2010年4月に三菱重工業が本体から切り離して、いち早く事業会社化した三菱重工コンプレッサ。コンプレッサ（圧縮機）の世界シェアではまだ6位だが、淘汰はされない。本社から解き放たれた中小企業の独立心で、米GEや独シーメンスに挑む。

グローバル企業に勤めるようになってから、自分の過去の努力を振り返ったときに、もっとも無駄に思えるのは、目的意識なく打ち込んでいた資格試験の勉強だった。

「企業の生産性や収益性と、作業の安全性や従業員の健康は同じベクトル。健康不安や疲労感が残る職場では、いい仕事はできないし、業績にも響いてくる」東燃ゼネラル石油社長の武藤潤氏は言う。

質問には、相手が「答えやすい質問」と「答えにくい質問」があります。今回は、その違いについてお話しします。答えやすい質問から入ることで、より深い話を聞き出すことができるようになります。

行政ではそのような構造を変えるチャンスが到来している。2016年から始まるマイナンバー制の導入である。

相続税増税が来年1月に迫り、節税目的でのタワーマンションへの需要が高まりつつある。一方で、庭付き一戸建てにこだわる人もいる。資産価値を求めるなら、タワーマンションか、一戸建てか。ビッグデータで決着をつける。

人材サービス大手のリクルートが16日、東証一部に上場した。時価総額は約1兆9000億円。今年最大の上場に投資家からの期待も熱く、初値は公開価格の3100円を上回る3170円をつけた。今後の戦略について峰岸真澄社長に聞いた。

三菱重工業は2012年に、一橋大学大学院商学研究科教授のクリスティーナ・アメージャン氏を初の外国人社外取締役として招いた。三菱重工を意思決定の遅い「スーパー・ジャパニーズ・カンパニー（超日本的企業）」と断じ、社内の改革を厳しく監督してきた。その三菱重工に少しずつ変化がみられ始めたという。

リクルートホールディングスが株式を上場した。初値は公募・売り出し価格を上回り、相場全体が不安定な中、株価は堅調な動きが続く。M&A（合併・買収）を通じた海外事業を成長エンジンと位置付けるが、財務諸表からは危うさもうかがえる。

今回のテーマは「闇に葬られるセクハラ」。といっても女性が受けたセクハラではない。しんどい気持ちを告白してくれたのは37歳の男性。彼の上司は女性である。いわゆる「逆セクハラ」。この問題について、あれこれ考えてみようと思います。