2年後をメドに、中国でブラック・ジャックの実写版が放映される。著名なキャラクターを現地の嗜好に合わせて生まれ変わらせる。日本のコンテンツ産業が変わる試金石になる可能性を秘めている。

ホンダの八郷隆弘社長は2月24日、従来の開発体制を見直すと同時に、PHV（プラグインハイブリッド車）やEV（電気自動車）の車種を増やす方針を明らかにした。社長就任発表から1年が経過し、具体的な経営の方向性が見えてきた。

チェスや将棋で人間を凌駕するようになったAI。「最後のゴール」とされる囲碁で、人間の頭脳の限界に迫ろうとしている。

個人経営が常識だった大衆中華店でチェーン展開を実現し、毎年40店の出店を続ける。高コストの駅前一等地にこだわりながらも、安定した収益を上げるモデルを確立した。40年にわたる試行錯誤と粘りの精神で大衆市場を深掘りする。

大手牛丼チェーン「すき家」が、デパ地下に新店をオープンした。目玉メニューは税込み1080円の和牛弁当だ。業界最安値の牛丼にこだわってきたすき家だが、なぜ今、高額商品を提供するのか。

ＪＣＯＭの次世代女性リーダー育成研修はユニークで注目すべき点があった。「会社だけではなく社会をどう変えていきたいか真剣に考えるようになった」とはある参加者の弁。研修により、視座が高くなったことが伺える。ＪＣＯＭはその研修から生まれたアイデアの事業化も考えている。

家電量販各社が出店戦略を多様化している。ヤマダ電機はアウトレットと免税対応の店舗を開店。ビックカメラもカラオケを備え医薬品も販売する店舗を開いた。商品やサービスを広げ国内客・訪日外国人客を取る狙いは当たるのか。

多様な個人間レンタルサービスが立ち上がっている。中でも有望なのが駐車場のレンタルだ。貸したい人と借りたい人をインターネットを介してマッチングするサイトが次々に登場。登録している駐車場の数も急拡大している。

都市計画により中古住宅に大きな資産価値を付けることに成功したドイツ。大阪・箕面市も類似性がある立地適正化計画を2月に日本で初めて策定した。両計画を比較し、箕面市の計画が中古住宅の資産価値向上のきっかけになるかを検証する。

JR東日本で新幹線の清掃にあたる「JR東日本テクノハートTESSEI」。米ハーバード大学経営大学院の教授らがこぞって見学に訪れるほど、興味深いビジネスケースとして注目されている。矢部輝夫おもてなし創造カンパニー代表にその秘密を聞いた。