本格的に進む今年の春季労使交渉。組合のベースアップ要求に経営側がどこまで応えるかが焦点だ。本誌の読者アンケートからは、企業収益の拡大が続くわりに生活環境は上向かず、企業側が考える水準以上の賃上げを求める様子が浮かび上がる。

ファミリーレストラン最大手のすかいらーくが、グループ初となるカフェをオープンした。メニューや店舗設計は、同業他社のカフェによく似た、“二番煎じ”。だが、そこには客を呼び込む同社の独特の計算が働いている。

コンビニ大手のファミリーマートと、スーパーとコンビニを抱えるユニーグループ・ホールディングスが経営統合交渉に入る。苦戦を強いられている両社による規模拡大には、先行き不透明感も強い。次の小売りモデルを、どう読むか。

「なんで私は昇進できないんだろう？」。仕事で成果も出しているのに、昇進につながらないと悩んでいる女性の方々が少なからずいます。今回はそんな人に足りない、シニアマネジメント層に対する“存在感”を持つための方法を紹介します。

戦後70年の特別企画、戦後のリーダーたちが未来に託す「遺言」。第18回目は、臨済宗相国寺派管長、有馬頼底氏（82）。古都・京都の文化・伝統を守るために奮闘した「平成の怪僧」の物語をお届けする。

会社が掲げているキャッチフレーズは「Robot of Everything」。ロボット技術を多様な産業に広げることを目指している。

2005年から女性の活躍推進への取り組みを開始したKDDI。「なでしこ銘柄」を2013年、2014年と連続受賞するなど外部評価も高い。今回は、同社のダイバーシティ推進室長の小島良子氏にお話を伺った。

創業初期から急速な国際化を果たしていく企業は、ボーングローバル企業、または国際新興企業と呼ばれています。こうした企業が経営学の研究者に注目され始めたのは、20年ほど前のことでした。

もともと、黒部市の拠点は技術集積の場であることから、社内で「モノ作りの総本山」と位置付けられている。

40代以上の女性に支持されてきた通信販売のドゥクラッセだが、競合の出現で成長に陰りが見え始めた。従来の通販とは真逆の戦法で、反転攻勢に出る。