青色LEDによる3人のノーベル物理学賞受賞は、モノづくり大国日本にとって、隠れた大きな意義がある。30数年にわたり数千人の技術者、科学者に取材してきた「科学技術の伝道師」ノンフィクション作家の山根一眞氏に聞いた。

鹿児島県で整形外科を営んできた米盛病院が今年9月から救急科を始めた。地方の中堅病院がドクターヘリまで投入して救急医療を手掛ける理由は何か。米盛公治院長の狙いは“異端”だった。

東京電力と中部電力は、火力発電と燃料調達に関する新会社設立に向け基本合意した。東電と中部電のLNG（液化天然ガス）調達量を足し合わせると世界最大になる。電力業界の再編の号砲となるか。

羽田空港の深夜早朝便をより活性化させようと、終電が終わった後でバスを走らせる実証実験がスタートする。羽田の利便性が増すほど、成田空港の存在は希薄になる。成田が乗客の指示を得るには今、どんな取り組みが必要なのか。

年度予算を設けない研究開発。メセナ事業による人づくり。縁故採用・地元採用へのこだわり。インターフェロンやトレハロースなど画期的なバイオ商品をいくつも輩出した林原の人材育成方法の是非を、林原健元社長が考える。

馬との衝撃的な出会いから1年。イギリス北部の町ヨークで「私」は、馬の力を借りたプログラムを体験する。集団メンバーの個性を見抜き、適材適所を考え、自分のリーダーシップのスタイルを知るには…。糸口がつかめず「私」は途方に暮れる。

「親は子どもの代わりに子どもの人生を生きることはできません。子どもは自分の力で人生を切り開いていかなければならない。そう考えると、親にできることは子どもを支援すること、独り立ちの練習をさせることなのです」

改革できる企業とできない企業の差が際だってきた。何が成否を分けるのか。経営共創基盤の代表取締役CEO（最高経営責任者）で、かつて産業再生機構でも腕を振るった冨山和彦氏に聞いた。

日経ビジネスの「敗軍の将、兵を語る」に10年前登場した中村修二教授。その際、記者にある怒りをぶちまけていた。

企業を支えている現場のマネジャーはプレーヤーとしても多忙ですが、部下育成を怠るわけにはいきません。本連載では「部下が設定した目標を達成する」効果的な方法を説明します。「行動定着コーチング」という新しいコーチングの概念です。