法人研修で日本企業を訪問し、中堅クラスのビジネスパーソンと話をしていると、「私にはスキルがないから不安！」とすぐに言う。しかし、この認識は完全に誤っている。

稲盛和夫氏が考案した「稲盛流コンパ」は、あらゆる組織において威力を発揮する。今回はある女性社長のケースを紹介する。もともと飲み会が大の苦手だったその社長は、ファミリーレストランでの誕生会、居酒屋での新年会を経て、今では社員食堂でござを敷いてコンパをするまでになった。その心境の変化を追う。

研修でロジカルシンキングを取り入れている企業は多い。何らかの意思決定をする際、論理的な論拠を明確にすることは必要だ。ただし、何でもかんでもロジカルに考え、理屈に沿って意思決定できるかというと、現実はそうではない。

サントリー食品インターナショナルがまたも品切れを起こした。「レモンジーナ」に続き、「南アルプスの天然水＆ヨーグリーナ」も発売直後に出荷停止となった。「需要予測を見誤った」理由を改めて追った。

これからの時代に活躍するのは、「７つの知性」を身につけた「スーパージェネラリスト」。そうした人材へと成長するための優れた方法は、「複数の人格」を使い分け、「様々な才能」を発揮している上司の「かばん持ち」をすることだ。

日本マクドナルドHDが2015年12月期の業績予想を発表した。本社スタッフの早期退職など大胆な改革が並ぶが、目玉は地区本部制の復活だ。前CEOの原田泳幸氏が廃止した同制度を復活させることは、原田体制の否定とも言える。

今年の「ピケティブーム」のような「フランス発・格差論争」は今回が初めてではない。トマ・ピケティ教授の格差研究にフェルナン・ブローデルら過去のフランス知識人が及ぼした影響について、浜名優美・南山大学教授に聞いた。

シリコンバレーに、若手起業家たちから絶大な信頼を得ている投資家がいる。ベン・ホロウィッツ。フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ、グーグルCEOのラリー・ペイジら、スター経営者が尊敬する存在である。

2014年夏、福島第二原子力発電所についての論文「そのとき、福島第二原発で何があったか」をハーバード・ビジネス・レビュー誌に寄稿し、話題を集めたランジェイ・グラティ教授に、危機を乗り切るリーダーシップについて聞く。

最強組織をつくる経営手法として、燎原の火のごとく広まっている「稲盛流コンパ」。約50年前に稲盛和夫氏が生み出した、この新しい飲み会のスタイルは、社員の心を変え、組織の力を変える。稲盛流コンパの全貌を明らかにしていく。