6月19日、ソフトバンクが昨年、米グーグルから招いたニケシュ・アローラ氏に約165億円の報酬を支払っていたことが明らかになった。同日の株主総会でアローラ氏は孫正義社長から「私の期待の星」と紹介され、代表取締役副社長に就任した。異例の高額報酬には孫社長の独特の考え方が反映されている。

高額納税者には医者が多いでしょ。利益を患者さんに返しなさい、と僕は言いたい。

アングロサクソン系の企業で今注目を集めているのは“マインドフルネス”である。その意味は“意識すること”である。今この瞬間に起こっていることに意識を集中し、それをそのまま受け入れることだという

かつてはオフィス街としての機能しかなく、本店を置く銀行が窓口業務を終える平日午後3時以降は閑散としていた東京・丸の内地区。平日夜や休日も賑わう街に発展したのはなぜか。そのカギはグルメを核にした「ビジネス街＋α」の機能充実にあった。

6月22日、ワタミは東京・高輪のTKPガーデンシティ品川で定時株主総会を開催する。苦境に直面するワタミ。その株主の関心はどこにあるのか。現場から、記者がリアルタイムで実況する。

4期連続の増収増益――成長著しい良品計画が手掛ける「無印良品」ブランドは、無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインで、いまや世界的な人気を誇る。 “日本発の世界ブランド”はどのようにして生み出されるのか。その背景にあるデザインマネジメントの秘密に迫る。

香港の立法会は6月18日、2017年に実施される次回の行政長官選挙の改革案を否決した。民主派が勝利したわけだ。だが、中国化という大きなうねりに呑み込まれつつある香港市民の中には、どこか諦めモードが漂いつつある。

これからは第3次産業にスポットライトが当たるだろう。その代表が観光。今からでも遅くはない。

宮崎県都城市にある霧島酒造が造っている芋焼酎「黒霧島」。いまや日本一の焼酎として福岡や東京など、全国の飲食店に置かれ、女性も抵抗なく飲まれる存在になっている。「黒霧島は地方創生の理想型」と言う増田寛也氏がそのこころを説く。