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ニュース見出し
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2011-10-20 0:00
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日本の教育の崩壊はなぜ起きたのか(統計学者吉田耕作教授の統計学的思考術)
日本の教育が危機に面していると言われて久しい。最近では、経済協力開発機構(OECD)が発表した2008年の加盟国の国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出の割合は、2005年、2007年に続いて日本は31カ国中で最低である。しかも、公的教育機関の不足を補うべく、教育支出に占める私費負担の割合は33.6%で、チリ、韓国、英国に続いて4番目に高い水準だという。
国の教育費の支出があまりにも低いという問題は、現場で危機的な症状として表れている。文部科学省の調査で分かった事は、2009年度中にうつ病などの精神疾患で休職した全国の教員は5458人と過去最高を更新し、04年度の1.5倍であった。
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2011-10-20 0:00
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100年の大志〜大陸に沿い世界を見据える台湾(石原昇の「21世紀の黒船たち」)
中国にアジア初の共和制国家を樹立させた辛亥革命からちょうど100年。双十節の10月10日、台北市では中華民国建国100周年を祝う式典が盛大に行われた。馬英九総統は自由と民主の継承を強調し、台湾のさらなる発展を宣言した。
中国大陸や日本との経済協力を深める
台湾は九州ほどの土地に人口2300万人。13億人を擁する超大国の中国との関係は複雑だ。政治面では対峙しつつ、経済面では巨大市場を自国に優位に生かす政策を推し進める。100年の「時」は長い時間でもあり、一瞬のようでもある。台湾は、政治と経済で矛盾する大陸との関係の中で、100年後の姿が見えない不透明な道を歩んでいる。
台北101展望台から望む発展する台北
台湾が自由貿易政策を推進していくことが明らかになった。
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2011-10-20 0:00
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野球で人を集めない“夏祭りモデル”(鈴木友也の「米国スポーツビジネス最前線」)
前回のメジャーリーグに引き続き、今回のコラムではマイナーリーグのボールパークをご紹介しながら、マイナー独特のビジネスのあり方を併せて解説しようと思います。
マイナーリーグについては、以前「知られざるマイナーリーグの人材育成システム 〜才能の埋没を許さないユニークな競争環境構築」にてその独特の人材育成システムについてご紹介しました。そこでも少し解説しましたが、まずボールパークの話に入る前にマイナーリーグの構造やその特徴について簡単にご説明しておこうと思います。
マイナーリーグの基本構造
マイナーリーグは最下層の「ルーキー・リーグ」からメジャー直前の「トリプルA」まで7階層に分かれており、各階層のチームにはそれぞれ登録選手枠の上限(ロースター・リミット)が設けられています。
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2011-10-20 0:00
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ザック無敗伝説の深層と待ち受ける難題(城福浩の「ヒトとチームを鍛えるサッカー小論」)
10月11日に行われたワールドカップアジア3次予選日本対タジキスタン戦。
負傷した本田圭佑の穴をどう埋めるのかを心配されていた日本代表であったが怒涛の攻めで8ゴール。予想以上の大差となった。
この試合を見る限り日本の圧倒的な強さだけが印象に残るかも知れないが、この結果に至るまでの日本代表の石橋を叩いて渡るような準備があったことを見逃してはならない。万全の準備をした結果として大差がついたのだ。この万全の準備とは何だったのか。就任して1年間無敗のザッケローニ監督のチーム作りの肝が実はタジキスタン戦でも垣間見えた。
そしてもうひとつ。日本の目標はアジア最終予選を勝ち抜くことであり、更にはブラジルワールドカップで前回成績を上回ることである。
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2011-10-20 0:00
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逆ギレして居座る“オレ様”トップの罪と醜態(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
あの“上の人”たちを見て、その下にいる人たちはどう思っているのだろうか?
恥ずかしい?
当然だ?
それとも……。
埼玉県朝霞市に建設中の国家公務員宿舎が問題になったことで、幹部クラスの人たちが都心の一等地で暮らしていることが明らかになった。その人数は実に600人以上(推定)。中には年収2000万円近くの人も含まれているという。
安住淳財務相は、東京都の港、中央、千代田の3区にある公務員宿舎については、危機管理用を除く16カ所を廃止、売却するとしているが、そもそもその方針は小泉改革の時に閣議決定された、『経済財政運営と構造改革に関する基本方針」(骨太の方針2006)』に盛り込まれていた。
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2011-10-19 0:00
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「ブルーマン」仕掛け人が語る〜「仕事の9割はチケットを売ること」(輝け!ヒットメイカーの星)
この連載のタイトル「輝け!ヒットメイカーの星」はトークショーのタイトルでもあります。誰もが知っているヒット商品、ヒットサービスの担当者に単刀直入にそのヒットの瞬間の手ごたえをインタビューしています。また、トークショーでは生ライブでそのヒットの瞬間を言葉で放ってもらいます。
テリー植田(=植田):まずは、「ブルーマン」を手掛けることになった経緯を教えてもらえますか?
中村:海外で成功しているショーを日本に呼んでチケットを売って儲けようというのが普通のイベンター、プロモーターの仕事ですが、僕の場合は、以前広告代理店に勤めていて、ある日、顔も知らない社内の営業から声がかかりました。 「中村さん、ブルーマンを知ってますか?」と。
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2011-10-19 0:00
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根深き暴力団との癒着(時事深層)
東京都などで暴力団排除条例が施行された。暴力団との関係を絶てない企業は破綻にさえ追い込まれる。それでも、抜け道を探して暴力団資金に頼る企業もあるという。
10月から東京都と沖縄県で「暴力団排除条例」が施行され、全国で出揃った。大物タレントの引退騒動の影響もあって、「暴力団排除に対する企業からの相談が急激に増えた」とTMI総合法律事務所の大井哲也弁護士は語る。
上場企業と暴力団とのかかわりに端を発する事件は少なくない。2008年、スルガコーポレーションが、自社物件の立ち退きを暴力団と関係のある企業に依頼したことが明るみになり、経営破綻に追い込まれた。2009年には富士通で、暴力団員とのかかわりを指摘されて社長が辞任に追い込まれるという“お家騒動”も勃発した。
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2011-10-19 0:00
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郵便局長は四度吠える”再び国有化”の道に進む郵政改革法案を撤回せよ(ニュースを斬る)
2010年2月2に「郵政民営化見直しを凍結せよ元郵便局長からの提言」という記事を寄稿して以来、今西氏は3回にわたって郵政民営化見直しに関する提言を日経ビジネスオンラインに寄せている(「郵政民営化をさらに一歩進めましょう」、「郵政見直しは一から出直しだ!」
そしてこの10月末の臨時国会には、郵政事業を再び3事業一体に戻す法案が提出される見込み。だが、この法案は中途半端で新たな利権構造を生み出しかねない、と今西氏は言う。いま、論客でならした元郵便局長が4度吠える。
郵政民営化から4年がたった。今は完全民営化に向けて着々と歩を進めるべき時なのに、それどころか、政権与党は民営化見直し(改革)法案まで国会に提出しようとしている。
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2011-10-19 0:00
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世界一を生んだ秘訣は、なんと「ワイガヤ」(ロジカル・チームワーク)
今年の6月に、我が国の科学技術が世界一の偉業を成し遂げた。
理化学研究所(以下、理研)と富士通が開発したスーパーコンピュータ「京」が世界最高性能の8.162ペタフロップスを達成し、TOP500リストの1位を獲得したニュースである。
東日本大震災後の経済産業界に久々の明るい話題を提供した。しかもこの偉業は、まだ完成途中のものでの演算性能であり、来年6月をもって、文字通り1京(10ペタ)の演算性能を持つスーパーコンピュータが完成する。
国家の威信をかけたプロジェクトを率いて成果を遂げた秘訣は何だったのだろうか。
理研 次世代スーパーコンピュータ開発実施本部 プロジェクトリーダーの渡辺貞氏から出た言葉は意外なものだった。
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2011-10-19 0:00
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日本企業が知財で勝てないワケ(新ローカリゼーションマップ)
「日本の企業は長期的な考え方をするとよく言われますよね。でも今の知財について言えば、そうじゃない。長いようでいて短いのが日本だと思います。特許が有効なのは20年ですから、10年先を狙い、更にその後の10年で稼ぐ世界です。でも日本企業は数年先でしか知財を考えていないと思えるところが多いのですよ」
こう語るのは二又俊文氏。パテントプールの世界でトップグループに入るイタリアの会社、シズベルの日本法人の相談役(前代表取締役)だ。同社は特に通信や電子分野を得意とする。パテントプールは「基本的には、特許権者から独立した第三者組織が、特許管理会社として特許権者からサブライセンスの許諾を受け、ライセンスを実行したい者に対して許諾を行い、そこで得られるロイヤリティ収入を特許権者に配分を行う。
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2011-10-19 0:00
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核燃料サイクルを巡る権力の真意(原発は何処から、何処へ)
(前回から読む)
2004年の春、私は、ある人物を介して「19兆円の請求書止まらない核燃料サイクル」と題した「内部告発文書」を受け取った。A4判で25頁にわたって、大きな文字でわかりやすく核燃料サイクルが「無用の長物」になったことがしたためられていた。
このまま「プルサーマル計画」が進めば19兆円を注ぎ込み、電気料金や税金に化けて国民にツケが回るという。作成したのは、後世に途方もない負担を残すことに危機感を募らせた経産省の現役官僚だ。9電力の地域独占体制に風穴をあけ、ブラックボックスだらけの電力供給システムを「透明化」したいという意思も伝わってきた。
青森県六ヶ所村の再処理工場でのプルトニウム抽出試験の開始まで秒読みの段階だった。
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2011-10-19 0:00
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日本はTPPに参加するべき?(NBO世論調査 [質問編])
野田佳彦首相は10月17日、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加について「アジア太平洋地域は成長エンジンになる。高いレベルでの経済連携は日本にプラスだ」と語りました。同11日には「11月がヤマになる。難局を乗り越えなければならない」と話しています。TPP参加の是非に関する議論が加速しそうです。
TPPは、太平洋周辺の国々が参加する自由貿易圏です。シンガポール、チリ、ニュージーランド、ブルネイの4カ国が参加して2006年に始まりました。現在、米国、オーストラリア、ベトナム、ペルー、マレーシアが参加の意向を示し、新たなフレームワークについて9カ国が議論を進めています。11月に予定されているアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議において大枠合意がなされる予定です。
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2011-10-19 0:00
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消費者は、もっともっと「低燃費」を期待している(NBO世論調査)
12月3日から「東京モーターショー」の一般公開が始まります。このところの自動車業界で、最も注目されていることの1つは、燃費性能の向上(低燃費化)や新しい代替エネルギーに対応したクルマの開発です。
実際、ダイハツ工業が9月20日に発売した軽自動車「ミラ e:S(イース)」は、カタログ値で1リットル当たり30キロメートルを走ります。その性能が評価されたのか、発売後2週間で月間販売目標の約3.6倍にあたる約2万5000台の注文を集めました。また、トヨタ自動車は来年1月に同約40キロメートルという小型ハイブリッド車を発売する予定です。
このように、ますます激しくなる自動車の技術開発競争。日経ビジネスオンラインでは、こうした状況をとらえながら、読者のみなさんは自動車の燃費や代替エネルギーに対してどのように感じているかを聞きました。
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2011-10-19 0:00
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誰がマーケッターを殺したか(橘川幸夫の オレに言わせれば!)
戦後の子ども商品のマーケティング調査会社として、業界の中では有名だった子ども調査研究所(渋谷・神宮前)が半世紀近い活動を停止した。所長の高山英男さんは、かつて出版編集者として横浜の教師だった阿部進(カバゴン)さんを発掘し「現代っ子」という言葉を普及させた。その後、子ども調査研究所を設立し、戦後の高度成長の中で、玩具や食品やアパレルなど、子どもマーケットに特化したマーケティング会社として、現代っ子のライフスタイルを調査研究してきた。「リカちゃん人形」や「人生ゲーム」などは、その活動成果の一端である。
戦後日本が生産力を向上し、斬新な新商品を続々と登場させたのは、単に勤勉な日本人の無我夢中な労働生産性だけによるものではない。
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2011-10-19 0:00
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商は笑なり(記者の眼)
記者として駆け出しの頃、先輩記者から繰り返し聞かされたのが、「会社は人で書け」というセリフだった。会社とは、人、すなわち経営者の考えや哲学が反映された集合体に他ならない。だから、その会社について書きたいならば、まずは経営者を徹底的に取材せよ、と。
それからいくばくか経験を積んだ今、感じるのは、やはり経営者の哲学や思想は、会社の姿を如実に映し出すということだ。魅力的な経営者が経営する会社は、やっぱり面白い。
誠に勝手ながら、私の所属する日経ビジネスの使命の1つは、そんな面白い経営者を発掘し、世に紹介していくことでもあると思っている。今回は最近出会った魅力的な経営者を1人、紹介したいと思う。
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2011-10-18 0:00
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「割るならハイサワー♪」が31年間ヒットし続けている理由(輝け!ヒットメイカーの星)
居酒屋で焼酎を割って飲むという新しいメニューのジャンル開発ができた。
テリー植田(=植田):ハイサワーレモンが定番ですが、何年目ですか?また開発の経緯を教えて下さい。
田中秀子(=田中社長):今年で31年を迎えました。もともと武蔵小山にある町のラムネ工場で、駄菓子屋さんや縁日で売っていました。
夏はいいのですが冬はすごく暇だったんですね。さらに日本は戦争に負けてコカコーラなど大手にそういった商品がたくさん輸入されて作るものがなくなってしまったんですよ。でも、それがポイントだったと思うんです。お酒は寒くても飲むので、お酒で割るものがあったいいんじゃないかと考えたのが始まりで、それがハイサワーのレモンなんです。
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2011-10-18 0:00
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企業の「大学化」で異能を生かす組織を作れ(復興の経営学 ここから始まる企業再創造)
東日本大震災でサプライチェーンや物流網が寸断され、日本企業の多くは事業活動の停止を余儀なくされた。その反省から、新たに創造していくべき経営のモデルとは──。企業で経営再創造の最前線に立つ実務家の取り組みや識者の論考を通して模索していく。
今回のテーマは、企業の組織のあり方とそこでの人々の働き方。震災は、既存の企業の組織や人々の働き方に、大きな疑問を投げかけた。それを受けて、本社や生産拠点の分散化を検討し、サマータイムや在宅勤務を導入する動きが広がった。
果たして企業の組織や人々の働き方は今後どう進化していくのか。創造的な職場のあり方を研究し、企業の危機管理にも詳しい築達延征・広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻教授が独自の見方を示す。
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2011-10-18 0:00
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「TPP参加で食の安全基準が下がる」ことはない(山下一仁の農業政策研究所)
TPPに反対する主張に、「日本の食品安全規制が、アメリカの低い基準に引き下げられる」というものがある。今回は、この主張について考える。
国家は、国民の生命や身体の安全、健康を守る主権的権利を持っている。他方、我々は貿易によって世界中から豊かな食品を輸入し消費している。食の安全だけを追求することは消費者の利益にならない。このため、食の安全という利益と食品の貿易・消費の利益を調和させることが必要になる。
そもそも、食の安全の基準は絶対的なものではない。食料が満ち足りている時には、安全性の要求水準は高くなる。しかし、食料が十分に手に入らない状況では、安全よりも、カロリーを摂取するために量を確保することが重要となる。
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2011-10-18 0:00
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最強のタンメン、千葉に現る!(逆転思考で勝つカイシャ)
かつて、どこの中華料理店やラーメン店にもあったのがタンメン。しかし、時代の流れの中で、いつのまにか多くの店のメニューから消えていった。厳密に調べたわけではないが、近頃のラーメン店でタンメンを扱うところはむしろ少なく、メニューにその名を見つけると懐かしく感じるほどだ。
一般的なタンメンは、塩味のスープに、麺と野菜や豚肉を合わせる。東日本を中心に食べられており、西日本ではその名前すら知らない人も多い。今回は、脇役に追いやられた感のあるタンメンを、中核のメニューと位置付ける「タンメンしょうや」を取り上げる。
千葉県佐倉市。JRの物井駅から少し離れたところにこの店はある。周辺を田んぼに囲まれ、席数49と20台分の駐車場スペースを持つ、一軒だけのいわゆる家族経営の零細ラーメン店だ。
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2011-10-18 0:00
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ポジティブなことを書きとめることで強くなれる(ニュースを斬る)
スリニバサン・S・ビレイ(Srinivasan S.Pillay)氏
ストレスや不安に関する専門家。ハーバード・メディカル・スケールの精神医学臨床准教授。同大付属の精神病院マクリーン病院の脳イメージング研究センターで、外来患者向け不安障害治療プログラム、パニック障害研究プラグラムの部長を歴任。ニューズウイークやボストン・グローブ、FOXテレビなのメディアに数多く登場している
問:日本は東日本大震災と原発事故でみんなが失望のどん底にあります。何かアドバイスがありますか?
ピレイ:こういう大惨事が起きた時でも、日本人がresiliency(弾力性、回復力)を持っていることを世界中の人が知っています。
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