒130銘柄、焼酎276銘柄、アイテム数にして4800を取り扱うようになった。
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2011-10-11 0:00
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ニッポンの稼げる技術100(特集の読みどころ)
日本企業はここ数年、「高水準の研究開発費を投じている割には、それを収益に結び付けることができていない」と言われてきた。
みずほ総合研究所は昨年9月、日本の「研究開発効率」(=過去4年間の付加価値/8年前から6年前までの累積研究開発支出)がここ数年、米国やドイツに比べ2〜3割下回っているとの調査結果を公表。日本の「技術で儲ける力」の衰えを指摘した。
実際、日本企業の研究開発には今、さまざまな問題点が指摘されている。
「海外の消費者のニーズを捉え切れていない」「ネットワーク型製品の創造力が低い」「欧米企業に比べデザイン力に劣る」などだ。だが、「革新的なテクノロジーを生み出す力」が消えたわけではない。
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2011-10-7 18:00
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「手を抜いた瞬間に終わり」〜スティーブが求めたプロの仕事(ニュースを斬る)
「大辞林」「ウィズダム英和・和英辞典」など斬新なユーザーインタフェースを持つアプリで高い評価を受け、日本を代表するiPhone・iPadアプリの開発者である物書堂の廣瀬 則仁氏に、原稿を寄せてもらった。
いつかこの日はやってくると覚悟はできていて、そのとき自分は割と平気でいられると思っていたけど、スティーブ・ジョブズ氏の実際の訃報に接し、想像していた以上の喪失感に襲われました。
この大きな喪失感はどこからやってくるのかを考えている時に、仕事場にぶら下げてある“Macworld Tokyo 2002 Keynote”と書かれたバッジが目に留まりました。
“Macworld Tokyo 2002 Keynote”と書かれたバッジ
このバッジは、私がリーダーとして開発していたソフトが、Macworld Tokyo 2002 Keynoteでデモされたときの関係者用バッジです。
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2011-10-7 13:00
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よくも悪くも「激しい人」だった(ニュースを斬る)
早い。早すぎる。スティーブ・ジョブズが逝ってしまった。
「ジョブズの死で悲しいのは、彼がこれまでやってきたことではなく、これからやるかもしれなかったことが実現しなくなったことである。ジョブズが夢見ていた未来を見てみたかったな」
ツイッターでこう、つぶやいた方がおられる。
同感だ。1955年2月24日生まれの56歳。年齢だけから言えば、もうあと10年や15年は現役でいられたはずだ。彼の性格からして、悠々自適の生活に入るなど考えられない。元気である限り、全力で突っ走り、我々は想像もできていないから欲しいと思っていないが、見せられたら欲しくてたまらなくなるような何かをいくつも生みだしてくれただろう。
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2011-10-7 0:00
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40年前の職場の風景(宮田秀明の「経営の設計学」)
東大に転職して35年目になった。ほとんど毎日、千代田線の根津駅で地下鉄を降りて、鉄砲坂とか弥生坂とか呼ばれる坂を登って本郷の職場に向かう。根津と本郷の中間の地名が弥生で、ここで発掘された土器を弥生式土器と呼ぶようになった。
この坂の登りで時々すれ違う女性がいる。初めてお会いしてから約40年の歳月が過ぎた。私より年長なので、もう今ではかなりの高齢だが、そのスラッとした長身のカッコ良さは40年前と変わらない。たまに立ち止まって話すこともなくはないのだが、いつもはただ笑顔で会釈するだけだ。
24歳でIHIに入社して、第一勧業銀行に預金口座をつくった。給与振込先として指定されていたからだ。
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2011-10-7 0:00
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スティーブ・ジョブズをカリスマ扱いしてはいけない(ニュースを斬る)
アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズが10月5日に亡くなった。「普通の人にコンピュータを届ける」というビジョンを掲げてアップルを創業し、「電話を再発明する」とiPhoneを世に出した偉大なイノベーターがこの世を去った。
ジョブズはアップルの製品やサービスを通してさまざまな業界の常識を打ち砕き、人々の暮らしを変え、世界に衝撃を与えてきた。
その功績の大きさは、訃報後の各界の反応を見るとよく分かる。オバマ大統領、アーノルド・シュワルツェネッガー、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、孫正義などの著名人が、死を悼むコメントを出した。
各国のメディアが、ジョブズの功績を振り返る記事を一斉に掲載した。
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2011-10-7 0:00
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医療・介護分野は10年間で270万人の雇用を生み出す力がある(成熟時代に突入した日本へのアジェンダ)
前回までのコラムで、日本では経済成長が止まってしまった現実と、対応策として繰り出した財政政策・金融政策がことごとく無効であった背景について検証した。それを踏まえて、今の日本経済を活性化させるためには、人口の成熟化にマッチした産業構造のシフトが有効であると提起した。つまり高齢者の増加に合わせて、医療・介護サービスを充実させる産業政策を行えば、満たされていない需要を埋め、雇用を増やして国民経済を拡大させることができる。
これまでの財政政策のようなダム・道路・空港のようなインフラ投資では波及効果は小さく、その効果は財政支出時の一時点だけでしぼんでしまう。だが、多くの国民が不満と不安を抱いている社会の高齢化への対策であれば、実需を喚起することができる。
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2011-10-7 0:00
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「この挑戦では、一瞬で友達になれる」(ユーラシア貫走録(進行中))
残暑の続く日々を走り続け、ガリバーインターナショナル会長の羽鳥兼市氏は、この日の朝ブルガリアまであと数百メートルのセルビア国境にいた。約1カ月かけてハンガリーとセルビアを走り切ったことになる。いろんなことがあった。現地の気温は連日の40度越えを記録し、体力的な消耗はもちろんのこと、トラックが真横を抜けていくような狭い道路を危険と隣り合わせのラン。精神的な疲れもかなりのものとなった。
3人のランナーの中でただ1人、これまでケガもなく走っていたガリバー執行役員の須釜武伸氏の足にも、スタートから2カ月を過ぎたところでついに異変が訪れた。
マイナスに考えたら一歩も進まない
この日も朝から3人のランナーは順調に走っていたが、10kmあたりで突然須釜氏が左足、ふくらはぎの違和感を訴えた。
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