今回は、「劇団四季」を取り上げる。「四季の演目は観たことがない」という完全なミュージカル初心者の著者2人が、実際に同劇団看板演目の1つ「ライオンキング」を鑑賞。現場体験を基に戦略考察を実施した。

ニトリが東京・銀座の百貨店「プランタン銀座」内に新規出店した。今後も都心の幹線道路沿いなどで出店を加速し、新規需要を開拓する。銀座店でブランドの認知度を高め、店舗全体の収益を伸ばす好循環につなげられるか。

会社は本来、夢を実現する器、手段です。けれど非常に規模が大きく、伝統があり、エリート社員がそろったキリンのような会社では、働いている人たち自身も、自分が何の夢に賭けようとしているのか、分からなくなっているのかもしれません。

業績面で踊り場を迎えているような企業は、スマートフォン対応に乗り遅れたような企業。

「国産ワイン」と表示しておきながら、輸入果汁を原料に造ったワインが全体の4分の3を占めている。政府は今秋以降にワインの表示ルールを見直し、「純国産」ワインのブランド価値向上を目指す。

2014年夏、福島第二原子力発電所についての論文「そのとき、福島第二原発で何があったか」をハーバード・ビジネス・レビュー誌に寄稿し、話題を集めたランジェイ・グラティ教授に、危機を乗り切るリーダーシップについて聞く。第2回。

「同一労働、同一賃金」は、イケアの標準として、グローバルではもともとあったもの。だが、2002年にイケア・ジャパンが設立された時、それをそのまま日本に持ち込んで正しいのか、という議論があった。

コンビニや大手食品メーカーが頼る“ダシ”の黒子、アリアケジャパン。創業者の岡田甲子男会長は、強靭な精神力で“原爆病”を克服。天然調味料の大量生産で成功し、戦後の味を陰で支えてきた。岡田会長が語る「己に克つ」開き直り人生。

キリンの低迷は一般的にこの商品面、人事面という2つの理由で説明されています。しかし私は、ヒット商品を生むことができなかった、最適な人事ができなかったというのは、原因ではなく、むしろ結果だと思っています。

東京都町田市にある小さな家電販売店「でんかのヤマグチ」。山口社長は、家電販売店にもかかわらず、米、えごま油、果ては靴の中に入れるインソール（中敷）まで仕入れて売る。それもテレビ番組で人気の商品をあえて扱うほどの徹底ぶりだ。なぜ家電以外の販売にこだわるのか。今回は、その真意を解説する。