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ニュース見出し
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2012-1-31 0:00
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政変に活路開く小沢一郎と伊藤博文(首相の権力〜この国はどう決断してきたのか)
伊藤博文の漸進主義
(前回から読む)
政変は、権力闘争のリスクと同時に事態打開のチャンスである。この瞬間を見逃すリーダーの決断は空虚だ。かつての自民党には、保守合同後の岸信介、60年安保後の池田勇人、ニクソンショック後の田中角栄と、抜け目なく政変を次の時代へとつなげる政治家が群雄割拠していた。小沢一郎が良かれ悪しかれ存在感を発揮しているのは、この要諦を皮膚感覚で知っているからだ。
「明治14年政変」(1881年)に直面した伊藤はどうだったか。急進的な「政党内閣主義」を主張した大隈は追放され、薩摩・長州の藩閥グループは結束を強めた。その上で伊藤は、民権派グループの活性化を封じるべく、10年後の憲法制定と国会開設を政権公約とした。
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2012-1-31 0:00
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「立ち上がれ、リアル・エコノミー。金融業界はあなたたちを殺している」(トレンド・ボックス)
スイス・ダボスで29日まで開催された世界経済フォーラム年次総会、通称「ダボス会議」。経済の不確実性が増す中、世界のリーダーたちは何を語ったのか。発言を追った。
「欧州各国と同じ未来を共有できることを本当に幸福に思う」
(写真:swiss-image.ch)
アンゲラ・メルケル氏(独首相):
「欧州各国と同じ未来(欧州統合への道)を共有できることを本当に幸運に思う」
「私たち(ドイツ)が望まないのは、結果的に実行できないことを約束させられることだ」
解説:
ダボス会議のオープニング・スピーチで。危機打開に向けて欧州の統合深化を進めると主張。財政再建の重要性を訴えるのみで、安全網の拡大など具体的な提案はなかった。
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2012-1-30 0:00
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ロレアル、御殿場市の生産拠点を拡充、アジア戦略強化へ(ニュースを斬る)
化粧品世界最大手、仏ロレアルグループがアジア市場向けの生産体制を拡充する。現在、中国やインドなどアジアに対する主な生産拠点となっているのが静岡県御殿場市にある同社工場。ここに新たに建屋を増設し、生産ラインを強化していく方針を固めた。ロレアル・アジア太平洋地域統括責任者のヨヘン・ザムザイル氏に、日本をはじめとしたアジア戦略について聞いた。(聞き手は佐藤 央明)
問:ロレアルグループにおける日本市場はどのような位置づけか。
ロレアル・アジア太平洋地域統括責任者のヨヘン・ザムザイル氏(写真:竹井俊晴)
ザムザイル:我々は日本を非常に戦略的なマーケットと捉えている。日本の化粧品市場規模は、依然として米国に次ぐ世界第2位、スキンケアで見れば世界第1位の市場だ。
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2012-1-30 0:00
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逆説的な少子化の打開策−結婚市場の自由化(「気鋭の論点」)
経済学では時々、普通の日本人の感覚からするととんでもない議論をする。日本人だけでなく、結婚など家族の問題を経済学で分析したシカゴ大学のゲーリー・ベッカー教授も、1970年代当時は米国でかなりキワモノ扱いされたそうだ。一方、現在の日本では、人口の少子高齢化が社会福祉政策と政府債務の持続可能性に暗雲を投げかけている。その主な要因の1つが結婚率の低下である以上、結婚に関する政策を経済学で論じてみてもそれほどおかしなことではなかろう。
結婚でも就職でも人間関係とは複雑なものだ。そこに国の政策に出る幕があるだろうか。 基本的には個々人の間の問題のはずだが、社会一般に受け入れられる規範があれば、社会的な制裁や賞賛という形で 人間関係は外部からの圧力にさらされる。
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2012-1-30 0:00
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「辛さを乗り越えていくことで、われわれは毎日『強さ』を貯金しているようなもんだね」(ユーラシア貫走録(進行中))
2011年も終わろうとする12月28日、ガリバーインターナショナル会長の羽鳥兼市氏たちガリバーチームは、イランを出国した。国境であろうと、上海のゴールまで自分の足で道をつなげることが、この挑戦のお約束。トラックで渋滞している道をランナー3人はいつものように何も持たず、徒歩でイランの国境に向かっていった。
緊張の「緩衝地帯」
税関ではコーディネーターが手腕を発揮してくれたおかげで無事出国手続きが完了。問題はここからだった。トルクメニスタンに入るためには、緩衝地帯を抜けなくてはいけないのだ。これが3kmと長かった。
国境付近に設けられた緩衝地帯は紛争を避けるためのものだが、両国のパワーがぶつかりあうところでもある。
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2012-1-30 0:00
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「実はお金があったから、科学も哲学も文学も民主主義も生まれたのです」(池上彰の「学問のススメ」)
池上:前回、米国の経済危機の原因の1つに、金融機関の経営者たちの暴走が上げられました。しかも彼らはサラリーマンにして巨額の収入を得ている。なぜ、創業者でもない彼らが、べらぼうな高給を取ることができるようになったのか? そして、なぜ暴走してしまったのか? ここで大きな疑問が浮かびます。米国は、株主による経営のチェック、いわゆるコーポレートガバナンス(企業統治)が厳しいはずです。
岩井:そういうことになっています。
会社と経営者の関係を人形浄瑠璃で例えると・・・
池上:オリンパスの経営陣による損失隠し事件でも、「日本のコーポレートガバナンスはなっていない。もっと米国型の株主主導のガバナンスが必要だ」との声がわき上がりました。
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2012-1-30 0:00
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走り出すEV産業(特集の読みどころ)
充電インフラの未整備などから普及にはまだ時間が必要と言われてきたEV。その市場が商用車分野から立ち上がり始めている。
三菱自がEV「アイ・ミーブ」を発売したのは2009年。軽自動車「アイ」をベースに、世界で初めてリチウムイオン電池を搭載したEV量販車だったが、当時はデメリットばかりが指摘された。
何より普及の壁とされたのが価格の高さだ。ガソリン車では中〜上級車にあたる価格帯で、当面の購入先は環境に配慮した姿勢を打ち出したい企業や官公庁、自治体に限られると見られた。案の定、販売は振るわなかった。
そんな状況を変えるべく、2010年夏、三菱自は商用タイプの軽自動車「ミニキャブバン」をベースに次のEVを開発することを決めた。
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2012-1-30 0:00
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「やらせ」招く企業の“咎”(記者の眼)
インターネット上の「やらせ」問題が、依然として世間を騒がせている。
事の発端は、ユーザーの口コミとランキングから飲食店を探せるグルメサイト「食べログ」内で、やらせ業者による順位操作が発覚したことにある。ネット事情に詳しい人からすれば、「何をいまさら」という感じだろうが、月間利用者は延べ約3200万人と影響力の大きいサイトだけに、一般消費者を中心に波紋を呼んだ。
カカクコムが運営するグルメ情報サイト「食べログ」。口コミ総数は320万件以上に上る
そんな中、「今こそ出番」とばかりに手を挙げたのが消費者庁だ。1月11日に開いた記者会見で、福嶋浩彦・消費者庁長官は一連の食べログ問題について「事実関係の調査をしている。
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2012-1-30 0:00
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民主党政権の迷走、伊藤博文の滑走(首相の権力〜この国はどう決断してきたのか)
1月24日、第180回通常国会が召集された。首相の野田佳彦は施政方針演説を「決断する政治」で切り出し、そして締めくくった。東日本大震災からの復興、税・社会保障の一体改革、TPP交渉と、目の前には日本の将来を左右する喫緊の難題が横たわっている。にもかかわらず、この国では決められない政治が続いている。
問題の所在は政策以前にある。国家の基本的な意思決定すら果たせない現状だ。1990年代の冷戦終結・バブル崩壊から、戦後国家を長く支えてきた自民党政権は動揺し、2009年に歴史的な政権交代が実現した。だが、漠然と期待を集めた民主党政権は迷走を続け、日本政治の閉塞感は高まっている。民主党の政権担当能力、そして指導者の資質欠如といった要因もたしかにあろう。
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2012-1-30 0:00
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「日経平均、どこまで上がる?」本音を聞いてみた(Movers & Shakers)
欧州のハードランディング懸念が僅かに後退し、日本の株式市場も最悪期を脱したかのように見える。では、過度の悲観が和らぎ、日経平均株価の底入れが続くとして、どの辺りまでの上昇が期待できるのだろうか。
1万円回復など威勢のいい数字も並ぶが、多くのストラテジストが「まあ、本音の話」と前置きした上で漏らすのは9200〜9500円どころだ。肩透かしを食らったような気にもなるが、目先1、2カ月なら下値は固いとも口を揃える。つまり、それなりの根拠があるということだろう。
「益利回り」は6%超
まずは上のグラフを見て欲しい。シンプルに過去10年余りの日経平均株価と、その時点での予想ベースのPER(株価収益率)を並べたものだ。
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2012-1-27 0:00
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2050年以降には世界全体が少子高齢化に直面する(御立尚資の帰ってきた「経営レンズ箱」)
前回、人口問題を取り上げさせていただいたところ、ずいぶんたくさんのコメントをいただいた。大半のコメントは、こちらの論旨の問題点の指摘も含めて、至極ごもっともなもので、中には大変勉強になるようなものもあった。ありがとうございます。
「粗くとも、数字で考える」ことで、具体的な議論が巻き起こる、という当初の狙いが達成できたような気がする半面、反響の大きさは、日本での人口減少・高齢化問題への興味の高さの素直な表れだとも思える。
そこで、前回の日本のマクロ経済へのインパクトにとどまらず、もう少しグローバルな視点で、人口問題について触れてみることにしたい。
高齢化は日本だけの問題ではない
まずは、高齢化はグローバルに人類全体を見ても、進行し続けるというポイントから。
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2012-1-27 0:00
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金貨つき個人向け国債は破綻のシグナルか?(成熟時代に突入した日本へのアジェンダ)
前回は、いま欧米で起きているソブリンリスクはオーバークレディット(過剰信用)リスクであり、2008年に起きたリーマンショックと同類・同根の問題であると説明した。実体経済の実力以上に信用を創造しようとしても、金融市場において必ず“ダウト”の声が掛かってしまう。金融技術を駆使しても身の丈以上の経済的果実を手に入れることはできないということである。
では、日本はどうなのか、というのが今回のテーマである。
円高は信認の証しではない
日本ではデフレ、低成長が15年以上続いているものの、今回のソブリンパニックには巻き込まれなかった。それどころか、欧米のソブリンリスクを嫌ったマネーが「円」に流れ込み、円相場は高騰、史上最高水準にある。
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2012-1-27 0:00
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日本国債が売れなくなる日(記者の眼)
財務省が25日発表した2011年の貿易統計で、日本の貿易収支が2兆4927億円の輸入超過となり、31年ぶりの赤字に転落したことが明らかになった。2月8日に財務省が発表する2011年の国際収支統計でも貿易赤字となる見通しで、国際収支ベースでは1963年以来約50年ぶりだという。
輸出は前年比2.7%減の65兆5547億円。1ドル=70円台の超円高によって日本の輸出競争力は大きく減殺されている。東日本大震災やタイの大洪水で製造業のサプライチェーンが寸断されてしまったという供給面の制約に加え、欧州の政府債務危機、さらには新興国の景気減速によって、世界経済が再びリーマンショック以来の危機に陥りかねない状況にあるという需要面の悪影響が重なった。
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2012-1-27 0:00
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Stay hungry, stay foolish(宮田秀明の「経営の設計学」)
「Stay hungry, stay foolish」。これはスティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学の学生に送った言葉だ。この言葉は普遍的に大切なことを意味している。そして、低迷する日本にとっては最も大切な言葉だと思う。明治時代、終戦から1970年代まで、日本国民は世界一hungryでfoolishな国民だったと思う。明治の困難を乗り越え、敗戦後も見事に復興できたのは、hungryでfoolishな人々がたくさんいたからだ。
残念ながら今日の日本を見ると、団塊の世代から大学生まで、おしなべてhungryさとfoolishさが弱いと思う。そこそこの豊かさに満足している。新しいこと、難しいことに挑戦しようという意欲が感じられない。
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2012-1-27 0:00
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コダック経営破たんに見る生き残りの法則(ニュースを斬る)
米名門企業のイーストマン・コダックが19日に米連邦破産法11条の適応をニューヨークの連邦地裁に申請したニュースは、企業が存続することの難しさをあらためて示すことになった。行き詰まった原因の1つは、デジタルへの対応が遅れたことにある。あまりに大きな成功を納めた銀塩フィルム事業。それだけに、新たな成長事業を生み出すことができなかったとの見方が多い。
同じ銀塩フィルムメーカーとして一世を風靡した富士フイルムホールディングス(旧富士写真フイルム)。ただし、コダックとは違って医療事業や電子部品事業、ドキュメント事業などの成長事業を生み出すことができた。両社の違いはどこにあるのか?事業再構築に携わったトップの姿勢が決定的な差を招いたのではないか。
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2012-1-27 0:00
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ユニクロの正念場は株の正念場(Movers & Shakers)
この記事は、2012年1月16日、日経ビジネスDigitalに掲載した記事を転載したものです。
株式市場の関係者にとって、寒さがことのほか身にしみる新年となっている。昨年12月30日、大納会の日経平均株価は大納会として3年ぶりに上昇して終え、相場関係者は2012年へのかすかな希望を抱いたが、現実は厳しい。年明け以降、日経平均は上値が重い展開が続く。
売買代金1兆円割れが1ヶ月続く
株式市場の寒さを端的に表すのが、相場のエネルギーを示す売買代金だ。東京証券取引所第1部ではかつて、1日3兆円が活況の目安とされたが、1月12日まで1兆円にも届かない日が1カ月続いた。欧州の財政問題や円高といったマクロ経済の不安要因を考えると、無理もない。
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2012-1-27 0:00
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ファインダーに映った「勝利と勇気」「飢餓」そして「死」(報道写真が写した激変する世界ピュリツァー賞受賞作が伝えたもの)
第1回にも書きましたが、ピュリツァー賞は米国の賞です。その写真が米国内に、あるいは世界中にどのような影響を与え、反響を呼んだのか。今回は大きな影響を与えた2枚と、地味ながら深い感動を呼んだ1枚をご紹介しましょう。
アメリカを鼓舞したザ・ピュリツァー賞写真
1945年2月、米国民は戦争にうんざりしていました。徐々に終息へ向かいつつあったヨーロッパでの戦争に対して、遠く離れた太平洋のあまり聞いたことのない戦地では、一向に状況がよくなる気配がありません。どこにあるのかも分からない、初めて聞くような場所なのに、どこも戦死者数が信じがたいほど多いのです。さらに、日を追うごとに戦死者数はどんどん増えていきます。
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2012-1-27 0:00
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半導体市場、根強い二番底懸念(世界を読む 指標100)
日本半導体製造装置協会(SEAJ)が1月20日に発表した2011年12月の日本製半導体製造装置の受注額(3カ月移動平均、速報値)は、前月比約200億円増の1008億円と、7カ月ぶりに1000億円台を回復した。受注額を販売額で除した値であるBBレシオも、前月比0.23ポイント増の1.2に改善した。BBレシオが、需要が供給を上回っていることを示す「1」を超えるのは11年2月以来10カ月ぶりとなる。
主要な半導体メーカーやファウンドリー(受託生産会社)が、増産に向けた設備投資を再開したことが背景にある。半導体市場では、韓国サムスン電子が総額25兆ウォンに上る2012年の設備投資計画を発表。
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2012-1-26 0:00
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「人生の目標?」 独身“キャリア”女性を狼狽させた48歳の岐路(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
「40歳と45歳はたいして変わらないって思っていたけど、45歳と48歳はえらく違う! まさしく人生の岐路! あ〜、なんだかもう、って感じよ」
これまでにも40代のオッサン世代の“嘆き”や“迷い”を、幾度となく取り上げてきたが、今回はオッサンではなく、オバ…、いやいや、某メーカーに勤める大学時代の先輩(48歳の女性、バツイチ、子供なし)の事例を紹介しよう。
っと、恐らくこの時点で、「おいおい、どうして男性の時はためらうことなくオッサンって書くのに、女性相手だとオバサンと、ストレートに書かないのか!」などと鼻息を荒くしている方もいらっしゃるかもしれませんが、特段の理由はありません。
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2012-1-26 0:00
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第1回「さっとアウトライン」法の効用(グローバル時代を生き抜くための術を伝授する)
仮にあなたが、今のままではグローバル時代を生き抜くことが難しいとしよう。ならば、何をすれば生き抜けるだろうか?
英語を身につけること?
IT(情報技術)ケイパビリティー?
グローバル・マインド・セット?
問題解決力?
ロジカルシンキング?
クリエーティブシンキング?
リーダーシップ?
MBA(経営学修士号)?
留学?
海外駐在?
コーチング?
早期選抜のファストトラックに乗ること?
どれもが、その「何か」かもしれない。でも、あなたはそんなに暇ではない。暇があっても、そのための努力が続かないかもしれない。努力する気はあるが、やる気が続かないかもしれない…。
「あなた」を主語にして問いかけたが、これらはすべて私や私の知人が迷ってきたことにほかならない。
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