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ニュース見出し
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2011-11-7 0:00
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TPP亡国論のウソ(特集の読みどころ)
1年前まではほとんど誰も知らなかった「TPP(環太平洋経済連携協定)」が国論を二分しています。
11月12〜13日、米ハワイで開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、米国、豪州、シンガポールなど9カ国が大枠合意を目指しているTPPの交渉に、日本も参加すべきか否か。野田佳彦首相は交渉参加に前向きな姿勢を崩していません。政府・民主党は今週、交渉参加の是非を決断すると言いますが、党内は賛否両論で大揺れに揺れ、党プロジェクトチームの鉢呂吉雄座長が一任を取り付けられるかは予断を許さない状況です。
党内や農業界などの反対論に耳を傾けてみると、これまで関税障壁に守られてきたコメや小麦、乳製品など、いわゆる「高関税品目」の市場開放に対する懸念があることは理解できるとしても、曰く「農業が壊滅する」「国民皆保険制度が崩壊する」「命と暮らしが危ない」といった、交渉の実態や理論に基づかない俗説や曲論が幅を利かせていることも事実です。
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2011-11-7 0:00
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本当に重要なのはTPPに加入した後の戦略(小峰隆夫のワンクラス上の日本経済論)
前回は、自由貿易を推進するという観点からFTA(自由貿易協定)に賛成するという議論を展開した。今話題のTPP(環太平洋経済連携協定)は、その重要な一部としてFTAを含むものだからだ。今回はTPPに即して議論を進めることにしよう。
TPPとはそもそもどんなものなのか
TPPそのものについては、既に各方面で解説が出ているので、改めて述べるまでもないのだが、私自身の頭の整理も兼ねて、ここで復習しておこう。
TPPは、2006年にブルネイ、チリ、ニュージーランド、シンガポールの4カ国の間で発効したEPA(経済連携協定)から始まったものである。2010年の3月からこれを母体としてより広域的な経済連携協定を目指す交渉が始まり、現在、米国、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアが加わっている。
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2011-11-7 0:00
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「農業の守り方を間違った」元農水次官の告白(TPP亡国論のウソ)
日本はTPP(環太平洋経済連携協定)交渉に参加するのか。今週、米ハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を前に、野田佳彦首相がいまや国論を二分するこの問題に結論を出そうとしている。日経ビジネスは11月7日号の特集「TPP亡国論のウソ」で、世間に渦巻くTPP亡国論に流されず、通商国家ニッポンの針路を示すには、まず誤解や曲解を排し、冷静な情勢分析と的確な判断に徹する必要があることを主張した。この企画と連動し、今日からシリーズで内外の論客にTPPの意義を論じてもらう。
第1回は元農林水産事務次官である高木勇樹氏(現・日本プロ農業総合支援機構副理事長)。
TPPが農業に壊滅的な被害をもたらすというTPP亡国論の最大の論拠は、農業生産額が半減し、コメの生産が9割減るとした農林水産省の試算だ。
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2011-11-4 0:00
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「タイミング」が成功のカギを握る(宮田秀明の「経営の設計学」)
タイミングは大切だ。タイミングが悪ければ、大きなビジョンもビジョンのままでとどまってしまう。大きな成果も世に広まることはない。一方タイミングが良ければ、ビジョンは実現へのプロセスを歩み、成果は研究・開発・実証を経て世の中に普及していく(前回を参照)。
筆者は2000年に、東大工学部の中にシステム創成学科を新設するプロジェクトに参加し、成し遂げた。この成果もタイミングの成せる技だった。
アメリカズカップのために専攻長を代わってもらった
私は1995年8月に、1999年10月から始まる第30回アメリカズカップに参戦することを決めた。これ以降、私はニッポンチャレンジ・アメリカズカップ株式会社のテクニカルディレクターと東大工学部教授の二足のわらじを履くことになった。
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2011-11-4 0:00
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タイ洪水で露呈した、脆弱化する人類社会(ニュースを斬る)
タイで起こった大規模洪水によって、被害は拡大を続けている。これまで11万人以上が避難し、さらに避難を急ぐ市民で交通渋滞が発生。物資不足や感染症の可能性もでてきた。
頻発する自然災害に、私たちは歴史から学ぶ事ができるだろうか。カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校のブライアン・フェイガン人類学名誉教授に、歴史からの教訓、そして現代の新たな問題を解説してもらった。
(取材構成は加藤靖子=在米ジャーナリスト)
モンスーンの影響から、タイで豪雨が続きました。このモンスーンは、「ラニーニャ現象」によって引き起こされています。東太平洋の赤道付近で海水温が上昇する「エルニーニョ現象」とは反対に、ラニーニャは太平洋に冷たい海水をもたらします。
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2011-11-4 0:00
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「隣の人」との比較が豊かさの尺度になる(成熟時代に突入した日本へのアジェンダ)
前回までに説明したように、人口成長が止まった社会において「成長論」主体の経済政策を続けることは、国民生活の安定のためにも、経済効率的にも正しいとは言えない。人口が減っていくことは経済成長が構造的に難しくなるわけであるから、強引に経済を成長させようとする政策は当然非効率であり、貴重な経済資源の浪費になってしまうからである。
成熟社会では分配論が重要
一方、社会が成熟段階になって来ると重要になるのが「分配論」である。
経済のパイが拡大しない環境の中で、1人でも多くの人が少しでも豊かな生活を営めるようにするためには、社会全体で生み出した価値(GDP)をどのように分け合うのかが重要な政策テーマとなる。
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2011-11-4 0:00
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「何かあったら言ってこいよ」は禁句(任せる技術)
僕がまだ受験を控えた中学生、高校生だった頃の話だ。勉強が嫌いだった僕は、いつも家でゴロゴロと寝転がり、テレビを見たり、本を読んだりしていた。すると、僕を見る度に母親は「ヒロシ!勉強しなさい!」と怒鳴ったものだ。僕は必ずこう言い返した。
「今、やろうと思っていたのに!」
「お母さんから言われたからやる気がなくなった!」
これは単なる言い訳だ。しかし、見過ごすことができない真理を含んでいる。人は催促されるとやる気を失ってしまうのだ。これは仕事についても言えることだろう。
「任せた仕事」が「やらされ仕事」に変わる時
僕が部下の成長を願い、ある重要な仕事を部下に任せた時のことだ。
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2011-11-4 0:00
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雇用対策で強まる米政界とシリコンバレーの連携(ニュースを斬る)
失業率改善を目指し、米政界とシリコンバレーの連携が強まっている。
米労働省は10月20日、米フェイスブック及び複数の雇用支援団体と連携し、ソーシャルネットワークを利用して失業率改善を目指す取り組み「Social Job Partnership」を発表した。フェイスブック内に専用ページを開設し、求職支援プログラムや、スキルアップのためのトレーニング、求人関連情報などを提供することで雇用増加を図ろうとしている。
雇用不安、貧困格差、金融システムへの不満を訴えるデモ活動(サンフランシスコ)
米国の失業率は、リーマンショックから3年たった今でも9%台に高止まりしており、景気回復の遅れに人々は痺れを切らせている。
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2011-11-2 12:25
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街に「ホットスポット」 身の回りの放射線量を測りたいですか?【その2】(NBO世論調査 [質問編])
福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故から8カ月になります。復興に向けた明るい便りが届くよりも先に、日本各地から、高い放射線量を含んだ食べ物やいわゆる「ホットスポット」に関する話題が増えてきました。
こうしたニュースが増えている背景については2つの見方があります。1つは事故による被害が収束せず、さらに拡散している、という見方。もう1つが、事故から半年以上経過し、安全性に関する情報が共有しやすくなってきたからだとの分析です。公的な調査・発表だけでなく、メディアの独自調査、線量計を持つボランティア、個人による測定が発端となって、食や地域の安全性の問題が明らかになる動きが増えている、というわけです。
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2011-11-2 0:00
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第1話「目指すべきは、水と空気でエネルギーを作り出すことでは?」(熱血! 会計物語〜団達也が行く season3)
読者の皆様、大変お待たせいたしました! 団達也が主人公の「会計物語」の新シリーズが始まります。
シンガポールを舞台に新たなビジネスでアジアを席巻するつもりだった達也ですが、特許を巡るトラブルで大失敗。すべてを失って裸一貫からやり直すことになりました。
雌伏の時を経て、達也が登場した地は。どうぞ、本編をお読みください。
イスタンブール
団達也は急勾配の坂道をひたすら登り続けた。道路の両側はおしゃれな店が軒を連ね、観光客であふれていた。この風景の写真を見せたら、誰もがポルトガルのリスボンと答えるだろうな、と達也は思った。確かに、この街はヨーロッパに違いはなかった。
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2011-11-2 0:00
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オリンパス問題を放置すれば、ニッポンが売られる(時事深層)
英語版(English version)
(1)から読む
9月29日、オリンパスの取締役会の前日のこと。オリンパスの外国人社長だったマイケル・ウッドフォード氏は、11年に渡って社長・会長として同社に君臨してきた菊川剛会長から、CEO(最高執行責任者)の座を奪うことに成功した。
これで改革を思うように進められる。そう思ったウッドフォード氏だが、菊川会長に素直に「禅譲」する気はなかった。
翌30日の取締役会で、私は確かにCEOになった。菊川会長は「経営会議には、もう出席しない」と発言した。これは、私がオリンパスの社内にいながら、会社を良い方向に変えるための最後の手段だった。
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2011-11-2 0:00
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タイ洪水が迫る「安全」意識の転換(ニュースを斬る)
タイで起きた大規模洪水をきっかけに、製品の生産を停止する動きが再び世界に広がっている。東日本大震災の時と同様に、国境をまたいで複雑に絡み合うサプライチェーンに潜在しているリスクが改めて浮き彫りになった。
このようなリスクを直視して、企業は自社の経営をどう変えていかなければならないのか。リスクマネジメントを専門とする関西大学社会安全学部の亀井克之教授が、今後に求められるリスク管理のあり方を探る。
(取材構成は、峯村創一=フリーライター)
タイ洪水による混乱が広がっている。現地では300人以上が犠牲となり、中部アユタヤ県からパトムタニ県にかけて7つの大型工業団地が水没。
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2011-11-2 0:00
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「タイ洪水をもたらした大雨は予測できていた」(ニュースを斬る)
「タイ洪水をもたらした大雨は予測できていた」と、東京大学の山形俊男教授は語る。
要因は、20世紀後半になって顕在化したインド洋の大気と海洋の相互作用──。地球温暖化にともない、こうした現象は強度を増し、異常気象を増やしつつある。
(取材構成は、唐津雅人=ライター)
タイの洪水が長期化の様相を呈し、日本企業の工場が浸水して操業がストップするなど、産業界にも大きな影響を及ぼしている。
この大洪水の原因として、バンコク周辺が平坦であるという地勢、さらに政府による人為的なミスなども提起されているが、やはり気になるのは、例年の1.5倍から2倍におよぶとされる降水量だろう。
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2011-11-2 0:00
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“普通のもの”を大ヒットさせた開発チーム(ロジカル・チームワーク)
イノベーションとは、新しい技術や製品を作り出し、顧客にとってそれまでになかった新しい価値を提供することである。
一般的には、「画期的な新技術の開発」「新しい製品コンセプトの創造」といった派手なニュアンスがあるが、今回取り上げるのは、我々にとって不可欠だがどこにでもあるモノ…「ミネラルウォーター」のイノベーションだ。
日本コカ・コーラの大ヒット商品「い・ろ・は・す」を世に出したチームは、マーケット伸張の鈍化傾向が続いていたミネラルウォーター市場にイノベーションをもたらした。
このチームは、企業に多々みられる“新規参入チーム”の1つだ。新規参入を担うチームというのは、どんな分野・業種であれ、苦悩と挫折の連続だ。
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2011-11-2 0:00
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3K(きつい、きたない、きけん)も“発想の転換”で、幸せキーワード(マーケティング・ゼロ)
既に過去の言葉のようになってしまった「3K」。言われ始めたのは、1980年代後半です。1989年には流行語大賞にもノミネートされていますこの言葉、ご存知のように「きつい、汚い、危険」と言われる嫌われる職場を称したものです。英語では、“Dirty, Dangerous and Demeaning”と3Dですが。
IT(情報技術)業界では、これをもじって、「きつい、帰れない給料安い」の「新3K」。これも厳しいですね。もともとは3拍子そろっていることが起源。野球で言えば「走攻守」。高度成長期と言えば、“Cooler, Color TV, Car”の三種の神器「3C」。理想を表す言葉として使われていました。
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2011-11-2 0:00
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原発事故からの復興は自治の精神で(原発は何処から、何処へ)
(前回の対談から読む)
山岡:地震と津波、原発事故という複合災害に見舞われた福島を、これから、どうやって立て直していけばいいのか。野田佳彦総理は「福島の再生なくして、元気な日本の再生はない」と断言しました。しかし首都圏で生活している僕らは、じつは福島のことをよく知りません。再生を云々するには、もっと福島を知る必要がある。たとえば、原発サイトがある双葉郡。爆発が起こる以前の双葉地域を知る人は少ないと思います。
原発のある双葉郡が潰れたら福島全体が立ち行かない
佐藤:双葉郡はね、福島のとっても大切な「要所」なんですよ。双葉郡には300の鎮守の森、神社があって、300のコミュニティーが存在しました。
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2011-11-2 0:00
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親の8割が「子どもにも1票を認めるべき」と回答(NBO世論調査)
少子高齢化に伴って、有権者が高齢者ばかりになり、政策も高齢者寄りになってしまうという「シルバー民主主義」が問題視されています。
このような状況を改善する方法の一つとして、子どもにも“参政権”を認める「ドメイン投票」という方法があります。ハンガリー政府が選挙の投票方法として検討していることが話題にもなりました。
生涯にわたって、どれだけの税金を支払い、どれだけの便益を受けたかを計算すると、高齢者ほど受益分が多く、若年世代は支払い超過になっているという結果もあります。
このような状況に対して、未成年の子どもを持つ親に、子どもの数に応じてその親に1票を与えるのが、先述のドメイン投票です。
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2011-11-2 0:00
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「官僚叩き」をポピュリズムで終わらせないために(橘川幸夫の オレに言わせれば!)
自らの知恵と努力で自らの組織をイノベーションして利益をあげていかなければならない企業人や、厳しい生活環境の中で懸命に日常を生きている国民が、その利益や収入の一定割合を賭場の胴元のように吸い上げ、税金として使う官僚たちに冷たく当たるのは仕方ない。企業人と官僚とでは、業務の内容も方法論も違っている。戦後社会は、企業が現実を担い、官僚が企業活動を進めるためのインフラ整備と法整備など、未来への地ならしを行ってきた。その結果、一般国民の生活も安定的に守られてきた。
吹き荒れる官僚バッシングの嵐
その構造がバブル崩壊以後、狂ってきた。金融政策も、産業育成政策も、社会福祉政策も、教育政策も、官僚主導の政策がことごとく空回りしている。
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2011-11-2 0:00
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老舗企業はどこで躓(つまず)いたのか(時事深層)
英語版(English version)
技術を重視した「堅い会社」が抱える買収案件の闇。源流を追っていくと、菊川氏の成功体験の副作用に行き着く。買収戦略は頓挫し、内向きの体質は悪化の一途をたどった。
優良企業というイメージとは裏腹に、コーポレートガバナンス(企業統治)の問題をさらけ出したオリンパス。実は、これまでの同社の企業統治の施策が、名ばかりで機能していないのではないかとの疑念を浮き彫りにした出来事が4年前にもあった。内部通報のもみ消し事件である。
2007年6月、非破壊検査機器などを担当していた同社社員の濱田正晴氏は、取引先から上司が不当に人材を引き抜こうとしていると社内のコンプライアンス(法令順守)窓口に通報した。
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2011-11-1 15:31
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速報!史上最年少上場社長登場、リブセンス上場へ(ニュースを斬る)
アルバイト求人サイト「ジョブセンス」、転職求人情報「ジョブセンスLink」などを運営するリブセンス(東京都渋谷区)が12月7日東証マザーズに上場する。村上太一社長は1986年10月27日生まれの25歳。国内における史上最年少上場となる。
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