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ニュース見出し
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2012-1-13 0:00
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日用品バイヤーの「熱い冬」(記者の眼)
この原稿を執筆している1月6日は二十四節気の1つ「小寒」だ。寒の入りを迎え、この日を境に2月の立春まで、寒さが1年で最も厳しい日が続く。
だが日用品を扱う小売業のバイヤーたちに、寒さに打ち震えている暇は無い。むしろ彼らは例年にない「熱い冬」を迎えている。
小売業のバイヤーたちは、早くも今年の夏に売り出す商品の調達に奔走している。求めているのは保冷剤や首を冷やすクールマフラー(クールスカーフ)、すだれといった、いわゆる涼感雑貨だ。
ある大手100円ショップの商品部課長は「既に多くの小売業者が夏向け商品の調達に動いている。取り合いと言ってもいい」と話す。彼らが調達に動き始めたのは11月頃からで、通常より1〜2カ月程度早い。
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2012-1-13 0:00
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韓国LG、日本で有機ELテレビ発売(ニュースを斬る)
韓国のLG電子は2012年後半にも日本で、55型の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビを発売する。米ラスベガスで開催中の家電見本市「CES」で、同社テレビ事業担当者が弊誌の取材に応じて、明らかにした。
米家電見本市「CES」で有機ELテレビを発表する韓国のLG電子
価格は当初、約40万円になる見込み。ほぼ同じ時期に、韓国のサムスン電子も日本市場に55型の有機ELテレビを投入する予定で、世界のテレビ市場でシェア1、2位を独占する韓国勢が、日本勢の牙城である国内テレビ市場に襲撃してくる。
日本勢の間隙を突く
有機ELテレビは、液晶に代わる次世代テレビとして有望視されている。
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2012-1-13 0:00
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「一発必中のミルトン」が写した1枚(報道写真が写した激変する世界ピュリツァー賞受賞作が伝えたもの)
ピュリツァー賞は創設されて95年という歴史を持ちます。米国初の大統領辞任に至った「ウォーターゲート事件」の報道で、ボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインが受賞したことでも知られ、米国で最も権威がある賞の一つと言えます。しかし、ピュリツァー賞の名を世界に知らしめたのは、フォト・ジャーナリズムの分野。過去の受賞写真には、一度は見たことのある作品が多数あるはずです。その「写真の力」を感じてください。
ピュリツァー賞。この賞を耳にしたことがある人は多いでしょう。しかし、この賞がどういった経緯で誕生した賞なのか、そして、どんな部門があるかまで、知っている方は案外少ないかもしれません。
多岐にわたる受賞分野
そもそもピュリツァー賞は、米国の新聞王・ジョゼフ・ピュリツァーの遺言により、「ジャーナリストの質の向上」を目的として1917年に設立されました。
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2012-1-12 0:00
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「参院改革党」で決められない政治に決別を(脱・亡国の政治)
日本政治の大きな問題は、政治家一人ひとりが課題を理解していても、集合体として意思決定する仕組みがないこと。野中尚人・学習院大学教授は今の膠着した政治状況の本質をこう喝破する。現状打破に向け、政治家・政党の奮起を促すと同時に、参院改革に取り組むためのアイディアを提示する。
今の民主党政権への国民の評価は厳しいものがある。
野中:いわゆる「55年体制」で与党、野党が固定化されたシステムでは、日本政治が立ち行かなくなっていたのは間違いない。自民党による「事前審査制」や官僚の意向がまかり通る状況、政治腐敗など、長期政権によるゆがみはもはや看過できない状態だった。それが「政治改革」の機運が高まった背景だった。
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2012-1-12 0:00
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エッ、社長って短命じゃなく“長生き”するって本当?(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
企業のトップの方が、下々の従業員たちよりずっと長生きする。これって、ホントの話なんだろうか?
「確かに元気だ。アマゾンの秘薬とか飲んでるんじゃないのか? なんて思うことあるし」
「うちのトップも、『肉体的にも、精神的にもしんどくなってきたから、あとせいぜい頑張れて10年だ』って、こないだ残念そうに話してたなぁ。アッハハ、今、既に75歳だけどね」
「トップになった時は、ストレスで胃にポリープができたり白髪が急に増えたりしてたけど、しんどそうなのは最初だけだったかも。最近はパワー全開で、何かこちらのパワーまで吸い取られている気がする」
「っていうかさ〜、もともと生命力の強い人がトップになるってことなんじゃないの? うちの会社も先代は101歳まで生きたし、トップは金も持ってるから最新の医療も受けれるし」
元気“すぎる”トップに少々食傷気味の人であれば、こんなことをついつい口走ってしまうことだろう。
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2012-1-12 0:00
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ゼネコンに残された時間(記者の眼)
バブル崩壊以後、実に20年ぶりの回復期が訪れようとしている。
財団法人建設経済研究所の昨年10月の調査によると、2011年度の国内の名目建設投資の額は44兆6400億円と2010年度比8.5%増える見通し。さらに2012年度も今年度比2.9%増の45兆9300億円と、2年連続の着実な回復が見込まれる。内訳を見ても、政府系建設投資、民間住宅投資、民間非住宅投資の3分野のいずれもが増加する。
背景にあるのは、東日本大震災からの復興需要にほかならない。国内の名目建設投資は1992年度の約84兆円超をピークに、この20年間減少の一途にあった。地震だけでなく、巨大津波によって、広域な被害をもたらした大震災。
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2012-1-12 0:00
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中国ににじり寄る韓国(ニュースを斬る)
韓国がついに「中華世界」に戻り始めた。米国が広げた対中包囲網にアジアの海洋諸国が一斉に加わる。そんな中での韓国の「逆行」は異様に映る。米国の軍事力の被護の下、経済発展に成功した韓国だが、地政学的な位置と歴史的経緯から自由になるのは、やはり難しいのだろうか。
中国に押し切られたFTA
韓国の李明博大統領は1月9日から11日まで訪中した。9日には胡錦濤国家主席と北京で会談、中韓自由貿易協定(FTA)の交渉開始で合意した。実は、李明博政権は「農産物を含む安価な中国製品の流入と、中国経済への過多な依存を恐れ交渉は急がない構えだった」(朝鮮日報1月10日付社説)。その韓国を、中国は圧倒的な国力の差を背景に交渉に引き込んだのだ。
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2012-1-12 0:00
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攻めるau、ギャラクシー発売へ(ニュースを斬る)
KDDI(au)が家庭向けのブロードバンド通信回線とau携帯電話をセットにして料金を大幅に割り引く新サービスを春商戦に投入することが11日、分かった。これに加え、これまで国内ではNTTドコモが独占販売していた韓国サムスン電子製の人気スマートフォン「GALAXY(ギャラクシー)」の最新機種なども発売する。KDDIは昨年10月、米アップルの「iPhone」販売に踏み切ったのに続いて人気端末をそろえるとともに、携帯と固定の総合力を発揮して一気にシェア拡大を狙う。
KDDIは世帯ごとの携帯電話の契約数に応じて、ブロードバンド通信サービスの基本料金などを割り引く新サービス「auバリュー(仮称)」を近く投入する。
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2012-1-12 0:00
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「うつ」の人の社会復帰を支援します(社会起業家の「障害者支援ビジネス」)
うつ病を患う人が増え続けている。通院治療中の患者数だけでも100万人を突破、自殺者が年間3万人を超える大きな要因の1つとされる一方、若年層を中心に従来とは異なるタイプの「新型うつ」が急増しているとも指摘されている。うつ病患者の増加は経済の失速、政治の混迷、財政や社会保障制度の先行き不安など、現代日本の閉塞感やストレス過多を反映した社会的病巣の1つであり、その対策作りは喫緊の社会的課題となっている。
そんな中、企業社会の片隅で人知れず苦しむうつ病患者に支援の手を差し延べようというソーシャルベンチャーが続々と誕生している。昨年(2011年)相次いで創業したリヴァ(東京・豊島区)とU2plus(ユーツープラス、東京・港区)はその代表格と言えるだろう。
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2012-1-11 0:00
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第10話「ヨーロッパの人たちは、勘違いしてるのよ」(熱血! 会計物語〜団達也が行く season3)
前回までのあらすじ
団達也は恩師、宇佐見の友人だったイスタンブールのサーディを訪ね、自分がこれからどんな事業をすべきなのか、世界経済、そして日本経済は今後、どんな問題を抱えることになるのかについて語り合った。
この対話を経て、達也は自分が取り組むべき課題は、新しいエネルギーの開発に携わることだと気づいた。
MTCで働いていた金子順平は、マレーシアのタンの会社に移り、タンのもとで暮らしていた沢口萌と再会した。
細谷真理は、上海のリンダのもとで英語とビジネスの特訓を受けていた。
上海
「久しぶりね、ジェームス」
イギリスから上海に戻ったばかりのジェームスは、リンダの事務所を訪ねた。
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2012-1-11 0:00
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“敵対の政治”は想定外(脱・亡国の政治)
「小選挙区比例代表並立制」の導入を柱とする「政治改革」。当時、細川護煕内閣の首相秘書官としてこの実現に深く関与した成田憲彦・駿河台大学教授は今、政権交代の実現を評価する一方、「想定していなかった事態が起きている」と語る。選挙制度改革論議では、「どんな政治体制を作るべきなのか、という視点から考えることが重要」と指摘する。
(聞き手は安藤毅)
現行の「小選挙区比例代表並立制」を導入した細川護煕内閣で首相秘書官を務めた立場から、まずは現在の政治状況の評価をうかがいたい。
成田:今の衆院の選挙制度が導入された際に一番の狙いとされたのが、政権交代可能な政治ということだった。
戦後長く続いてきた中選挙区制での政治は、高度成長の果実を補助金や公共事業の形で分配し、総中流化につなげる「分配の政治」だった。
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2012-1-11 0:00
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ウッドフォード元社長は“sacked” か“removed”か(ニュースで読みとく英語のツボ)
昨年10月の騒動勃発以来、一躍世界で最も注目される日本企業になってしまった観のあるオリンパス。
事件の幕開けはマイケル・ウッドフォード社長(当時)の突然の解任だったが、筆者は、米英の主要メディアの報道を見ていて「解任」を表現する単語の多彩さに気がついた。
たとえば主要紙の第1報の見出しはこうだ。
Olympus Removes Michael Woodford as President
(ウォールストリート・ジャーナル電子版、10月14日)
In a Culture Clash, Olympus Ousts Its British Chief
(ニューヨーク・タイムズ、10月15日)
Sacked Olympus chief had sought answers to over $1bn in payments
(フィナンシャル・タイムズ、10月15日)
このほか記事本文中の表現も含めると、主要紙をざっと見ただけでもsack/ oust/ fire/ dismiss/ dump/ ditch/ depose/ remove/ demoteなど10個近い動詞が出てきた。
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2012-1-11 0:00
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年金制度に反対し、天下りを拒絶した元官僚が遺したもの(橘川幸夫の オレに言わせれば!)
敗戦の焼跡の中から日本社会、日本産業の未来のビジョンを描き、「情報化社会」という言葉を発明し、企業の社会貢献である財団活動、フィランソロピー活動の発展に大きく寄与した林雄二郎さんが、11月29日に亡くなられた。95歳の大往生である。
林さんは、絶えず社会の最前線に自分を置き、現場で起きている様々な事象に心を集め、不正義や硬直した組織を嫌い、優しい笑顔で人と接していた。膨大な知識と、独自の経験と思考による知恵は失われたが、彼の想いと意志は、ますます混乱を極めている日本社会において、引き継ぐべき財産だと思う。
林さんは戦争終結の後、戦後の日本社会を再スタートするシンクタンクであった経済安定本部(通称・アンポン)に入り官僚生活を始める。
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2012-1-11 0:00
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「同郷のよしみ」で契約獲得せよ(記者の眼)
以前、取材である企業の方と会話していた際、その方の話す言葉がとても気になったことがある。会話の端々に、記者の出身地である日本海側の某地域でよく聞くイントネーションがあったからだ。取材中、「もしかして……」と尋ねると、やはり同地域の出身者だった。しばし地元の話題で盛り上がり、その後の取材も思いのほかスムーズに進んだ。いわゆる「同郷のよしみ」というものだろう。年齢はひと回り以上離れた方だったが、その後も情報交換や交流の機会を持っている。
この「同郷のよしみ」を、国際的なビジネスの場に持ち込もうとしている企業がある。事務機大手の富士ゼロックスだ。同社は2011年から、中国や韓国、台湾、ベトナム、タイ、マレーシアなどアジア諸国へ進出する日本企業への営業体制を強化するため、日本人の支援部隊を現地に送り込む仕組みを導入した。
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2012-1-10 0:00
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「選挙制度が諸悪の根源は間違い」(脱・亡国の政治)
今の機能不全の政治は、現行の「小選挙区比例代表並立制」に原因がある。政界などではこうした見方から選挙制度を変えるべきとの声が強まっているが、飯尾潤・政策研究大学院大学教授は変更した場合の弊害を指摘。「何でも選挙制度のせいにしてはいけない」と、より根源的な問題の改革を主張する。
(聞き手は安藤毅)
衆参で「1表の格差」是正に向けた議論だけではなく、選挙制度の抜本改革をすべきとの主張が出ているが。
飯尾:最高裁で違憲状態と指摘された以上、一票の格差是正は急がねばいけない。その上で、衆院と参院とで分けて考え、しかも、同時に改革するのが望ましいだろう。
選挙制度を考慮する際の要素は3つある。
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2012-1-10 0:00
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机上で「常識」は超えられない(女性力を活かしきる「反常識」の発想術)
このコラムでは、女性読者を対象に、センス(才能)ではなくスキル(技)としての発想力を高めるための方法を解説しています。技は繰り返し練習してこそ身につくもの。なので、まずは前回の復習から始めましょう。
前回まず紹介したのは、女性が新商品・事業開発に大きな貢献を期待されていることとその理由でした。ひと言で言えばそれは「女性が消費の大半を握る中で、高いユーザー理解力が高い開発力につながるはず」という考えによるものでした。
しかしそこには大きな落とし穴があります。市場や顧客をよく知っている者はそれゆえに、既存の「常識」に捉われやすいのです。それでは、常識的な(つまらない)商品・事業しか生まれません。
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2012-1-10 0:00
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老舗旅館、450年目の復活劇(逆転思考で勝つカイシャ)
旅館が国内で減り続けている。厚生労働省「2010年度衛生行政報告」によれば、1980年代に8万軒強でピークを迎えた旅館数であったが、それ以降毎年1400〜1900軒が世の中から消え、2011年3月末時点で4万7000軒弱にまで減った。2010年度は前の年度に比べ2060軒も減少し、いよいよ減少幅が2000軒台に乗った。
おそらく状況はもっと深刻と思われる。昨年3月11日に発生した東日本大震災後の影響で、宮城県や福島県の一部の数字が入っていないからだ。地震の直接的な被害だけでなく、全国に波及した消費の自粛、原発等の風評被害が2011年に東日本の多くの旅館に重くのしかかり、おそらく2011年度の減少幅はさらに大きいことが容易に想像される。
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2012-1-10 0:00
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2012年世界を読む 指標100(特集の読みどころ)
2012年、日本経済が課せられた課題は重い。東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故からいかに立ち直るか。欧州債務危機をはじめ、日本経済を取り巻く環境も厳しさを増している。
不透明感の強い今年の日本と世界の経済を読み解くために、手がかりになる指標は何か。日経ビジネスは昨年10月から始めた「リーダーズ・バイブル100」シリーズの一環として、内外の有力エコノミスト、アナリストら、経済の目利き74人に聞き、「世界を読む指標100」を厳選してお届けする。
特集で真っ先にご紹介したのは、経済協力開発機構(OECD)の世界経済見通し。通常、年に2回更新する世界経済の成長率予測に加え、今回初めて発表した「悲観シナリオ」では、2012年、ユーロ圏、米国はともに2%前後のマイナス成長に陥るが、日本経済は0.2%に踏みとどまる。
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2012-1-10 0:00
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会社ってオモシロイ?仕事ってオモシロイ?(ビジネスという“奇妙な冒険”)
はじめまして。
面白法人カヤックの柳澤(やなさわ)と申します。
日経PCオンライン、BizCOLLEGEにて数年間連載を続けてまいりましたが、今回から日経ビジネスオンラインで連載をすることになりました。
「そもそも面白法人カヤックってなんなの?」という疑問をお持ちの方は、こちらをご覧ください。
それでも「何をしている会社なのかさっぱりわからない」という思われる方もいるかもしれませんが、まぁなんとなく面白そうな感じの会社だということは掴んでいただけるのではないかと思います。
「面白い会社」として検索してみて
さて、そんな面白法人カヤックは自分たちのことを「面白い会社である」と宣言しています。
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2012-1-6 0:00
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世界で最も教育を軽視している国、日本。(成熟時代に突入した日本へのアジェンダ)
人口の減少と高齢化の進展、自動車・電機といった前時代型の産業を中心とする産業構造、土建業に偏った公共事業頼みの経済政策これらが示すように、成熟フェーズを迎えた日本の経済は現在低迷を続けている。そして、これからの展望も描けていない。
人口が減り、高齢者が増えるということは、働ける人が減少する一方で、社会が扶養・支援しなければならない人の数が増加することを意味する。従って、これからの日本は二重の意味で経済の生産性を高めていくことが不可欠になる。
内閣官房が発表した「社会保障に係る費用の将来推計について」は、今後10年間で高齢者の割合が30%を突破し、医療・介護にかかる社会的コストは現在の47%アップとなると予測している。
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